都市徘徊blog
徒然まちあるき日記
 



 歌舞伎町にブルータヒチというキャバレーがあった。

Photo 1996.11.13(ノーマル時
ユインビル(ブルータヒチ)
所在地:新宿区歌舞伎町1-9-5
構造・階数:RC6F?
Photo 2008.1.20(マウスオン) 新築中の建物

 ユインビルは歌舞伎町1丁目と2丁目の境の花道通り沿いに建っていたビル。ユインビルというより、ブルータヒチがあったビルという方が分かりやすいのかもしれない。だがこのブルータヒチの方もネットではあまり情報がなかった。昔のテレビドラマで使われていたという記載があったが、未見なので詳細はわからず。

 内部に入ることがないままになったので、どういう構造や間取りになっていたのかは不明。ただ、外見から想像すると、シャッターが下りている角の部分から入ると階段があって、2・3F部分にブルータヒチがあったのではないかと思う。ブルータヒチの店内がどんなだったのかは見てみたかった。なにしろ世代的にもキャバレー体験自体が無いわけで・・・。歌舞伎町にはまだグランドキャバレーなるものがあるそうだが、呑めないし社用族でもないので、こういう所には縁がない。キャバレーだった(ハズ)ブルータヒチに入店したりして、内部の様子を御存知の方がいたら教えて頂きたいところ。

 ユインビルの入り口は右手。左手には銀寿しという寿司屋が1Fに入居している。寿司屋の上部に、消えかかっているが婚礼葬祭の文字が読める。歌舞伎町にも昔は冠婚葬祭業者が店を構えていたのだろうか。

 ビル名のユインビルというのもちょっと不思議な名だが、上部の壁面に付く飾りなどがまた意味不明なものだった。グリンとは?、そしてその右にあるグニャグニャした線は何?、右奥と頂部にはUKとンの文字が見えるが、これもビル名とは違っており言葉としても意味不明だ。看板が錆び付いて色褪せ、ブルータヒチのブの字が落ちかかって斜めになっているなんて出来過ぎにさえ思われるが、いい味を出していた。最後の頃の怪しい姿もいい感じだと思うが、一方で最盛期の姿も見てみたかった。頂部から流れ落ちるようなネオンサインが点いているところを見てみたかったなと思う。

 飲んで遊んでという生活はしてないが、こういう建物に惹かれる自分もいるわけで、これはなぜだろう。妄想が膨らむせいなのか??

 さて今回行ってみたら、まさに新しいビルが建設中で、鉄骨が組み上がったところだった。後方に見える第80桃源社ビルと、右手の台湾同郷協同組合ビルの様子は変わっていなかった。新しいビルのボリュームは旧建物とほとんど同じ。では何故建て替えるのか? メンテナンスが悪くて老朽化が激しかったのか、もしくは内部の間取りが特殊で、少々の改造では使い回しが巧くできなかったか。なんとなくその両方であるような気がする。

Tokyo Lost Architecture  
#東京新旧写真比較 新宿区  #失われた建物 新宿区 


コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
Unknown (Unknown)
2013-12-31 20:25:51
昔、刑事ドラマ太陽にほえろ!の再放送を見ていたら、長さんが夜の新宿で犯人を捜索するシーンでこの建物がバッチリ映ってました!まだ70年代半ばで華やかな感じが印象的でした。
 
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