アーモンドアイに勝たれるから、戦意はなかった(笑)
ところが府中は前の夜から雨が降っていると言う。そこで、ひょっとしたら勝機があるかなと考えるところから始めた。
どれくらい降ったかが問題だ。またはどれくらい当日乾くか。4Rの未勝利戦の芝2400mが2.26.2の勝ちタイムで上がりが36.3。1、2着馬の上がりが35.3と35.5。これは参考にはならない。未勝利戦の2400mはレース数が少ないので基準にならないが、かと言ってパンパンの良馬場でなく発表は稍重だ。
次の5Rは1600mの新馬戦。サトノフラッグの妹サトノレイナスが勝って1.37.7。このタイムも参考にはならない。それでも上がりがサトノレイナスが34.1だ。これで安田記念の上がりはおそらく33秒台ではないかと。
続く6Rも新馬戦1400mで走破タイム1.23.7。ここで馬場差を1.0秒くらいと想定した。8Rの3歳上1勝クラスの1400mが1.21.5のレース上がり34.8。勝馬は差して34.0。1000m通過が58.0。これで安田記念の勝ちタイムが1.30秒台でなく、かといって1.32秒台でもない。と予想する。
ということは、ここ3年の安田記念の勝ちタイム1.30.9〜1.31.5くらいに入る。つまり良馬場だ。しかしJRA発表は稍重のまま。それはもういい。レース上がりが前3年の34.4、34.5、33.9で上位馬各馬は33秒台では。
9RのホンコンJCT2勝クラスの2000mが2.00.2でレース上がり34.8。ただし、8頭立てで1000m通過が61.0のSペースだ。ここで2着のシャドウアイランドの上がりが33.4。
最終結論は馬場は良馬場だが、アーモンドアイの好きなトランポリン馬場ではない。馬によっては馬場が緩かったという敗因にもなる馬場だ。つまりつまりアーモンドアイが簡単には勝てない馬場とみた。
もう少し馬場の回復が遅れたらインディチャンプやアドマイヤマーズ向きの馬場だったはずだ。高松宮記念の道悪で強烈な末脚で追い込んだグランアレグリアは藤沢厩舎の馬だ。藤沢厩舎の馬は良馬場なら巻き返すと予想TVでキムラくんがよく言う。その通りだった。
馬場が明暗を分けた。アーモンドアイの新記録はお預けになった。