なんか、もっと専門的かなと思ったら、そこらへんの業界誌とさほど変わらんかった。
かなり拍子抜けしたというか、残念というか・・・・
これなら、よっぽどの事が無い限りは、通常の業界誌をあさる方が良いみたい。
「鉄道車両の省エネルギー」って特集号も入っていたんだけど、中に書いてあるのは他でも読んだなぁってのもあるし。
もちろん、学会誌の方が先に発表してるんだろうけどね。
でも、鉄道趣味って、いろいろあるけど、何かまとめるとなると、指針も無いし、かといって専門家じゃない(これ、すごく重要)ので、要は「まとめると言っても、人が発表してるものが中心になる」と言う事なんですよね。
でもって、人がまとめたことに対して、きっちりと検証して使うなら良いんだろうけど、その検証が趣味レベルでできるのかって問題もある。
例えば「○○系は省エネだ」と、たったこれだけの文章に対して、どれだけの人がその書いた内容に責任を持てるかって事です。
また、省エネをどの部分で語るかも問題です。
力行電流や回生率の問題以外にもメンテナンスフリーでの保守低減も立派な省エネです。
力行電流や回生率は、走行線区の条件によって変わります。
そもそも、回生失効ばかりするような条件であれば、回生ブレーキがあっても回生率は非常に悪いわけですから。
実際、回生車が多くなればなるほど、この失効の確率が増えてきますし、どの時点の数値をとるのか、簡単に言えば回生率の5%くらいの違いなんて簡単に誤差がでると思います。
だから、検証するには、実際の電車に積算電力計を付けて、電流の出入りを記録するしか無いわけで、その記録も、他の電車がどういう運転状況であったかや、その電車がどのような運転を行ったかによって記録される数値は変わる。
統計学的に考えると、ある程度のサンプルを集めれば、信頼区間は大きくできるけど、そもそも趣味者が、そういう実車に機器を取り付けて調査するなどまず不可能。。。
となると、じゃぁ数値は何からとってくる?
鉄道会社の担当者の記事が頼りになってくる。
当然、自分が主張したい結果に合致しない事実は発表しない。
我々は限られた情報の中で、あーでもない、こーでもないと頭をひねらないといけないわけだ。
これはストレスですよぉ。。。
ただ、例えば車内レイアウトを変えた場合での、乗客の乗車位置の調査などはやろうと思えば駅でもできる。
それでも数人かかりでチェックする必要はあろうが、ロングシートの乗車傾向とか、セミクロスの乗車傾向などは、どっかに発表して無くても、ある程度は調べることができるんで、それをもとに何か発表はできるだろう。
しかし、その当たりの傾向を「条件」とどう結びつけるかが非常に難しい。
ラッシュ時と日中では変わるだろうし、乗車距離によっても変わる。
編成長や乗客流動も加味しなければならない。
OR調査の結果で、どの駅間の乗客数が多いかなどは先にデータとして仕入れておく必要もあろう。
結局、趣味的には「こういう傾向がある」と語れても、それを何らかの形でまとめるには、そうなる要因を見つけなければならない。
これは、片手間にできる話じゃない。
今、一例を挙げたけど、こういうのは専門にやってるからこそ出来る話で、一般人が出来る話じゃない。
そう考えると、鉄道趣味って、やっぱり趣味の範疇を超えるのは難しいなって思う。
かなり拍子抜けしたというか、残念というか・・・・
これなら、よっぽどの事が無い限りは、通常の業界誌をあさる方が良いみたい。
「鉄道車両の省エネルギー」って特集号も入っていたんだけど、中に書いてあるのは他でも読んだなぁってのもあるし。
もちろん、学会誌の方が先に発表してるんだろうけどね。
でも、鉄道趣味って、いろいろあるけど、何かまとめるとなると、指針も無いし、かといって専門家じゃない(これ、すごく重要)ので、要は「まとめると言っても、人が発表してるものが中心になる」と言う事なんですよね。
でもって、人がまとめたことに対して、きっちりと検証して使うなら良いんだろうけど、その検証が趣味レベルでできるのかって問題もある。
例えば「○○系は省エネだ」と、たったこれだけの文章に対して、どれだけの人がその書いた内容に責任を持てるかって事です。
また、省エネをどの部分で語るかも問題です。
力行電流や回生率の問題以外にもメンテナンスフリーでの保守低減も立派な省エネです。
力行電流や回生率は、走行線区の条件によって変わります。
そもそも、回生失効ばかりするような条件であれば、回生ブレーキがあっても回生率は非常に悪いわけですから。
実際、回生車が多くなればなるほど、この失効の確率が増えてきますし、どの時点の数値をとるのか、簡単に言えば回生率の5%くらいの違いなんて簡単に誤差がでると思います。
だから、検証するには、実際の電車に積算電力計を付けて、電流の出入りを記録するしか無いわけで、その記録も、他の電車がどういう運転状況であったかや、その電車がどのような運転を行ったかによって記録される数値は変わる。
統計学的に考えると、ある程度のサンプルを集めれば、信頼区間は大きくできるけど、そもそも趣味者が、そういう実車に機器を取り付けて調査するなどまず不可能。。。
となると、じゃぁ数値は何からとってくる?
鉄道会社の担当者の記事が頼りになってくる。
当然、自分が主張したい結果に合致しない事実は発表しない。
我々は限られた情報の中で、あーでもない、こーでもないと頭をひねらないといけないわけだ。
これはストレスですよぉ。。。
ただ、例えば車内レイアウトを変えた場合での、乗客の乗車位置の調査などはやろうと思えば駅でもできる。
それでも数人かかりでチェックする必要はあろうが、ロングシートの乗車傾向とか、セミクロスの乗車傾向などは、どっかに発表して無くても、ある程度は調べることができるんで、それをもとに何か発表はできるだろう。
しかし、その当たりの傾向を「条件」とどう結びつけるかが非常に難しい。
ラッシュ時と日中では変わるだろうし、乗車距離によっても変わる。
編成長や乗客流動も加味しなければならない。
OR調査の結果で、どの駅間の乗客数が多いかなどは先にデータとして仕入れておく必要もあろう。
結局、趣味的には「こういう傾向がある」と語れても、それを何らかの形でまとめるには、そうなる要因を見つけなければならない。
これは、片手間にできる話じゃない。
今、一例を挙げたけど、こういうのは専門にやってるからこそ出来る話で、一般人が出来る話じゃない。
そう考えると、鉄道趣味って、やっぱり趣味の範疇を超えるのは難しいなって思う。