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みんながhappyでsmilyな世界になりますように。

ぬいぐるみ病院

2006-10-18 19:30:15 | こども
私はぬいぐるみ病院っていう活動を筑波でもう1年半以上やってるんだけど、
その結果をまとめて、今月末学会で発表することになり、今はその準備でてんてこ舞いです。

学会発表って言っても、学生がやるものだし、たいした内容ではないですが、アンケートのデータを解析しつつ振り返ると色んな思いがよみがえってきます。

最初立ち上げるとき、不安でしょうがなかったし、筑波の医療系学生はキホン熱血部活っ子ばかりなので、兼部しながらついてきてくれるとは思えなかった。
やりたい、だけで、突っ走り、友達かき集めて、やってみただけ、の1回目。
興奮したし、疲労もしたし、感動もした。

もっとちゃんとした手応えがほしくて、2回目の実施。
保育園探しに奔走したし、20人以上の腕白な子供たちに圧倒されたり。
このときもまだ、一人で突っ走ってやってたかも。

確実に1年間を通して3回実施してもらえる場所でやりたくて、やっとみつけて実施できた3回目。
先生方の協力も素晴らしかったし、何より可愛い後輩に恵まれて、みんなが力を持ち寄って、作り上げることが出来た。
初めてやっと人に任せる能力もついたし、人に任せる心の余裕も出来たのかも。50人以上の子供たちと向かい合い、下の学年の子たちの目の輝きが、嬉しかった。

4回目は来月。もう、私がいなくても大丈夫だ、っていう確信がある。
だから私はメインの舞台からは手を引いて、自分の活動の評価をメインにすることにした、ここ最近。
ものすごく親切で、教育熱心で、かつ力量のある先生に出会うことが出来、時間を割いてもらい、データ解析の仕方を教えてもらえた。最初は私なんかが学会発表してもいいのかと自信が持てなくて迷いまくったけど、先生が後押ししてくださって、その気になって応募してしまった5月。
色々と迷ったけど、集中してやり始めたのはホント9月の末になってから。先週まではデータの入力に終われてて、いい結果が出なかったらどうしようって泣きそうだったけど、なんとか発表できそうな内容が見つかってきました。

やっぱ、やってて良かった。
思い切ってやることをえらんで良かった。
部活をこの作業に追われて学業がかなり疎かで、本気で進級が怪しいけど、苦笑

今日はとても気分が爽快です。

さっきぬいぐるみのミーティングに顔を出しに行ったら、2年生の後輩たちがわいわい作業をはじめてました。
私はたった一人で立ち上げちゃったから、少し羨ましい思いで眺めました。
でも、
ここにも仲間がいるって感じて、すごく嬉しかった。

学会まであと1週間!やばい!
焦らず、頑張ります。
勉強もバレーもぬいぐるみも、やるからには楽しく!
後悔しないぞ!!
いつか、HPかブログで、発表内容を報告しますね。

たらいまわし?

2006-10-18 13:19:22 | その他
このニュースもう見た人も多いよね??
出産で意識不明、18病院が受け入れず…1週間後死亡 http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000610180001

医者は最大限の努力をしたのか?
ご家族の気持ちを思うとやるせない。
病院側の判断ミス、加えて、「満床だった」という行き場のない事実。

産婦人科で、妊娠高血圧症候群も、「子癇(しかん)」発作も、習った。
でも、そのとき、脳内出血だって、見抜けるかな、自分。
満床の県内の病院の中から、どこかベットを見つけてあげられるかな、自分。
自分がそのときの当直医だったら…?

自分が医者になるのが怖いです。
こんな医療体制の中、生きていかなければいけないのが怖いよー。
生まれた子供が無事なことだけ、不幸中の幸い。


日本の妊産婦死亡率は2002年で出生10万人あたり、たったの(?)
7.3人
このうちの1人を、適切な医療体制があれば、救えたのです。


でもでも。世界に目を向けると、妊産婦死亡率(2000年)出生10万人あたり
シエラレオネ    2000人
アフガニスタン   1900人
桁が違います。
http://www.unicef.or.jp/library/pres_bn2003/pres_03_23-3.html
ここにも、適切な医療介入があれば救える命が、いっぱい。
社会体制へのサポート、貧困・紛争解決へのサポートも、もちろん必要ですが。

やるせない気持ちになってきました。
日本人の命も、シエラレオネ人の命も、同じ重さのはずなのに。
やはり、国際保健に貢献したい思いが強くなります。