東京タラレバ娘4巻

刺さる漫画だとは思っていたけど、
4巻は刺さった。

東村アキコの漫画。
33歳仕事に恋に悩む女性たちの話。
現代日本版SATC。だ。

これはアラサ―の話で
今の自分の立ち位置よりは過去で
客観的に読んでたんですけど
4巻の前半が
好きな人のために「自分を変えられるか」がテーマだった（とわたしは読み取った）ため、
あーこれわたしはできないからなー
って
自我の強さに悩む主人公のこっけいさに
自分を重ねたよ。

好きな人のリクエストに答えて
どうかんがえても自分に似合わないそしてダサい（これ大事）と思う髪型に
替えられるのか。
「えー！ダサくてやだよー」
って考えなしに言えない。めんどくさくて。その後何が起こるか知ってるし。
相手の好みがどれもこれも自分に合わないことを指摘できないのに、
沿うこともできない。

本当はそんなこと重要じゃないのにね。
他人と生きていきたいなら、当たり前のこと。
それが大きなことになっちゃう。

よく考えたら
結婚してたときは（わたしバツイチ）自然に自分を殺してた。
殺してるとも気付かなかった。
それが巧くやっていく方法だったからかもしれない。
でももうそれはしたくないことが分かってしまった。
むずい。
これはむずいぞ。

もんもん