我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「好天の恵の意味」

2016年12月26日 | 日記

昨日の朝五時

前の晩に済ましておいた
下拵えの漬け込み汁を
キッチン・ぺ-パーで
拭き取る作業から夜が明ける。

次に拭き取った食材を
外で乾かしながら、
短時間で漬け込みの済む
材料の下拵えを始める。


(右の4っの長さ20cm強、厚さ5cmの
今回、初挑戦の材料)

幸いに快晴を予感させる
空を眺め
「この分だと、早く乾くな」
と一笑。



当初は喜多里亭のつもりが
ぽかぽか陽気に誘われて
七輪を庭に持ち出し、
ドライネットで
材料の乾燥を待つ間に、

前回の燻製時に思い付いた
七輪と燻製器の
隙間の高さを合わせる足と、
全体を載せる板を作る事から
始まる。 

早起きでもしなければ、
何時まで経っても
燻製は始まらない。

「何事も準備が肝要」
だが
一先ず、忙しいのはここまで、

乾くのも燻(いぶ)すのも、
あとは待つだけ。


初挑戦の2種を含めた
全6種の食材の燻製に要したのは、
朝5時から夕刻5時までの半日。 

立ち込めた燻煙の流れる向こうで、
今日の出来上がりを
待っている人といる。

そう思えば、
一向に苦にならず、

ところが、
一日違いの今日は、雨。

昨日の好天の恵は、

一方にあって他方にないものを
互いに融通し合って
うまくいくようにする、

たとえば、
燻製を作る者と、
待っている人の思い、

「有無相通ずる」
とは、こういうこと。 



音楽を聴きながら、コーヒーを飲み。
燻煙を絶やさぬよう、材料に見合った時間を
時計を見ながら、時が過ぎていく。



〆は、喜多里亭に場所を移し、
火のある内に七輪を持ち込み
寒に晒した里芋を焼いて頂き、
日が暮れる

師走の小春日和の
日がな一日をのんびりと過ごす
今年最後の日曜日だった。


燻製の間、 
久々に引っ張り出して聴いた
処分せずに残しておいた
名盤 「イーライと13番目の懺悔」
の収録曲 

「Stoned Soul Picnic」
(瞑想の世界へピクニックに)

作・唄
ローラ・ニーロ 

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