1031ビジネス・コンサルティング

経営コンサルタントの目で、日々の出来事から、参考になるキーワードを取り上げて、解説したり、情報発信をします。

NAOTO & 清塚 信也 アコースティック・デュオ コンサート

2022-01-29 22:47:43 | 独り言
オミクロン株の影響が全国的に広がっている最中ですが、家に閉じこもっているだけではストレスの蓄積も半端ではないため、久しぶりに心を癒すため外出しました。
タイトルの通り「NAOTO & 清塚 信也 アコースティック・デュオ コンサート」を聞きに行きました。
地元奈良県からツアーがスタートするようで、会場はオミクロンにも負けず結構フアンが詰めかけていました。
清塚さんの話術と落ち着いた先輩格のNAOTOさんの軽妙な掛け合いが、音楽技術のレベルの高さを一層盛り上げ・・・・・・
というか、実は清塚さんの話に笑い転げて、この人が本当に音楽の世界で数々の賞を取った人かと思うほど面白く、話し終わってからの演奏のすばらしさとのギャップに感動しました。
演奏曲はほとんどが知っている有名な曲だったので、最後まで楽しめ、時間の過ぎるが早すぎるほどでした。
コロナ禍で気持ちがすさんできそうになりますが、一服の清涼剤を味わった感じとでもいうのでしょうか、演奏が終わってとても気持ちよくなりました。
さすがプロ中のプロの音楽とでもいうのでしょうか、たまには息抜きに生演奏を聴くのもいいですね。
マイクを使わず本当の生演奏のすばらしさ、古い建物ですが、奈良文化会館の音響もよく、お二人は置かれているYAMAHAの象牙の鍵盤や楽屋の設備などの古さを揶揄しながらも、楽しく盛り上げてくれた感じでした。
お二人はこれから中国地方から九州を回り、ツアーを続けられますが、オミクロンに負けずに楽しくも素晴らしい音楽を日本中の皆さんに届けてほしいと思いました。
皆さんも機会があれば、ぜひ楽しくも素晴らしいお二人の音楽とトークを楽しまれてはいかがでしょうか。
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事業復活支援金

2022-01-25 00:21:00 | 独り言
新型コロナウイルス感染症により、大きな影響を受ける中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者に対して、事業規模に応じた給付金が支給されることになりました。
ただ申請にはいろいろな条件があります。
まず、下記のHPをご覧ください。

https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_fukkatsu/pdf/summary.pdf

詳細について説明されていますが、何よりコロナウイルス感染症の影響を受けていないと受給できません。
そして、2021年11月から2022年(今年)の3月のいずれかの月(対象月)の売上高が、2018年11月から2021年3月の間の任意の同じ月(基準月といいます)の売上高と比較して50%以上または30%以上50%未満減少した事業者の方が給付対象となります。
中小法人だと最大で250万円、個人事業主だと最大50万円支給されますが、気を付けないといけないのは、上述の期間の各5か月の売上の合計と比較する基準月の売上を5倍した差額が給付される金額になるということです。
たまたま大きく落ち込んだ月の売上が比較月の30%から50%減少だとしても、比較する年の5か月の売上合計が落ち込んでいるはずの月の売上の5倍しても同額であったり、それよりも下回ると給付金は出ないことになります。
WEB申請になりますが、申請のための書類等結構たくさん求められていますし、事前確認の制度もあるため、HPなどで募集要項をよくご覧になって申請してください。
申請期間は1月31日から5月31日までとなっていますが、今年の3月まで様子を見るのもいいのですが、締め切り間際は混雑し受付がパンクする恐れもあり、早めに準備し申請しましょう。
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田園都市国家構想

