テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

世界各地で、“あの御方”は。

2012-03-25 23:24:36 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 3月最後の週末が過ぎ……もうすぐ4月?
 それにしては寒過ぎませんこと?
 予想通りに桜が開花するのか、心配になってきちゃいましたね~??

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 しんじゅくぎょえんのォ、おはなッ、みにゆきたいィでスゥ!」
「がるる!ぐるがるるぐるがる!」(←訳:虎です!ボク井の頭公園が好き!)

 今年はスカイツリー周辺のお花見スポットが賑わいそうです♪
 開花予想が当たってくれることを祈りつつ……
 さあ、読書タ~イム!
 本日は、予想を決してハズさないあの御方の登場ですよ~!

  


 
           ―― 図説シャーロック・ホームズ ――


 
 著者は小林司さん&東山あかねさん、2012年2月に発行されました。
 この御本は、1997年に刊行された『図説シャーロック・ホームズ』を改訂し、
 新版として改めて発行されたものです。

「おーッ♪ ほーむずさんッ♪」
「ぐるがるるぐるるっ!」(←訳:いま話題だもんねっ!)

 そうですね、
 映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』は公開されたばかり!
 興行成績も好調らしいわ!
 ……それはそうと、
 ロバート・ダウニーJrさんて、
 どう見てもホームズさんに……えーと、なんというか、まあ、その、
 ワトソン医師役のジュード・ロウさんの方が、
 ホームズさん役に似合――

「しッ!
 ネーさッ、それいじょうはァ、ないしょッでス!」
「がるるぐるがる!」(←訳:絶対ヒミツだよう!)

 秘密……にしておきたいのですけれど、
 誰が、いえ、どんな人物が、
 唯一無二の名探偵S・ホームズさんに相応しいのか、
 この御本は無情にも?明示してくれています。

  身長は約180センチ、
  やせ型で、眼は灰色、
  鼻は肉が薄く、顔は青白い――

 『図説』と銘打っているだけに、
 多くのホームズさん役を演じた俳優さんの写真や、
 ホームズさんとワトソンさんが活躍したヴィクトリア朝の面影をとどめる
 ロンドンの街角、
 英国やスイスの風景が掲載されているんですよ。
 ライヘンバッハの滝!
 『バスカヴィルの犬』の舞台ダートムア!
 引退の地イーストボーン!
 ケンブリッジとオックスフォード、
 ホームズさんはどちらの大学で勉強したのか……?

「きッとォ、おッくすふぉーどッ!」
「がるるるぐるっがるー!」(←訳:ケンブリッジだよー!)

 ホームズさんのファンではない活字マニアさんにも
 ぜひ鑑賞していただきたいのは、
 御本後半の
 『海外ホームズ本の誌上展覧会』コーナー!
 
 世界エスペラント大会で知り合った方々を通じて
 集めまくったホームズさんの翻訳本がずら~り♪
 チェコ! スウェーデン! フィンランド! ポーランド!
 ブルガリア! スロヴェニア! ギリシャ!
 エストニア! トルコ!
 珍しいところでは、
 フラマン語! カタロニア語! ヘブライ語!
 タジキスタンでもホームズさんの物語は読まれていますよ~!
 活字への熱意&愛に国境は無し!

「ひゃふァ! そんなにィたくさんッ!」
「がるるぐるがるーる!」(←訳:世界中からラブコール!)

 また、シドニィ・パジットさんによる挿絵が多数掲載されているのも
 ファンとしては大感激です!
 歴史好きさん、
 ヴィクトリア朝もの大好きな活字マニアさんは、
 細密に描き込まれたパジットさんの画から
 当時の文化や風俗をど~っさり!読み取って下さいね~♪

「でんせつのォ、たんていィにィ!」
「がるぐるるる!」(←訳:会いにゆこう!)


 
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