
トランプ大統領が、一般教書演説を行いました。
核とミサイルの開発を進める北朝鮮について時間を割き、「すぐにも米本土の脅威になり得る」との認識を示し、中露については、「米国の利益、経済、価値観に挑戦する競争相手」と位置づけたのだそうです。
力づくで覇権拡大を進め、現状変更を続ける中国とロシア。止まらない北朝鮮の核とミサイルの開発。これに対し、トランプ氏は「圧倒的強さが最大の防衛力だ」と語ったのですね。
北朝鮮については、「すぐにも米本土の脅威になり得る」との認識を示し、「最大限の圧力をかけ続けている」と強調し、核放棄を求め、引き続き国際社会の先頭に立つ決意を示したのだと。
競争相手と言われた中国、五輪開催で北に翻弄されている韓国、醒めた目でトランプ大統領を観るドイツの反応は以下。
中国は、相変わらず自分の行動は棚に上げて、相手に責任を擦り付ける戦術で、「米国が冷戦思考を捨て去り、意見の違いをコントロールし、両国関係の健全で安定的な発展を守るよう望む」と、米国が対立を深めようとしている。中国に歩み寄れと、米国が両国の対立を産み出していると批難。
韓国の聯合ニュースは、五輪で北に貢いで、国連の制裁に抵触しかねない自国の政府は棚に上げて、「孤立させるための制裁網の目は今後さらに細かくなる」と他人事のような解説。
ドイツの公共テレビZDFは、国内の「団結」を訴えたことについて、中間選挙での支持率獲得目当ての発言とバッサリ。間違ってはいないし、選挙を控えた政治家が、支持獲得に動くのは世界共通の茶飯事。メルケル首相の迷走は棚にあげての評論です。
さて、日本。国会では、野党は相変わらず「モリカケ」の堂々巡り。確たる証拠もなく水面を基にした国会質問を繰り返すだけ。政局の為のパフォーマンスに終始し、日本を取り巻く安全保障環境が、戦後最大の危機を迎えていることには、われ関せずの、国民や国家を護る体大の国会議員の勤めは放棄。
北朝鮮の暴走の陰に隠れて、尖閣への侵略をエスカレートさせている中国。国連の対北制裁に消極的で、原油を売りつけたりシベリア開発に労働者を受けいれているロシア。前政権が結んだ国と国との約束を、お金を貰ったまま口ではわけのわからないことを言いつつ貰い放しで、約束を実質反故にしている韓国。
日本の安全保障の危機をどう乗り越えるのか、野党も、偏向メディも、議論を高めていただきたい。
明治維新の先達は、混乱のなかで、日本の独立と発展を成し遂げました。当時、世界最強のバルチック艦隊にも、知恵と戦術で大勝しました。
日本の国会と国民には、今再び国難を乗り越える知恵の捻出がもとめられています。米国におんぶにだっこで護られてきた戦後の日本の安全。自国の安全は、先ずは自国で護るという、普通の国に脱皮することが求められているのです。
# 冒頭の画像は、一般教書演説をするトランプ大統領。

この花の名前は、カイケイジオウ

政府広報(北方領土問題) - YouTube
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核とミサイルの開発を進める北朝鮮について時間を割き、「すぐにも米本土の脅威になり得る」との認識を示し、中露については、「米国の利益、経済、価値観に挑戦する競争相手」と位置づけたのだそうです。
トランプ氏演説 「北」を許さぬ決意示した (2/1 産経 【主張】)
就任1年のトランプ米大統領が内政、外交の施政方針を包括的に示す一般教書演説を行った。 約1時間20分に及ぶ演説で「米史上最大の減税の実現」など政権の実績誇示が目立ったのは、低迷する支持率を意識したためだろう。
一方、「私たちは一つのチーム」と説き、国家分断といわれる現状の打開を呼びかけた。「偉大な米国」一辺倒だった就任当初と比べれば、安定感をうかがわせる点もあった。
一国の指導者としてのみならず、世界を率いるにふさわしい言動をさらに求めたい。
中国は力ずくの海洋権益の拡大を進め、ロシアは隣国の領土を侵した。北朝鮮は核・ミサイルの威嚇を繰り返している。こうした脅威と米国はどう向き合うのか。
トランプ氏は「圧倒的強さが最大の防衛力だ」と語った。米国の影響力の後退は、世界各地に不安定な情勢をもたらす。力による平和路線を、現実に堅持していくことが不可欠だろう。
<中略>
注目したいのは、トランプ氏が北朝鮮の核・ミサイルについて時間を割き、「すぐにも米本土の脅威になり得る」との認識を示したことである。「最大限の圧力をかけ続けている」と強調した。