2022-01-06 18:39:48 | 独り言
昨年の6月26日からこのBLOGで「自動搬送車を活用した地方創生  地方から起こすエッジ・イノベーション  第1回」を地方の活性化のために書き始めました。
その項は7月29日でいったん終わりにしています。
実は11月11日に「地方からデジタルの実装を進め、新たな変革の波を起こし、地方と都市の差を縮めていくことで、世界とつながる「デジタル田園都市国家構想」の実現に向け、構想の具体化を図るとともに、デジタル実装を通じた地方活性化を推進するため」のデジタル田園都市国家構想実現会議第1回が開催されました。
12月には第2回も開催され、国家構想として動き出し、大いに期待しています。
多くの識者が参加し、これからの新しい日本の創生に向けて、地方の活性化からスマートシティ構想やスーパーシティ構想に結び付けていくというものです。
小生の提案する「エッジ・イノベーション」の実現に向けて、いろいろな項目が提案されています。
各項目は素晴らしく新たな時代の到来の予感を感じます。
まだ一部の県知事などの参加ですが、早く成功事例をあげ全国に広げていってほしいものです。
現状の地方それも中山間地域やいわゆる「ぽつんと一軒家」の高齢者なども、現状の生活を維持しながら年齢を重ねても、体力の衰えを感じるようになられても、今のままの生活ができるだけできるような施策、対策が求められます。
金を掛けないイノベーション、それにはデジタル技術を活用したイノベーションが求められます。
残念なのは5Gなど基地局の整備だけでもコストがかかること。
スマート農業等の広がりで、仕事が3Kでなく生きがいややりがいを感じる1次産業としての農林水産業の確立、そこそこの人で少子高齢社会の中でもそれぞれの産業が成り立つ社会の確立、その技術の海外展開、多くの課題や項目出しは素晴らしいので、実行計画に落としながら各県の役割分担の明確化、スケジュール化、成果の公開、展開、海外への技術輸出に発展してほしいものです。
武器開発に力を入れる国々の国民を守るためには、武器ではなく生活を守ることであり、そのためのノウハウを広めていくこと。それがこれからの日本に課せられた役割ではないでしょうか。
コロナで傷んだ財政の整備、企業の活性化、経済を回しながら若者の生きがいの再生産を目指す必要があります。
国のリーダーシップを生かしながら、どこまで地方がそうした動きに対応し成果を上げていくことができるのか、国ももっと情報を公開し日本の隅々まで「デジタル田園都市構想」が広がり、全員参加で推進できることに期待したいものです。時間が掛かれば、残りの人生の少ない小生などは、その成果を見ることができないのではと、老婆心ながら心配なのです。
若い皆さんの参加で、田園都市よりも田園村や田舎からイノベーションにつなげてほしいのですが・・・




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50年以上前に学んだ「国家独占資本主義」論

2022-01-04 18:26:57 | 独り言
学生時代ゼミで社会に出たら学ぶこともないと思い、マルクス経済学をあえて専攻し、資本論を仲間たちと合宿しながら学んだ。
全く理解できず、仲間たちの活発な議論についていけず、ゼミ以外はほとんど音楽クラブでギターを弾いていた。
最近コロナ禍で さらにはオミクロン株など変異株の流行に世界がほんろうされているが、ふとアメリカやヨーロッパなどの資本主義国で、GAFAに対する規制などの記事を見るたびに、ウイズコロナ、アフターコロナ時代における彼らの変化に注目せざるを得ない気持ちが湧いてきた。
それは非資本主義国家でもある中国やロシアの経済発展の陰りと、軍備の増強策のためでもある。
学生時代に学んだはずであるが、国家独占資本主義は,GAFAに見られるような独占的資本が「独占利潤の追求とその存立の基盤である資本主義体制の維持を目的に,国家権力を従属させ経済社会に支配力を確立している資本主義」のことで,「資本主義の最高の発展段階」であり「独占資本主義の高度な形態である」とされ、第2次大戦以降国家による経済への政策的介入や規制などの制度化が広く進展したといわれている。
近代経済学者などからは、日本などの戦後の成長などの説明ができないなどとマルクス主義的「国独資」論は批判もされているが、資本主義はその発展の過程で資本の集積と集中を進め、巨大資本の登場によって過剰な資本を抱えた経済になり、現在のような経済停滞社会の中では過剰な資本を抱えたままで、利益を生むために資本投下先を探す必要に直面している。
その資本投下先を入手するため、すでに「死滅しつつある資本主義」としての政策的延命策は軍事経済化に再度進む可能性もあるが、幸いにも今世界はSDGやESGなど地球環境や人間中心社会への意識が高く、経済活動の停滞化を新たな持続可能な社会の実現に向けてトレードオフの関係にもなる課題を解決しようとしている。
中国や北朝鮮などの動きが気になるが、国家の機能が従来BATHのような独占資本のために役だったことは否定しないとしても、中国の最近の動きはそうした巨大資本に対して規制を強化しており、ただ民間資本であるが故にかもしれないが、変化もみられる。ただ「共同富裕」政策が中国をどの様に変えていくのか、一帯一路政策同様注目に値する今後の政策ではある。
資本主義の将来がどのように変化していくのか、世界の動きを見ていると、何か新たな変化が起こりそうな予感がする。
そのためか「国家独占資本主義」論をふと思い出し、アメリカの動き、中国の動きなど、世界の大国がどのように変化していくのか、その中で揺れ動く日本の立ち位置はどうあるべきか、新年の初めに当たって、つい気になってしまった。
良い方向に進む社会の実現に期待したいものだが・・・・
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謹賀新年

