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from UK part.2

2007-08-04 04:17:59 | 公衆衛生

宿泊している部屋で、自分のPCでネットが使えます!なんともありがたい環境^^ 部屋にシャワーも付いていて、ビックリです。
今、ロンドンの南、カンタベリーのケント大学の寮に宿泊しつつ、IFMSAの世界総会に参加してます。今日までPreGAと言って、テーマごとに分かれた、specificなセッションが3日間あり、国際保健および必須医薬品に関するセッションに参加していました。

何といっても、公衆衛生が日本で浸透していないことを痛感する。結構勉強してきたつもりなのに、なんで外国の医学生はあんなに詳しいんだ?って思う。
国際保健をもっとカリキュラムに組み込んでもらえるように学校に働きかけていたり、国際保健のプロジェクトも多い。それは途上国にいくものではなく、Raise awernessやAdvocay makingやらをターゲットにしていて、キャンペーンの仕方とかfundの仕方とか、日本的じゃなくって、全然違う。

とにかくEvidence basedな話し方をする。例えば、「私の国は、IMR(乳幼児死亡率)がいくつで…、人口密度がいくらで…、国土は○○㎞だからアクセスが問題で…、あらあなたの国は、患者一人当たり医師はどれくらいなの?」と、こんな感じだ。
前回のGAでも、この「数字」関係を痛感してなるべく、私も「日本人の平均寿命」とか「喫煙率」とか「乳幼児死亡率」とか数字で覚えるようにしている。けど、もっともっと覚えて話し合えるようにしなきゃいけない数字がいっぱいだ。
それだけじゃなく、彼らは経済的なことも、歴史・政治・文化的なことにも、本当に詳しい。日本人は常識がないのか?って少し凹んだときもあったけど、多分今までの勉強の仕方が違うんだと思う。きちんと「データから指標の意味を読み取る」ことに慣れているんだと思う。その数字が意味すること…、きちんと読み取って話せるようになりたい。
あと苦手なのが、お金の話。
いきなり日本での医者の給料は?とか聞かれても、日本の大きなお金を英語にするのに時間かかって、それをユーロに換算するにも、ポンドに換算するにも、ホント時間かかって、くやしくなる。苦笑
数字の問題に限らず、知ってる情報でも日本語から英語になおせなくて悔しい思いをすることなんて、沢山ある。
 だから思ったのは、
Evidence based の知識
English based  の知識 を身に付けたいってこと。
 いちいち換算してちゃ遅いから、英語でinputできるものはinputしていきたいなと思う。

彼ら(欧米の医学生)は、社会活動がうまい。ワークショップにしても、ゲームにしても、キャンペーンにしても、チャリティーにしても。ボランティアを楽しむところも。
あの人たちと、対等に働いたり、意見を言い合って、仕事ができるようになりたいし、それにはまだまだまーーだ、道が長いなぁと思いつつ。笑

3回目の世界総会。今回が、一番学ぶことが多い気がする。
あとできちんと、報告しますね^^

学生活動、模造紙の上での議論、限界を感じていたけど、今は、少し視野が開けて、もう少し違った視点で、可能性が見えてきた気がします^^