《マシーネンクリーガー》の立体SF世界！

「こんにちわッ、テディちゃでス！
　むむむゥ～ッ！　ねんりきィ～！」
「がるる！ぐるるるがるる！」（←訳：虎です！飛ばそう英国へ！）

　こんにちは、ネーさです。
　今日ばかりは《ツール・ド・フランス2019》よりも
　ウィンブルドンの錦織圭選手へ念力を送らねば……！
　センターコートでの健闘を祈りながら、
　さあ、本日は読書をサボり、
　こちらの展覧会情報を、どうぞ～♪
　
　　


　
　　　　　――　横山宏のマシーネンクリーガー展　――



　東京・八王子市の八王子市夢美術館にて、
　会期は2019年7月13日～9月1日
　（月曜休館、ただし祝日の場合は開館し翌日休館）、
　『立体造形でみせる空想世界』と副題が付されています。

「わふふゥ？？　これはァ、いッたいィ……？？」
「ぐるーるがーる？」（←訳：パワードスーツ？？）

　そうね、
　SF好きな方々＆コミックマニアさんは、
　ハインラインさん著『宇宙の戦士』に出てくるような
　機動歩兵のパワードスーツか？
　士郎正宗さんのコミック『アップルシード』に登場する
　アンドロイドさんなのか？
　と、思われたでしょうが――
　
　　

　核戦争の荒廃から復旧した29世紀の地球を舞台に、
　覇権を争う地球独立政府傭兵軍と
　シュトラール共和国軍の戦いを描くSF作品、
　それが《マシーネンクリーガー》です。

　ただ、《マシーネンクリーガー》の
　出発点というのが、
　ちょっと“異色”で。

　小説ではなく、
　コミックや絵画でもなく、
　映画やアニメでもなく。

　模型なんです。

「もけいィ？？」
「がるるるるるぐる？」（←訳：プラモデルのこと？）

　　

　1982年、
　模型雑誌『月刊ホビージャパン』の企画記事に掲載された
　横山さんの作品、
　オリジナルパワードスーツ《A.F.S.》は大好評を得、
　『ホビージャパン』誌上で連載が開始されました。

　以来、改題を経て、発表の媒体を変えつつも、
　現在も多くの人びとが
　横山さんの《マシーネンクリーガー》世界に魅せられ、
　模型イベントではいつも大人気！

「にほんッだけじゃなくゥ～」
「ぐるるるがぅるる！」（←訳：海外にもファンが！）
　
　　

　この展覧会では、
　横山さんの代表作である
　《マシーネンクリーガー》を中心に、
　立体作品やイラストレーション、
　制作過程でのスケッチ、
　オリジナルの道具なども展示されます。

「いらすとォ、かッこいいィ！」
「がるるぐるるぅ！」（←訳：SFは絵だねぇ！）

　　

　模型作家――モデラーさんであり、
　イラストレーターでもある横山さんのお仕事は、
　SF小説の挿絵、
　映画やゲーム、玩具のメカニカルなデザイン、
　CMに使われるデザインや立体作品など、
　多岐に渡っています。

　ひとつの模型から始まった
　アート史上＆SF史上でも稀な
　《マシーネンクリーガー》の世界へ、
　皆さま、ぜひ、お出掛けしてくださいね♪

　



　　　さて、ここでオマケ画像もパクッと！
　　　
　　　『グリコ』さんの
　　　《パナップ　国産メロンパフェ》は
　　　すっきり系メロン味ですよ。
　　　「さわやかッ！」
　　　「ぐるるがるるる！」（←訳：渇きを癒します！）
　　　夏のおやつに、おすすめです♫