カモさんありがとう

我が家の近くに池がある。小さくて、また、水が濁って汚い池。そんな池にも生き物はいる。鯉と亀です。秋には鴨が飛来してくれる

「辞世の作法」 を 読んで ( 読者感想 NO 1)

2022-11-05 19:03:27 | つぶやき
11月も 早5日。
 我がマンションの隣に池があります。
 毎年、11月の半ばごろになりますと、鴨たちが 姿を見せてくれます。
 ところが、一昨年 この池の 泥掬いともいえばいいのでしょうか、
 池の水を抜きました。
  それと共に、池に住んでいた 魚たちを 全部 どこかへ 
 移し替えてしまいました。
 それ以降、 池には一匹の魚の姿も見られなくなってしまいました。
 従って、それまで 鴨たちが来てくれていましたが、 餌も無くなって
 しまったのでしょうね、 鳥たちも 殆ど飛んできてくれなくなってしまったのです。
 
  そんな池に 驚いたことに~~~~~
   今年は 11月3日 の文化の日に 4羽の鴨たちが 飛来して
  くれたのです。
  このマンションに引っ越しして こんなに早く 飛来してくれたのは
   初めてであります。 今年は 随分暖かいのですが~~~
    しかし、この鳥の姿は、もう昨日も 今日も 姿は見えません。
    悲しい~~~!!!ですね。
  やはり、餌が無く 魚たちもいない池には 鳥たちにとっても
  メリット無いのでしょうね。 正直です。

   今後については、期待せず 観察します。

さて、前置きが長くなりました。

この本も 図書館で 仮受けました。
 毎月目録が 出ます。
 9月の2日に 申し込みました。
 人気の本(賞を受けた本など)は 初日に沢山な人が 申し込み
 半年以上も 待たなくてはならない 本もあります。

 この本は 誰も 申し込みなく 借り受け期間も すぐ延長できる状態
 です。 題名が堅いせいもありますね。

 それはさておき、
 著者は  山折哲雄
 発行者  講談社
 発行日  2021年8月10日

   著者を少し紹介しておきます。
  1931年 米国 サンフランシスコ生まれ。
  東北大学文学部インド哲学科卒業。 
  国際文化センター名誉教授。(元 所長)
  国立歴史民俗博物館名誉教授。
  専攻は宗教史・思想史。 著書 多数あり。
 本書は、2002年に発行されました『こころの作法』を改題、
 新たに新章「辞世の作法」を書き下ろし辞世の弁「若き魂たちよ」を
 掲載したものです。 と、 説明があります。

  インド哲学!!??
   最初からとっつきにくい!! ですね。
  では、この本の山折氏が「はしがき」に書いておられる「言葉」を
   文章の出だしそのまま書いておきます。氏をよく理解できる
  と思います。

  『「こころの作法」、といえばいえるような作法を、子供のころから
   知らずしらずのうちに叩き込まれていたように思う。そのことを、
   初めに語っておきたい。

   私は寺に生まれた。浄土真宗の寺だった。親鸞を開祖と仰ぐ宗派
   である。だから子供のころから父親に経を読む習慣をつけられた。
   強制されたと言ったほうがよいかもしれない。
    毎朝のように本堂で本を読む勤行に出ないことには、朝の食事に
   ありつけなかった。
    経を読むといっても丸暗記である。内容や意味がつかめるわけが
   なかった。第一そこには、こむずかしい漢字がベタベタ並んでいる
    だけである。
   異国の書物を、ほとんど訳も分からず上の空で読んでいるだけ
    だけだった。ー---- 』

   ここまで、読めば、氏の境遇を 理解してもらえるのではない
   でしょうか。

     今日はこの辺で 終わりとします。

    ※ 一口メモ ※
     < 名 言 >
      『  こころは天国を作り また 地獄を作る。 』
        ( 松平定信 )
  
 さて、---閑題ですー---
今日の漢字は、 次の漢字を読んで下さい
   ① 莫れ ② 以て ③ 漸く ➃ 宛ら              
   ⑤ 熱り ⑥ 疎ら ⑦ 絆し ⑧ 譏り
以上です。

次は、前回の漢字の読み方です。
① 鏤めるーちりばめる ② 諭すーさとす ③ 糾すーただす
➃ 質すーただす ⑤ 下卑るーげびる ⑥ 戒めるーいさめる
⑦ 草臥れるーくたびれる ⑧ 流離うーさすらう
以上でした。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた!!

   


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