議会には、北朝鮮に拘束され、死亡した米学生の両親や、虐待された脱北者が招かれた。トランプ氏は「金正恩体制は非道な独裁政権だ。北朝鮮ほど国民を抑圧している政権はない」と非難した。
北朝鮮の残忍さにつき、米国民が認識を新たにする機会となっただろうか。平昌五輪開催を控え、韓国との南北交流が進んでいるものの、核・ミサイルの脅威はなくなったわけではない。
核放棄を求め、引き続き国際社会の先頭に立つ決意を示したものといえよう。
中国、ロシアについては「米国の利益、経済、価値観に挑戦する競争相手」と位置づけた。国防予算増を求めたなら、いかに向き合うかをもっと語るべきだった。
もとより、現状変更国であるこれらの「競争相手」にどう対処し、国際秩序を守っていくかは、同盟国である日本も能動的にかかわらねばならない課題である。
就任1年のトランプ米大統領が内政、外交の施政方針を包括的に示す一般教書演説を行った。 約1時間20分に及ぶ演説で「米史上最大の減税の実現」など政権の実績誇示が目立ったのは、低迷する支持率を意識したためだろう。
一方、「私たちは一つのチーム」と説き、国家分断といわれる現状の打開を呼びかけた。「偉大な米国」一辺倒だった就任当初と比べれば、安定感をうかがわせる点もあった。
一国の指導者としてのみならず、世界を率いるにふさわしい言動をさらに求めたい。
中国は力ずくの海洋権益の拡大を進め、ロシアは隣国の領土を侵した。北朝鮮は核・ミサイルの威嚇を繰り返している。こうした脅威と米国はどう向き合うのか。
トランプ氏は「圧倒的強さが最大の防衛力だ」と語った。米国の影響力の後退は、世界各地に不安定な情勢をもたらす。力による平和路線を、現実に堅持していくことが不可欠だろう。
<中略>
注目したいのは、トランプ氏が北朝鮮の核・ミサイルについて時間を割き、「すぐにも米本土の脅威になり得る」との認識を示したことである。「最大限の圧力をかけ続けている」と強調した。
議会には、北朝鮮に拘束され、死亡した米学生の両親や、虐待された脱北者が招かれた。トランプ氏は「金正恩体制は非道な独裁政権だ。北朝鮮ほど国民を抑圧している政権はない」と非難した。
北朝鮮の残忍さにつき、米国民が認識を新たにする機会となっただろうか。平昌五輪開催を控え、韓国との南北交流が進んでいるものの、核・ミサイルの脅威はなくなったわけではない。
核放棄を求め、引き続き国際社会の先頭に立つ決意を示したものといえよう。
中国、ロシアについては「米国の利益、経済、価値観に挑戦する競争相手」と位置づけた。国防予算増を求めたなら、いかに向き合うかをもっと語るべきだった。
もとより、現状変更国であるこれらの「競争相手」にどう対処し、国際秩序を守っていくかは、同盟国である日本も能動的にかかわらねばならない課題である。
力づくで覇権拡大を進め、現状変更を続ける中国とロシア。止まらない北朝鮮の核とミサイルの開発。これに対し、トランプ氏は「圧倒的強さが最大の防衛力だ」と語ったのですね。
北朝鮮については、「すぐにも米本土の脅威になり得る」との認識を示し、「最大限の圧力をかけ続けている」と強調し、核放棄を求め、引き続き国際社会の先頭に立つ決意を示したのだと。
競争相手と言われた中国、五輪開催で北に翻弄されている韓国、醒めた目でトランプ大統領を観るドイツの反応は以下。
一般教書演説 中国「ライバル視」に反発 韓国は対北政策を展望 (2/1 産経)
中国外務省の華春瑩報道官は31日、トランプ米大統領が一般教書演説で中国を「米国の国益に挑戦」するライバルと位置づけたことについて、「中米両国は広範かつ重要な共通の利益をもつ。共通の利益は意見の違いよりも大きい」と指摘した上で、「米国が冷戦思考を捨て去り、意見の違いをコントロールし、両国関係の健全で安定的な発展を守るよう望む」とした。
一方、一般教書演説でトランプ氏が、北朝鮮の核・ミサイル開発について「すぐにも米本土の脅威になり得る」と指摘しつつも、軍事力行使の可能性については言及しなかったことについて、韓国の聯合ニュースは「トランプ政権は2年目も北朝鮮への圧迫作戦を加速させるものとみられる」と分析。「北朝鮮を経済・外交的に最大限、孤立させるための制裁網の目は今後さらに細かくなるだろう」と展望した。
