フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

ちゃんぽん食べたか

2022年06月07日 22時29分50秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
稲佐山平和記念音楽祭2022 -長崎から世界へ-

まあ、行かないんだけども。(そもそも暇と旅費がなあ・・・)

それにしても「夏 長崎から」が終了してはや16年にもなろうかという昨今ですよ。2006年8月6日、群馬からわざわざ見に行って、あまりの人混みにさださん出てくる前に会場を離脱してホテルのバーでゆっくり過ごしていたという、あの本末転倒な長崎滞在から16年経とうと言うことで、いやあ、時の流れは振り返ると早い。いや、ホントあの時は人混みに激酔いして正直炎天下にいられる体調じゃなかったんだもん。
そんな人混み嫌いなぬたりであるので今にして思えば正直あのイベントの意義や良さを深く噛みしめる事はできていなかった。ぬたりは2002年の第16回から2007年の第20回まで5回見に行ったわけだが、ぬたりが行き始めた頃から終了を匂わせていたので、徐々に人が増えていって、第19回あたりから会場はすごいことになっていた。だから余計に心に余裕を持って会場に立つという感じじゃなかったんだろう。まあ、当時はやたらさださん界隈に対して意味も無くツッパッてもいたしな。えーと、若気の至りですので関係各所の皆様、笑って許してくだされば幸いです。本人はいたく反省しておりますので。
ぬたりの気づきは「夏 長崎から」終了の2年後、2008年の8月6日。本当に気まぐれで、冷やかし気分で行った後継イベント「夏 まだまだ長崎から」の会場でのこと。
あれ? なんかここ心地よい。
そんな感想を持ってからだ。
会場ははっきり盛り上がっていない。相当に広い会場に観客はぱらぱら程度。演者の知名度もお世辞にも高くない。それでもなんかまた来年来たいな、という感想だったのだ。
翌年あたりからは「わざわざ群馬から行きたい」と思わせるものの正体を自分なりに分析することもできた。要はお祭り騒ぎと人混み酔いで余裕がなかったぬたりが、今まで会場に息づいていた小さなものに気づけていなかったんだな、と。
あまりにもささやかなので、それを「平和」とは呼びたくはないが、8月6日、都市部に核爆弾が落とされてあまりにも多数の市民の無差別殺傷が行われた日、数日後に同じ無差別殺傷が行われる町で音楽イベントを聴く。犠牲者の数はそれだけでは数字の羅列でしかないが、その数だけ奪われた人生があり、生活の蓄積があったと考えればその事実はあまりに重くて気が変になりそう。そして、それを繰り返さない様に、という道のりはやっぱり重いし難しい。実際今これを書いている時点でも、原爆ではないにせよ火薬の影響で傷ついて、下手したら死んでいる人がいる。
でも、自分は重い歴史を持つ場所で生きて音楽を聴いている。そしてそんな場を必死に作ろうとしている人がイベントの関係者の数だけいるという事実がある。
そして、音楽って楽しい。
そんなことをのんびりと考えられた時間だった。

今回行われるイベントは無料ではない。それだけに楽しむことをメインに考えてもいいだろうし、8月6日に久しぶりに稲佐山でさださんの歌を聴くファンは、「さださんが「長崎から」で頑張ったから後を受けたこういうイベントができるようになった」と誇らしい気持ちになっていいと思う。
けれども「長崎から」終了当時に、やっぱり8月6日の稲佐山には音楽がなきゃ、とバカ正直にイベントを開催していた偉大な人たちがいたという事実があってこそ、後継となるようなイベントをさださん以外がやってもいいんだという機運が植え付けられたんだ、と、声を大にしてぬたりは断言させていただく。あの会場には、少なくともそんな「さださんがどうこうじゃない。俺たちがやるんだ」という空気に満ち溢れていたもの。
これを否定できるさだファンはほとんどおるまい。だって「まだまだ長崎から」の会場にさださんのファンはほとんどいなかったんだから。あの現地の空気感があったから今があるんだぜ、と言うぬたりの主張を覆すことはできないはず。

でまあ、何が言いたいかというと、「まだまだ長崎から」の会場のみで売っていた「リンガーハットの焼きそば」はとってもおいしかったので、店舗での販売も考えてみんかリンガーハット様。と言うことなんですけどね。
焼きそばってリンガーハットのお店のキャラとそれなりにマッチすると思うんだけどなあ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする