競馬・2倍の複勝

「2倍の複勝」にもどした。

桜花賞の回顧

2024-04-09 09:42:29 | 競馬
北村宏には気の毒ですが、結果は騎手の差だと思います。マジックマンの異名をとるモレイラにしてやられましたね。

G1レースで1番人気に乗る機会は、北村宏にはそうそうあるもんではない。巡ってきたチャンスを活かすには、どう乗るか。一番まずいのは馬群のなかで捌けず脚を余して負けることでしょう。

それで位置取りを外目に取って、いつでも仕掛けられるポジションを確保したのは正解だとは思います。ところが、その外目のポジションが勝敗を分けることになるとは、結果論ですがそうなった。

アスコリは4コーナーを回って手前を換えたときに外に膨らんでしまった。そこをモレイラは逃すはずはなく、内からすくった。2馬身ほどついた着差をアスコリ北村宏は懸命に追ったが3/4馬身差に詰めるのがやっとだった。

結果的には、ボクの予想ステレンボッシュがアスコリピチェーノに借りを返すというのは当たりました。でもそれは鞍上がモレイラだからという条件でした。もしも、タラレバですがモレイラでなければ北村宏アスコリピチェーノが勝ってたと思います。それはあくまでタラレバなのでわかりませんが。

ほんの一瞬の出来事が勝敗をわけるんですね。北村宏として外目の安全索がウラ目に出て、それを見逃さないマジックマン。おそらくそうなるだろうという予想ではないですよ。

でも、そういう感じのレース結果になるんではないかという考えはありました。前走のステレンボッシュはルメールにしては珍しいミス騎乗だとボクは思っています。いや、そうではなく好騎乗だったという見方もあります。それは個人的な主観の違いなので証明のしようはありません。

結果がすべてとは思いません。デティールの積み重ねが結果に結びつく。そう改めて予想の難しさと面白さを痛感させられた桜花賞でした。
コメント
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