大雑把な日常

日常のあれこれ。

春になって

2013-03-27 | 日記

三寒四温な日々が続いてますね。
昨夜は、冬を思い出すくらい寒かった。
冬だと足を延ばして眠れなくて、だんごむしのように体を丸めて横向きで寝る。
朝には肩や背中がこわばって、だるい気分がつづき、疲労ぬけずに具合悪くなっちゃうのが毎度のパターンです。

この冬は、私が子どもと二人暮らしを始めてからもっとも穏やかに乗り切れた。
わたしも娘もアカギレにならなかった。
掛け布団を何枚も重ねて、朝布団から出ることに相当な覚悟を要していた前の住居から比べて
保温性の高い家に引っ越したからだ。
お風呂に入るのも出るのも、ブルブル震えながらだったし、ふろ上がり地肌を外気に触れさせることは絶対にできなかった。
靴下を何枚も重ねて、ヒートテックのシャツを着てパジャマを着て、コートを着て、マフラーをして夜を過ごしていた。
暖房と、電気ストーブつけて、こたつもつけて、この状態。
隙間風がすごかったのです。
風でガタガタ窓が揺れるので、姪っ子が怖がっていたっけ。
住んでいたときは、そんなに思わなかったのだけど、出てみるといろいろ思い出す。
いま、その団地の一室には新しい家族が住んでいるようです。
このあいだ前を通って、洗濯物に気がついた。
公園幼稚園、小学校中学校に囲まれていて、たくさん木々を窓から見ることができた。
5階層で眺めが良かった。
今は幼稚園の園庭の真ん中に立っている木蓮が大ぶりの花を満開にさせているに違いない。
中学校の桜の大木もきっときれいだろう。
季節ごとに木々の色が変わる様子が美しかったなあ。
貧乏だったけど、素敵なこともたくさんあった。

小学校の修了式で娘は、修了証書のほかにもうひとつ賞状をもらってきて
それが皆勤賞だった。
娘はこの冬、一度も学校を休まなかったのだ。
毎冬、ひとつの病気が終わると次の病気と数珠のように熱を出していた娘が
一度も大事にいたらずに学校に行った。
この事実に感動した。
それで幼少期の頃(といっても、数年前)を思い出して、家の記憶が脳裏にドバっと出てきた。

だからこの冬は、もっとも穏やかに乗り切ったのです。

コメント
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