都電敷石を使った緩やかな階段
所在地:新宿区荒木町6と10の間 Google Map
段数 :26段(下から6・9・11段)
Photo 2014.7.1
荒木町には古い街灯柱があちこちに残っていたのだが、老朽化もあってここ数年でかなり撤去され、今では2、3本しか残っていない。 その内の一本が、とんかつ鈴新のわきに出る折れ曲がった階段の途中に残っている。 古びた街灯と緩やかな石畳の階段が絵になる景色をつくっているが、この街灯も今年中に撤去される予定とか。
民有灯 Photo 2014.7.1
というわけで、街灯(民有灯)には保存を求める貼り紙が貼られている。 これには昭和58年以前と書かれているが、かなり、というかもっと古いものなのではないだろうか。 ところどころコンクリートが剥がれて鉄筋がむき出しになってしまっていたりして、確かにこのままでは老朽化して危険と言えなくもないが、花街の記憶を伝えるものとして残したいもの。
途中には旗差しがある。花街の賑わいを今に伝えるちょっとしたデザインだ。Photo 2014.7.1
もともとは頂部にランプがあったのかもしれない。 手前に出っ張った金物の上に碍子があって、そこに電線が張られていたようだ。Photo 2014.7.1
Photo 2007.8.13
以前の写真を見返したところ、昨年までは蛍光灯があり、街灯として機能していたことが判明。 上の写真は7年前のものだが、昨年撮った写真にもまだ蛍光灯が付いていた。 街灯柱を撤去できるように、ここ1年の間に、街灯としての機能が無くされたようだ。
#階段・坂 新宿区
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