遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

民主党支持率回復

2010-06-05 00:30:42 | 日本を護ろう

 小鳩退場で民主党の参院選の投票政党支持率が、読売は 14 → 25%、朝日で 20 → 28%と上昇したのだそうですね。
 そして、新代表&総理は菅氏。脱小沢色が請けている。一方でノーサイド宣言し挙党一致を唱えていますが、官房長官・仙石氏、幹事長・枝野氏と前原グループで固めようとしています。党内からは早くも反発の動きが出てきたとか...?

 民主党の支持率があがるのは、まさに民主党の狙いの参院選対策にすっぽりはめられた人がそれだけいるということですね。衆議院選挙の時の二匹目のどじょうが、これだけの数字。騙されたと離れたはずが、また騙されている?

 小鳩の辞任は当然のことで、むしろここまで粘って国政の信頼を失う社会を生み出した罪は大きく、遅すぎたといえるものです。しかも、辞任の直接のきっかけは、参議院改善組みの突き上げという、選挙対策で、鳩山氏の辞任演説でも党のイメージ回復をはっきり口にしています。
 でも
早速菅氏は、私もクリーンの自信はないと挨拶していましたね。樽床氏が原稿を見ないで演説したのに対抗して原稿なしで演説して口が滑ったらしく、総理の発言の重みで辞任した鳩山氏の経験が活かされていないようです。

 話が横道にそれました。小鳩の辞任は当然のことですので、プラスの評価となるものではありません。鳩山内閣の失政は、鳩山氏ひとり辞任して、はいそれまでよと済まされていいのでしょうか?内閣総理大臣臨時代理の指定順位は第1位という副総理格で主要閣僚として、内閣支持率急落の責任は、普通なら負うのが当然でしょう。岡田、前原、北澤の3大臣も鳩山氏が辞任理由にあげた普天間移設問題に直接かかわる大臣なのですから、当然留任はないものと考えられますが、そうでもなさそうな?

 鳩山氏があげた退陣理由のもうひとつが、政治資金疑惑。小沢も巻き込んで辞任。これは、辞任したから以後不問に伏すということではないはずです。一旦は政倫審で説明する意向を示した小沢氏、裁判が決着したら資料を開示すると言明した鳩山氏。この二人は、説明責任をまだ果たしていません!このことは、マスコミも野党も国民も、忘れてはなりません。

 つまり、選挙対策で表紙を替えたのであって、内閣も、党も、中身は大きく変わっていないのです。表紙にまたもや騙されているひとがいるようですが、速く気がついて目覚めていただきたいものです。

 党人事、組閣などの日程は、前国対メンバーが作成したものとして、国会日程も合わせて見直すのだそうです。郵政法案を成立させたい狙いもある様ですが、民社党の主要政策が、アンチ自民党で作成された(普天間はそのために命取りとなった)と同じ発想で、党の前執行部へのアンチ(人気回復策)が先行し、政策が二の次になる現象を、国政のほかに党内でも生じさせるようでは、混乱している国政が党内抗争で一層混乱に拍車をかけることとなります。
 
 脱小沢が何処まで出来るのか、人事でその方向が見えるとされて注目されますが、一時の隠れ蓑でないのか、逆に党内抗争が表面化しないか、参院選結果で、再編はと、目晦ましの戦術に惑わされないよう注視が必要ですね。
 民主党新幹事長に枝野氏、新官房長官に仙谷氏 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 民主支持回復29%、辞任評価69%…読売世論調査 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 朝日新聞緊急世論調査―質問と回答〈6月2、3日実施〉




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