2022-01-01 00:09:22 | 独り言
あけましておめでとうございます。
今年の干支は「 壬寅(みずのえとら)」。
陽気をはらみながら春の草木が生じる意味があり、厳しい冬を越えて、いよいよ芽が吹き始め、新しい成長の礎となる年のイメージです。
コロナに打ち勝ち、いよいよ活動の場が広がりそうでワクワクしてまいります。
年末東京の小売市場の視察に参りました。
リベンジ消費の真っ最中というのでしょうか、百貨店もスーパーも閉店まで人だかりが途絶え内容でした。
大丸東京店ではあるスイーツが整理券を配っているので番号を見たら800番台。
並んでいる行列の最後はまだ600番台ということで、2時間半待ちの様子。
どこかで時間つぶしをする必要がある状況でした。
それでも並んで買う消費者心理。
日本橋高島屋も三越伊勢丹も、それぞれがそれぞれのフアン顧客を取り込んでいるようでした。
では横浜はどうかと、翌日港みらいから横浜高島屋などを視察。
遊園地も家族連れでいっぱいの人。
観覧車は30分待ち。
ディズニーランドはどうなっているのかとふと思った次第です。
横浜高島屋に行くと、食品売り場ではあの華正樓をはじめ、多くのテナントがここが最後尾というプラカードを持って列の整理をしていました。
年末食料品の売り場は全国同じ傾向ではないでしょうか。
ただファッションフロアなどに行くと、予想通りの状況で、ゆっくり商品選択ができる空間がぽっかりという感じでした。
銀座に戻って、1丁目から8丁目までじっくりと店舗を見て回りましたが、ラグジュアリーブランドもそれなりの混雑。
松屋、銀座三越、銀座エイト等それぞれの店舗が多くの集客を誇っているようでしたが、消費者の動きを見ながら感じたのは、個々の消費者の選択消費の目、本当に好きなもの、買いたいものを選んでいるようでより厳しい購買行動を見せつけられて気がします。
リベンジ消費とマスコミなどでは囃していますが、新年を迎えての消費はどうなるのでしょうか。
バーゲン待ち、気に入ったものしか買わない、そんな厳しい消費者を感じます。
そうした消費者の価値観に合わせるためどのように商品を開発し、販売していけばよいのか。
新たな年は新たな成長の基礎となる年の干支、「顧客価値」の見直しを図り、既存製品のブラッシュアップをどのように図り、市場に投入していくか、商品開発だけでなく、店頭のサービスに至るまで、カスタマージャーニーのどの接点ででも、共感を呼ぶ商品化、販売を目指す必要があります。
ますますマーケティング力、商品開発のプロセスでの技術力が問われる新年ではないでしょうか。
顧客との接点、タッチポイントを大切に、サービス面でも気の抜けない非常に競争の厳しい年になりそうです。
人材の活用、開発力、技術力、それらの総合力、そうした力を結集しても、情報発信面でもおろそかにできない販売力をいかに醸成していくか。
オウンドメディアとは、商品のシールからパッケージ、HP,FB,インスタ等すべて顧客の目に触れるものがメディアです。
どれかが顧客の価値観と会わなければ、違う、嫌い、合わないで目を向けてもらえません。
さて、新年は何から整備して商戦を乗り切っていかれるのでしょうか。
小生のキーワードはマーケットインではなく、「バリューイン・バリューアウト」です。
消費者の価値観、つまりターゲット顧客の感じている価値観に合わせた、企業としての商品価値・顧客価値を工夫し、商品展開を行い、情報発信する必要があります。
それが顧客の琴線に触れたら、購入につながりSNSなどで「○○バエ」として口コミで取り上げてもらえるかもしれません。
商品の展示方法や、商品そのものの見栄えさえ、気を遣う必要があります。
厳しい商戦がまた始まりました。
それは単にマーケティング力の勝負だけでは収まりそうにない競争です。
あなたの役割は?





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