世界中に、Happy を smile を!

どんなときも笑顔で!元気よく!毎日カンシャ!
みんながhappyでsmilyな世界になりますように。

inocent voice

2006-09-05 15:14:06 | BOOKS&MOVIES

イノセント・ヴォイス

実話に基づいた、この映画。
南米エルサルバドルでの、1980年からの23年に及ぶ紛争。
12歳になると、男の子は政府軍にひっとられ、少年兵になっていました。

外は、快晴、真っ青な空。
でも私は、声を上げて泣いてしまった。
見始めたDVDを止めることが出来ず、授業をすっぽかして最後まで見てしまった。
ホテル・ルワンダもきつかったけれど、
こっちはずっと11歳の少年の目で描かれていて、もっともっと痛かった。
もちろん、映画だから、すべてが真実じゃないだろう。
でも。。

紛争下で生きるとは、こうゆうことか。
たった11歳でも、お母さんがいないときに銃撃戦があれば、
妹弟を守るお兄ちゃん。
毎晩のように、自分の子供が生きて帰ってきたか、必死に確認する母親。
隣の幼馴染の女の子が、「あっさり」撃たれて、死んだ。
学校に銃を振り回して兵士が入り込み、毎回数人ずつ12歳になった男の子を無理やり連れて行く。
逃げた子供は、大勢の子供の前でも、即、銃殺。
神父さんまでもが、祈ってももはや何の救いにもならない、と…。

主人公、チャバの、普通の11歳の毎日。
学校行って、仲良しの友達と運転手ごっこ。
屋根の上で飛び跳ねたり。
好きな女の子に、声をかけてみる。
もうちょっと、遅くまで遊びたい。


ねえ、どーして、そんなことまで、奪われなきゃなんないの。
銃声が当たり前のようなBGMで、街灯並みに道に立って銃を構えている兵士兵士兵士。
どーして、こっちが当たり前になってんの。

自分を襲う、自分と変わらない、少年兵。
自分の友達を殺した政府軍の少年兵になるか、
ゲリラ軍に混じって戦うか、
やっぱりつかまって死ぬか。


なんで、選択肢がこの3つになっちゃうわけ?


どーーしようもなく、悲しいです。
しょーーもないくらい、怒りを感じました。


もうすぐ、あの、9.11。
BBCニュースでナマでみちゃった、自分。
初めて、戦争(テロ)を、映画じゃないく、リアルタイムで、見た私。

衝撃は今も残ってる。


ちょうど、今週末、ピースに関するイベントあります。
行こうかな。
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終わらせようイラク占領 終わらせよう戦争の時代
   WORLD PEACE NOW 9.9  戦争も暴力もない世界を
      
http://www.worldpeacenow.jp/
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◇あなたのやり方で平和を表現してみませんか。

■日時:2006年9月9日(土)開会:13:30
◎パレード出発:14:30 コース:明治公園→原宿駅前→表参道→青山通り→明治
公園の一周コース

■場所:明治公園 (BE-IN会場)
JR総武線(各駅停車)千駄ヶ谷駅下車徒歩5分 都営地下鉄大江戸線 国立競技
場駅下車(A2)徒歩5分
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◆平和を祈る、愛といのちとARTのまつり 911BE-IN Vol.05
Peace Candle Gathering human BE-IN ‘06~こころよここにこないか ~
12:00~20:46 雨天決行 
http://be-in.jp/
ジョー山中/インリン・オブ・ジョイトイ/増山麗奈(桃色ゲリラ)、他
(手話通訳あります)
主催:BE-IN 2006実行委員会
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こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった。

2006-09-05 06:55:43 | BOOKS&MOVIES

友達に勧められて読んだ本。
とにかく、あつーーーーい、あつい本。

アフガニスタンに学校を作ろう。


途方のない、妄想かのような、大学生のばかげた夢。
そう言い切ってしまえば、身も蓋もない。

でも、彼らは岩本悠というカリスマ性のある男を中心に、
思い立ってからたったの1年で、それを成し遂げてしまう。


一度やると決めたら貫き通す強さを持った人、
周りの人をどんどん巻き込んでいく魅力を持った人や、
物事を冷静に批判的に吟味できる人……

この本に出てくる人出てくる人、すげーあついし、魅力的。
私もこうゆう人たちは大好きだし、そんな風になりたいと流されやすいタイプだ。

 

動くことで世界はちょっぴり楽しくなる。
先が見えない、からこその、ワクワク感。

いいなぁ、ワクワクするかどうかっていう価値判断基準。笑
効率悪く、非生産的。
だからこそ、生まれる何かがある。

せっかちに効率よく進もうとする、自分を少々反省。
部活だってそうだもの。
非効率な、めんどくさいことに、どれだけ真面目に「本気で」取り組むか。


熱い思いをカタチにしていく。
自分も思いをくすぶって、もっているだけじゃだめ。

非効率的な努力をしてでも、馬鹿みたいに本気で「カタチ」にしなきゃ。

あと、この本の中で胸に残った、一節。

その土地に親しい人、愛しい人がいれば、もうその土地に起こったことは他人事ではなくなるのだ。
人間ってどうしようもないくらいのエゴイストの塊。
けども、愛する人が出来たら、その人は自分の一部になる。
そうやって自分を広げていったら、大事にする対象がきっと増えていく。
エゴイストでも構わない。
ただ、愛する人、大事な人を増やしていけばいんだ。


そうなんだって、肩の荷が降りた気がした。
自分は結局自分がかわいいから、途上国で働いたり、貧しい恵まれない子供のために骨身を惜しまず働くなんて出来ないんじゃないか。
それって卑怯なんじゃないか、いくじなし。なんて少し自分のこと思ったりしてた。

そうなんだって、思い当たる節もあった。
クロアチアに行って、40人もの留学生がきていて、特に仲良くなった子は、エジプト人、ポルトガル人、スペイン人、スイス人、ロシア人、ルーマニア人。
他にもセルビアモンテネグロの人、ボスニアヘルツェゴビナの人…。
出会っていなければ、気にも留めなかっただろう。


無理に、頑張って、途上国の人を救いたいと思う必要はないし、偽善者ぶりたいわけじゃないんだって。ほっとした。

そうなんだ、愛する人をふやしていけばいいんだ。

日本だって同じこと。
大分に、つくばに、そして、日本各地の自分の愛する友達がいる場所のことは気になる。地震とかあったら心配しちゃう。

それを自然に、他の国の、特に苦しい状況に住んでいる人が、大事な人になれば、
力の抜けた、素直な援助が出来るようになると思う。
だって、友達を、助けたいっていうのは、自然なことじゃん?

 

とにかく、この本で元気をもらったため、今日は徹夜デース!
やりたいことがいっぱいあって、24時間じゃ足りないYO!!