狙いは、プラダリアです。
人気のタスティエーラやソウルオリエンス、ベラジオオペラは強くない世代とされる4歳馬。
たとえば、ダービーの勝ちタイムだけで馬の優劣を論じるのは、早計だとは思いますが、参考までに。
2023日本ダービー
1タスティエーラ 2.25.2
2ソールオリエンス 2.25.2 クビ
3ハーツコンチェルト2.25.2ハナ
4ベラジオオペラ2.25.2 ハナ
2022日本ダービー
1ドゥデュース 2.21.9
2イクイノックス 2.21.9クビ
3アスクビクターモア 2.22.2 2馬身
4ダノンベルーガ 2.22.3 クビ
5プラダリア 2.22.8. 3馬身
勝ちタイムで3秒以上の差があります。もちろん勝ちタイムはその日の馬場状態やペースによって左右されます。ただ単純に比較できるものではありません。
タスティエーラの勝った日本ダービーの1週前のオークスがダービーより速いタイムだったとよく言われます。勝ったリバティアイランドのタイムは2.23.1で2着のハーパーが6馬身差の2.24.1。そのオークスからの1週後なので馬場状態はそれほど変わらないのでオークスの方がレベルが高かったかとも言われました。
何度も馬場状態が同じでも、走破タイムは単純に比較できないと述べてきましたが、ざっくりとした能力比較の助けにはなるかも知れません。
世代間の能力比較はおいても、プラダリアが勝った前走の京都記念は負担重量が58kgで2着のベラジオオペラは1kg軽い57kg。それが今回は同斤量の58kgです。もしもハンデ戦だったら同斤どころか1.5kgか2kgは余計に背負わされるところでしょう。
それが1kg差で勝って今回は同斤量、ところが人気はベラジオオペラが3番人気でプラダリアは4番人気。まだ、オッズは変動するとは思うが逆転するまではないかな。まあ、嬉しい誤算ですが。
プラダリアは前々走の有馬記念で14着と大敗してます。相手が強かったとは言えますが、そんなに大負けするとはボクには、思えなかった。敗因として挙げられるのは、追い切りをやり過ぎて走る前にイレ込んでしまったことにあります。
有馬記念の追い切り
80.3-65.3-51.2-36.7-23.3-11.9
京都記念はソフトな仕上げに
52.2-37.8-24.6-12.4
そして今回の追い切り
53.2-38.7-25.0-12.4
仕上げに関しては、これでいいと思います。今回の大阪杯で大敗すれば言い訳はできません。好走の条件は、出して先行することだと思います。行く馬が判然としないのでペースは速くないはずです。スローの上がりの瞬発力勝負になると速い上がりがないプラダリアには不利なので、そうならないように早めに仕掛けていくと思います。あとはG1ハンターの池添謙一騎手に託するだけです。