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路上とクリスマスケーキ~後半の部~

2006-12-26 01:28:32 | 参加したイベント

2006年12月23日夜7時から

北村年子さんをお招きして講演会(勉強会)だった。
前半の部と打って変わって、非常に胸に響く、内容の濃い、あっという間の2時間半だった。

北村さんはバリバリの仕事してます!て感じの、きれいな人。
でも話し出したら、その細い体に似合わない、あったかくも、たくましい、関西弁。

詳しくは北村さんの著書、読んでください。
私では説明しきれないです。

北村年子さんの著作
大阪・道頓堀川「ホームレス」襲撃事件“弱者いじめ”の連鎖を断つ  太郎次郎社
 95年大阪道頓堀川「ホームレス」殺人事件を追って、「死んでしまった人」「殺してしまった奴」の双方に心を寄せながら、弱い者が弱い者を攻撃するやりきれなさを、北村さんは現場に身を投じて解きほぐそうとする。加害書の青年“ゼロ”の闇に届きたい、と願う彼女がたどりついたのは、人を選別する社会、自尊の感情を根こそぎ奪うこの社会の「闇」だった。……


何に泣いたって、高塚門トビラ事件、路上生活者と一緒に歩いていた時の「公衆便所」という侮辱された言葉、子供の偏見のない質問、そして北村さんの過去の罪の意識とそこから願う「もう誰にも死んでほしくない」という強い言葉。

いじめられた経験をもち、街にたむろする子供たち。社会から排除されている「ホームレス」の人たちの気持ち、分かるはずなのに。
なのに、なぜ命を奪ったのか?

「何が彼らにそうさせたのか」
「なぜホームレスの人たちは、そこで生活しなければならなかったのか」
「彼らが手を出していたとき、誰も止めるチャンスはなかったのか」
『社会の共犯性』『怒りを表現せず、黙って、流す』
『弱いものがより弱いものをはけ口にする』

考えたこともない、考え方だった。ショックだった。


なにか、おかしいんじゃないのか。
問題が大きすぎて、抱えきれない。聞くだけでも抱えきれない。
衝撃が大きすぎて、まだ自分の中で、うまく言葉に出来ません。

どうしたらいいのか、わからない。


最後の北村さんの言葉、
「生きたくなる言葉を与えれば、いつか自分にも(その言葉が)帰って来る」

どんな悲惨な内容でも、最後に希望を伝えたい、と。

 


尊敬する先輩が教えてくれました。

へこむ自分さえも許す、と。

 

弱い自分を、認めてあげなきゃ。


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