テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

もも飴三昧♪

2009-02-27 22:58:10 | ブックス
 寒い寒い、とにかく寒い一日でした。
 こんな日には、リラックスタイムが必要ですよね、テディちゃ。

「そォでスよゥ、ネーさッ♪
 おさきにィ、いただいてまァス♪」

 『明治製菓』さんの《チェルシー 桃ミルク》、
 国産白桃使用とあります。
 美味しい!でもぉ、
 もっとミルクテイストをパワーアップしても良いな~、
 黄桃味もあればいいのにな~、
 通年販売してくれないかな~、
 と妄想が募ります。

「もぐもぐッ、
 ちゅうもんのォおおいィネーさでスゥ!」

 明治さーん、次回はサクランボ味を作って下さ~い♪ 
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ユーモア満点大笑い!なミステリを。

2009-02-27 12:48:09 | ブックス
「ネーさッ!
 わらいィましょうッ!」

 はあ? いきなりどうしたんですか、テディちゃ?

「テディちゃ、わらえちゃうゥおはなしィ、よみたいィでス!」

 ……ふうむ、昨日のTV番組の影響で、
 笑いのスイッチが入ってしまったんですね。
 では、探してみましょう、えーと……(←本棚を睨んでいます)
 よぉし、この御本にいたしましょう!



           ―― 大はずれ殺人事件 ――


 
 著者はクレイグ・ライスさん、原著は1940年に発行されました。
 英原題は『THE WRONG MUEDER』となっています。
 
 題名でお分かりのように、
 或る事件が起きました。
 場所は、米国イリノイ州の大都市、シカゴー―

「わほッ!
 ぎゃんぐゥのォ、まちィ!でスねッ」

 そうですね、映画『アンタッチャブル』の時代より
 何年か後、という頃合いでしょうか。

「あッ! あのひとォ、おさけェのんでるゥ!」

 いいんですよ、禁酒法はもう廃止されたんですから。
 それに、あの男性には祝杯をあげる理由もあるんです。
 結婚式を挙げたばかり!
 新婚ほやほや♪なんです!

「わほゥ! おめでとゥ!」

 ジェーク・ジャスタスさんは、
 赤毛にソバカス、背が高くて、もと新聞記者。
 大恋愛の末、金髪美人のヘレンさんと結ばれました。
 ああ、幸福!
 バラ色の人生!
 ……でも、心配事がなくもありません。
 目下、ジェークさんは無職も同然なのに、
 ヘレンさんときたら、大富豪の跡取り娘!
 
「えェッ? すごすぎィ!」

 ジェークさんは、しかし、妻の実家に養われるのではなく、
 自分の稼ぎでヘレンさんと暮らしたい、と望んでいます。
 そんな考えを胸に抱きつつも、
 結婚祝いのパーティでグラスを傾けていると、
 一人のお客さんがとんでもないことを言い出しました。

 《殺人をやってみせるわ、
  そして、決して捕まらないで済ませてみせましょう》

「ぷんぷんッ! ふざけちゃだめでスッ!」

 発言したのは奇人として知られるモーナ。
 そう、みな彼女はふざけているのだと思いかけ……
 なのに、ジェークさんときたら!
 
 そんな馬鹿な!
 あら、お賭けになる?
 いいでしょう!

 と、挑発に乗ってしまいました。
 
「わちゃちゃァ~、やッちゃッたァのでスねェ~」

 賭けの対象となるのは、
 シカゴ最大の豪華ナイトクラブ『カジノ』の所有権。
 賭けに乗ったジェーク自身も、
 こうなっては冗談としか考えられません。
 そりゃ、『カジノ』のオーナー職は魅力的だけど、
 いくらなんでも、なあ?
 酒の席での悪ふざけだったんだろう……。

 しかし、
 翌日の新聞には!

「うわわゥ! じけんのォ、ほうどうがァ!」

 冗談が現実に?
 それとも偶然の一致?
 ジェークさんとヘレンさん夫妻、
 夫妻の友人である弁護士マローンさんは
 半信半疑で調べ始めます。
 本当に、彼女はやっちまったのか……?

 『カジノ』オーナーにしてシカゴ社交界の有名人モーナ、
 飲んだくれの弁護士マローン、
 大物ギャングのマクス・フック、
 シカゴ警察のフォン・フラナガン、
 どこかピントのずれた登場人物たちが
 事件にいっそうの混乱をもたらします。
 はたしてモーナの予告は冗談だったのか、そうではないのか――

 笑えちゃうような状況の下に、
 本格ミステリが隠れています。
 実力派探偵作家クライグ・ライスさんの
 代表的な作品を、ぜひ!
 
「じぇーくさんはァ、かてるのかなァ??」

 その結果は……もちろん、秘密です!

 (画像はネーさ所有の旧版です。
  現在は装丁等改変されておりますので、御注意を)  
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