おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

最強寒波

2023-01-23 12:45:30 | 福島
 明日あたりから、この冬一番の最強寒波がやって来るという。日本海側は暴風雪、太平洋側でも雪雲が流れ込み、積雪のあるところもあるらしい。

 同じ福島でも横に長い地形から、会津地方は大雪でも奥羽山脈が壁になって大した雪でないことも多い。特に最近は温暖化の影響からなのか、積もってもその日のうちに溶けてしまうことも多く、10年前に福島に来た時のように何日も雪が残り続けるということがなくなった。そんなこともあって、今年は冬タイヤに交換していない。かなりのギャンブルだが、雪が積もったら車を出さなければいいだけの話である。

 10年以上乗った愛車も、ずいぶんガタが来ていて、そろそろ買い替え時期に来ている。冬タイヤは3年以上前に買ったので、すでにゴムが古くなって冬タイヤの意味をなさない。かといって、ここで買い替えても今の車をこれから3年乗るかどうかわからない。冬タイヤの規格が同じで、別の車を買ってもそのまま使えればいいが、車ごとにタイヤの大きさが違うので面倒だ。そんなこともあって、冬タイヤを新調するのをやめた。

 明日からの寒波で雪が積もればランニングできなくなるので、今日は午前中走ってこようかと考えていた。が、朝からすでに雲行きが怪しい。下手をすれば午後からでも雪になるかもしれない。そうなると車を出せないので、午前中に買い物を済ませておくことにした。少しくらい道が凍っていてもランニングにはあまり支障はないが、車はそういうわけにはいかない。

 積雪で怖いのは、交通機関が止まってしまうこともあるが、忘れがちなのが積雪による停電である。そうなると水は出なくなるし、暖を取ることもできなくなる。準備しておくのは、水の確保、携帯コンロに使うガスボンベ、石油ストーブを使うための灯油、懐中電灯のための乾電池。とりあえずは最低このくらいは揃えておきたい。

 冷蔵庫は停電しても、家の中が冷蔵庫みたいなものだから、冷凍食品もすぐにダメになるというわけではない。野菜なんかはわざわざ雪の下に埋めて、雪下野菜として売っていたりする。そのほうが糖分が増すからだ。というわけで、とりあえず最強寒波に対する備えを終え、ひと安心だ。三日くらい家に閉じ込められても全然大丈夫。

 それにしても、地球環境の変化で、ゲリラ豪雨だの線状降水帯だの、今まで経験してこなかった気象を経験するようになった。雪に関しては、まだ大雪くらいの経験だが、そのうち2倍3倍の降雪が来たり、信じられないくらい低温になったりと、新たな気象用語を発明しなければ説明できないようなことになってくるに違いない。覚悟しておいて損はない。
コメント
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