週に一度のお休みというものの、ゆっくりしている暇はない。静岡の妹一家が滝桜を見に来たいというのだ。昨夜はハワイアンセンターに泊まり、その足で滝桜に寄って静岡に帰るという日程だ。
で、昼飯にカフェで食事を摂ってもらうために、普段通りの準備をする。食材を買いに行き、下準備も済ます。と、前触れもなく突然やって来た。もう少し余裕があると思っていたのに、早めにチェックアウトしてまっしぐらにやって来たようだ。
昼飯を食った後、少しのんびりした後は、ここまで来たのだから滝桜を見て帰るという。午後になるとポツポツと雨が降り始め、あいにくの天気になったが、この様子だとかえって観光客はほとんどいないんじゃないだろうか。
しかしながら、桜はほぼ散ってしまっているというのに、観桜料ひとり300円はしっかり取られた。満開の時と、散ってしまってしょぼくなった桜でも値段が同じというのは納得が行かないが、滝桜を保存するための寄付金だと思えば、それも仕方ないかとも思う。
滝桜は8割が散っていた。が、そこは日本三大桜だけのことはあり、初めて見る人間には見応えがあったようだ。というわけで、とりあえずは満足した様子で帰路に着いた。「静岡までどのくらいかかる」と聞くと、「休憩を入れれば6時間くらいですかね」と言う。甥や姪をそれぞれの場所で下ろして帰り着いた頃には、すっかり夜も更けているだろうな。
今日はある程度描こうと思っていた安達太良山と桜の絵は、思ったより時間がなくて、少しだけ描いたところで終わった。
