1031ビジネス・コンサルティング

経営コンサルタントの目で、日々の出来事から、参考になるキーワードを取り上げて、解説したり、情報発信をします。

2017年 新年に思うこと

2017-01-02 11:53:30 | 独り言
あけましておめでとうございます。
新たな年を迎えて、希望に燃える反面、残された人生で何ができるのか、何をすべきか、非常に悩む年齢にもなってきました。
今、「ものづくり・サービス補助金」の支援を行っていますが、中小製造業にとって、新たな設備投資が本当の利益を生む糧になるのか、
宝の持ち腐れにならないのか、社長の思いを聞きながらの申請支援となっています。
それなりの投資を行うのだから、どこまで経営に関して真剣に考えて取り組んでいるのか、社長の思いを図りながらの支援ですが、今回の
皆さんの意気込みは真剣そのもので、支援のし甲斐を感じます。アベノミクスにどのように対応しながら自らの事業の繁栄につなげていく
のか、問われている部分をどのように認識して、今後の事業運営を行っていくのか、多くのライバル企業の申請に立ち向かいながら、今回
は申請する必要があります。個人的には金融機関の下で40社以上の認定を受け、連携先支援センターの実績は80社以上となり、それなりの
貢献をしてきてはいますが、厳しい競争をどのように勝ち抜いていくかは、申請の認定を受けてからが大切。アフターフォローも大切に
なってきます。金融機関がどこまで親身になって、事業の中まで入っていけるのか、金融機関も支援方法を工夫する必要があります。
単なる金貸し業から脱皮する機会ととらえてほしいもの。トランプ政権での「巣ごもり国内景気向上策」ではなく、地球儀的な俯瞰対応を
どのように行っていくのかが、日本経済の課題にもなります。
今年も自らのテーマとして、製造業の支援と農業の活性化を果たしてはいますが、どこまで役に立つことができるのか、新たな気持ちで
どのように取り組んでいくのか、真剣に考え悩むところです。
製造業においてはもう一度「デザイン思考」の原点に返り、ものづくりを見直したい、そして農業においては「ストーリー」の大切さを
語っていきたいと思っています。しかし、その中身をどのようにブラッシュアップしてこれからの時代に対応した内容にしていくか、
今までの自らの経験に裏打ちされながらも、新たな思考を取り入れた支援活動のあるべき姿を、今後も模索していきたいと思っています。
企業や農家の役に立つのではなく、一緒に前に進んでいきたい思いでいっぱいです。
時間が足らない、そして残された時間も少ない、そんな今をどのように乗り切っていくか、新たな課題が増えて、気を引き締めなおして
いるところです。
陽明学的には今年の「采配」如何で来年の動きが大きく変わるとのこと、課題は先延ばししないこと、信念をもって解決していくことが
重要かもしれません。
良い年であったといえる年にしたいものです。
コメント
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