1031ビジネス・コンサルティング

経営コンサルタントの目で、日々の出来事から、参考になるキーワードを取り上げて、解説したり、情報発信をします。

田園都市国家構想

2022-01-06 18:39:48 | 独り言
昨年の6月26日からこのBLOGで「自動搬送車を活用した地方創生  地方から起こすエッジ・イノベーション  第1回」を地方の活性化のために書き始めました。
その項は7月29日でいったん終わりにしています。
実は11月11日に「地方からデジタルの実装を進め、新たな変革の波を起こし、地方と都市の差を縮めていくことで、世界とつながる「デジタル田園都市国家構想」の実現に向け、構想の具体化を図るとともに、デジタル実装を通じた地方活性化を推進するため」のデジタル田園都市国家構想実現会議第1回が開催されました。
12月には第2回も開催され、国家構想として動き出し、大いに期待しています。
多くの識者が参加し、これからの新しい日本の創生に向けて、地方の活性化からスマートシティ構想やスーパーシティ構想に結び付けていくというものです。
小生の提案する「エッジ・イノベーション」の実現に向けて、いろいろな項目が提案されています。
各項目は素晴らしく新たな時代の到来の予感を感じます。
まだ一部の県知事などの参加ですが、早く成功事例をあげ全国に広げていってほしいものです。
現状の地方それも中山間地域やいわゆる「ぽつんと一軒家」の高齢者なども、現状の生活を維持しながら年齢を重ねても、体力の衰えを感じるようになられても、今のままの生活ができるだけできるような施策、対策が求められます。
金を掛けないイノベーション、それにはデジタル技術を活用したイノベーションが求められます。
残念なのは5Gなど基地局の整備だけでもコストがかかること。
スマート農業等の広がりで、仕事が3Kでなく生きがいややりがいを感じる1次産業としての農林水産業の確立、そこそこの人で少子高齢社会の中でもそれぞれの産業が成り立つ社会の確立、その技術の海外展開、多くの課題や項目出しは素晴らしいので、実行計画に落としながら各県の役割分担の明確化、スケジュール化、成果の公開、展開、海外への技術輸出に発展してほしいものです。
武器開発に力を入れる国々の国民を守るためには、武器ではなく生活を守ることであり、そのためのノウハウを広めていくこと。それがこれからの日本に課せられた役割ではないでしょうか。
コロナで傷んだ財政の整備、企業の活性化、経済を回しながら若者の生きがいの再生産を目指す必要があります。
国のリーダーシップを生かしながら、どこまで地方がそうした動きに対応し成果を上げていくことができるのか、国ももっと情報を公開し日本の隅々まで「デジタル田園都市構想」が広がり、全員参加で推進できることに期待したいものです。時間が掛かれば、残りの人生の少ない小生などは、その成果を見ることができないのではと、老婆心ながら心配なのです。
若い皆さんの参加で、田園都市よりも田園村や田舎からイノベーションにつなげてほしいのですが・・・




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