おかあさんのにおい

前も書いたかもしれませんが
頭痛のときの強い味方。



お友達がくれた、これ。
透明の液体が入っていました。
こめかみに塗ったりするんだって。

頭痛に効果があるかどうか分からないんですが、
スーッと
ハッカの匂いがして
気分が落ち着きます。

気分が落ち着くのは、
これが
わたしの母が昔よく使っていた
湿布の匂いと同じだからです。

頭痛持ちの母は
肩にいつも湿布を貼ってました。

で、
子どもが具合悪かったら
その湿布を貼ってくれるんだ。
そして朝まで背中をさすってくれたりする。

だから
この匂いをかぐと
子どもときの
病気の時の気持ちにもどる。
ま、病気なんだけど。
頭痛だから。
でもおかあさんが添い寝してくれているような
安心感に包まれます。

ホッとして泣いちゃいそうになる。
もう35歳の大人ですけど
おかあさんの匂いで涙ぐんでるからね。
人間なんて
大して成長しない。

匂いは記憶と結びついているとは
よく言われることですが、
わたしは
記憶の箱をあける匂いを見つけたのです。
それも偶然に。

昨日、
頭痛くて
吐きそうだったから
この話
書きたくなりました。
昔から頭痛持ちなんだよね。

また書いちゃったらゴメンネ。