その狙いについては、「非核化のテーブルに出てくるしかないようにすることだ」と指摘。「トランプ氏が、北朝鮮のミサイルの米本土到達の時が迫ったと強調したことにより圧迫作戦がうまくいかない場合、別のオプションも検討する可能性がある」と予測した。
ドイツの公共テレビZDFは、トランプ氏が一般教書演説で国内の「団結」を訴えたことについて、「支持率が歴史的な低さにある中、11月の中間選挙の勝利のために支持層を広げる必要があるからだ」との見方を伝えた上、「指導者」らしさを強調したものの、今後については「見てみないとわからない」とした。(北京 藤本欣也、ソウル 名村隆寛、ベルリン 宮下日出男)
中国外務省の華春瑩報道官は31日、トランプ米大統領が一般教書演説で中国を「米国の国益に挑戦」するライバルと位置づけたことについて、「中米両国は広範かつ重要な共通の利益をもつ。共通の利益は意見の違いよりも大きい」と指摘した上で、「米国が冷戦思考を捨て去り、意見の違いをコントロールし、両国関係の健全で安定的な発展を守るよう望む」とした。
一方、一般教書演説でトランプ氏が、北朝鮮の核・ミサイル開発について「すぐにも米本土の脅威になり得る」と指摘しつつも、軍事力行使の可能性については言及しなかったことについて、韓国の聯合ニュースは「トランプ政権は2年目も北朝鮮への圧迫作戦を加速させるものとみられる」と分析。「北朝鮮を経済・外交的に最大限、孤立させるための制裁網の目は今後さらに細かくなるだろう」と展望した。
その狙いについては、「非核化のテーブルに出てくるしかないようにすることだ」と指摘。「トランプ氏が、北朝鮮のミサイルの米本土到達の時が迫ったと強調したことにより圧迫作戦がうまくいかない場合、別のオプションも検討する可能性がある」と予測した。
ドイツの公共テレビZDFは、トランプ氏が一般教書演説で国内の「団結」を訴えたことについて、「支持率が歴史的な低さにある中、11月の中間選挙の勝利のために支持層を広げる必要があるからだ」との見方を伝えた上、「指導者」らしさを強調したものの、今後については「見てみないとわからない」とした。(北京 藤本欣也、ソウル 名村隆寛、ベルリン 宮下日出男)
中国は、相変わらず自分の行動は棚に上げて、相手に責任を擦り付ける戦術で、「米国が冷戦思考を捨て去り、意見の違いをコントロールし、両国関係の健全で安定的な発展を守るよう望む」と、米国が対立を深めようとしている。中国に歩み寄れと、米国が両国の対立を産み出していると批難。
韓国の聯合ニュースは、五輪で北に貢いで、国連の制裁に抵触しかねない自国の政府は棚に上げて、「孤立させるための制裁網の目は今後さらに細かくなる」と他人事のような解説。
ドイツの公共テレビZDFは、国内の「団結」を訴えたことについて、中間選挙での支持率獲得目当ての発言とバッサリ。間違ってはいないし、選挙を控えた政治家が、支持獲得に動くのは世界共通の茶飯事。メルケル首相の迷走は棚にあげての評論です。
さて、日本。国会では、野党は相変わらず「モリカケ」の堂々巡り。確たる証拠もなく水面を基にした国会質問を繰り返すだけ。政局の為のパフォーマンスに終始し、日本を取り巻く安全保障環境が、戦後最大の危機を迎えていることには、われ関せずの、国民や国家を護る体大の国会議員の勤めは放棄。
北朝鮮の暴走の陰に隠れて、尖閣への侵略をエスカレートさせている中国。国連の対北制裁に消極的で、原油を売りつけたりシベリア開発に労働者を受けいれているロシア。前政権が結んだ国と国との約束を、お金を貰ったまま口ではわけのわからないことを言いつつ貰い放しで、約束を実質反故にしている韓国。
日本の安全保障の危機をどう乗り越えるのか、野党も、偏向メディも、議論を高めていただきたい。
明治維新の先達は、混乱のなかで、日本の独立と発展を成し遂げました。当時、世界最強のバルチック艦隊にも、知恵と戦術で大勝しました。
日本の国会と国民には、今再び国難を乗り越える知恵の捻出がもとめられています。米国におんぶにだっこで護られてきた戦後の日本の安全。自国の安全は、先ずは自国で護るという、普通の国に脱皮することが求められているのです。
# 冒頭の画像は、一般教書演説をするトランプ大統領。

この花の名前は、カイケイジオウ

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