日曜日の夕方、何気なく、テレビのスイッチを入れたら。
小津安二郎の映画をやっていて。
ちょっと、かったるいな。
と感じていたんだけど、結果、最後まで、観てしまった。
「東京物語」です。
途中からで、ちょうど、年老いた両親が、尾道から。
東京の、医者をやっている長男の家に着いたあたりで。
往診やらで、忙しく、慌ただしい。
笠智衆演じる父親のテンポと対照的で。
美容院の娘のところでも、同じで。
都会の暮らしは、とにかく、忙しいわけだ。
じゃ、熱海の温泉にでも、と。
ところが、ここでも、戦争終わった後の若者たちが、マージャンやらなにやらで。
やかましい。
その後、老父母は、寡婦の、義理の娘のところへ。
戦死した息子のお嫁さん。
彼女だけは、二人に時間を割いて、できるだけのもてなしをしてくれる。
帰り際に、お母さんに小遣いをあげたりね。
ま、最期は、尾道での、このお母さんの葬儀前後の顛末、となるんだけど。
老妻のなくなったあと、笠智衆が近所の人につぶやくんだね。
こんなことなら生きている時にもっと優しくしておけばよかった。
一人になったら、急に日が長くなって、と。
都会と田舎の時間の流れの違いが、鮮やかで。
どうも、僕の生まれた頃の時代設定で。
この間、浅間町のお寿司屋さんに、おじおばと行ったのだけれど。
その二階で、結婚の披露宴をした、と言うから。
わが父母も、この映画の頃に、若者だったわけだ。
そんなわけで、「東京物語」でした。
小津安二郎の映画をやっていて。
ちょっと、かったるいな。
と感じていたんだけど、結果、最後まで、観てしまった。
「東京物語」です。
途中からで、ちょうど、年老いた両親が、尾道から。
東京の、医者をやっている長男の家に着いたあたりで。
往診やらで、忙しく、慌ただしい。
笠智衆演じる父親のテンポと対照的で。
美容院の娘のところでも、同じで。
都会の暮らしは、とにかく、忙しいわけだ。
じゃ、熱海の温泉にでも、と。
ところが、ここでも、戦争終わった後の若者たちが、マージャンやらなにやらで。
やかましい。
その後、老父母は、寡婦の、義理の娘のところへ。
戦死した息子のお嫁さん。
彼女だけは、二人に時間を割いて、できるだけのもてなしをしてくれる。
帰り際に、お母さんに小遣いをあげたりね。
ま、最期は、尾道での、このお母さんの葬儀前後の顛末、となるんだけど。
老妻のなくなったあと、笠智衆が近所の人につぶやくんだね。
こんなことなら生きている時にもっと優しくしておけばよかった。
一人になったら、急に日が長くなって、と。
都会と田舎の時間の流れの違いが、鮮やかで。
どうも、僕の生まれた頃の時代設定で。
この間、浅間町のお寿司屋さんに、おじおばと行ったのだけれど。
その二階で、結婚の披露宴をした、と言うから。
わが父母も、この映画の頃に、若者だったわけだ。
そんなわけで、「東京物語」でした。
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