1031ビジネス・コンサルティング

経営コンサルタントの目で、日々の出来事から、参考になるキーワードを取り上げて、解説したり、情報発信をします。

イズミヤの改装

2014-07-19 11:36:09 | 独り言
地元のスーパーイズミヤが改装オープン2日目。
土曜日でもあり混雑を予想し、早めに訪問してみました。
百貨店のスーパー「オアシス」と統合後、どのような新しさを加えてくるのか、楽しみにして出かけました。
マグロの解体ショーなど、近大マグロを取り寄せてのイベント開催。2階にはマツヤ電気、さらには100円ショップも開店予定とか。

小生の住む場所は都会から比べると、田舎ではありますが、消費者としての目は肥えているつもり。
ケースを変えただけの店づくりで、商品的な新しさを感じません。
改装して、何を地元の消費者に勧めようとしているのか、整理された陳列台に商品は並んでいるだけ。
成城石井のような、商品を探すわくわく感が出ないのです。
駅前にはヨーカドーの支援を受ける近商があります。
さらにイオンがオープン予定。
その激戦区に先に改装オープンする手腕を楽しみにしていただけに、正直がっかり。
消費者は商品の購買に際し、何を選択肢としているのか、顧客価値の理解ができていない感じがします。
キレイにしただけでは、後からできる新店舗がはるかに優れているはず。
それまでに消費者を囲い込むつもりなら、イベントも大切ですが、日々の必需品の購買のために、どのような努力をし品ぞろえをしているのか、もっと訴求する必要があります。
店としての商品構成も大切ですが、それぞれのテナントが限られた店舗面積の中で、どこまでその特色を出すことができるのか、土日型なら、圧倒的にイオン有利な店構え。
改めて改装投資の恐ろしさを実感した次第です。
1年後の結果が楽しみ、10月にイオンができるので、どのように立て直してくるか、それもまた注目したいところ。
まるで負け犬的な発言は、頑張ってほしいからこそのエールと思ってほしいイズミヤの改装オープンでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クロアチア旅行

2014-07-04 22:42:31 | 独り言
先月に続いて、クロアチアなど東欧の国を回ってきました。
相変わらず日本の若い方たちの旅行客の少ないこと。
ツアーや個人旅行を含めても、本当に日本人観光客を見る機会が減りました。
ただ、クロアチアはさすがに日本人観光客も多く、個人旅行を楽しむセレブっぽい日本人家族(?)も見られました。
若者はしかし少ないのが現状。
時間も金もゆとりがないのでしょうか。
中国や韓国の観光客は数倍日本人よりも多く、しかも若者たちもあふれています。
これが今の日本の現状なのです。
「若者よ海外を見よ!」と叫びたくなります。
旅行しながら、団体の食事を見ていると、中国や韓国の旅行客の食事は日本のツアー客よりも少しランクが上の食事をしているようでした。
日本人の団体客、中でもおばさん連中が結構噂している声が聞こえてきます。
失われた20年、日本経済の歪はこんなところにまでと、冗談ともなく感じた次第。
旅行社の経費削減なのか、利益主義なのかもしれませんが、旅する観光客の思いは屈辱の何物でもありません。
昔優越感に浸っていたつけが、今きっちりと返ってきています。
若い人たちが肌でどのように感じるか、本当に知りたいところです。
現状に甘んじる若者が多くなったと聞きますが、海外に出て外から日本を再認識し、これからの日本を自らの手で変えていってほしいもの。
東欧諸国の風景を見ながら、その自然のきれいさと、戦争の痕跡、小国の経済的ゆとり、先月訪問したシンガポールとの違いなど、いろいろと感じさせられる旅行となりました。
どうすれば、今の若い人たちに昔のよき時代を取り戻してもらえるのか、繁栄というよりもゆとりある充実した生活をそれなりの生活レベルで継続させること、それができる国になってほしいと感じた次第です。
このままだと一層縮じみこむ日本になりかねません。
広くいろいろな仕事に挑戦しながら、これからの自分の道を捜し、心豊かな生活を送ってほしいもの。
そのためには、企業人が頑張り、経済の立て直しが必要。
そして農業の活性化、どのような仕事にも挑戦できる環境と仕組みづくりを国や企業には期待したいものです。
少しでもそうした役に立ちたいのですが・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする