遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

ウクライナのドローンがロシアの空軍基地を襲撃

2022-12-13 01:23:56 | ウクライナ全般
 ロシア国防省は5日、国内の2カ所の空軍基地がウクライナのドローン(無人航空機)による攻撃を受け、3人が死亡し、4人が負傷したと発表。
 攻撃があったのは、西部リャザン州のディアギレボ空軍基地と南部サラトフ州のエンゲリス空軍基地。両基地はそれぞれモスクワの南東約200キロ、同約730キロに位置し、エンゲリス基地は核兵器の搭載が可能な戦略爆撃機を配備。
 モスクワも襲撃可能なことを示す距離とのこと。
 また、ロシアの防空網の脆弱(ぜいじゃく)さが露呈し、首都モスクワのクレムリン(大統領府)も標的となり得ることが明らかになった。ウラジーミル・プーチン大統領に逃げ場はなくなりつつあるのかと、夕刊フジ。
 
プーチン大統領に〝逃げ場なし〟ウクライナの最新ドローンがモスクワを急襲も 「ロシア側は対抗できない」元陸上自衛隊・渡部悦和氏 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2022.12/11

 ロシア国内の空軍基地への長距離無人機(ドローン)攻撃で、戦争は新局面を迎えた。ウクライナに残された旧ソ連時代の無人機が使われたとの見方のほか、ウクライナ製最新兵器の可能性を指摘する専門家もいる。いずれにせよ、ロシアの防空網の脆弱(ぜいじゃく)さが露呈し、首都モスクワのクレムリン(大統領府)も標的となり得ることが明らかになった。ウラジーミル・プーチン大統領に逃げ場はなくなりつつあるのか。

           ◇

 
無人機攻撃を受けたのは、モスクワ南東リャザニ州のジャギレボ空軍基地と、南部サラトフ州のエンゲリス空軍基地。核兵器搭載可能な「ツポレフ160」や、「ツポレフ95」など主力長距離戦略爆撃機が配備されている重要拠点で、それぞれウクライナ国境から約500キロ離れている。

 
ロシア国防省は、ウクライナからのソ連製無人機による攻撃と発表した。同国の軍事専門家は、1970年代に偵察用として開発された無人機「ツポレフ141」との見方を示す。航続距離は約1000キロで約150機生産され、ソ連崩壊後は大半がウクライナ領内に残されたという。

 
一方、ウクライナでは国営の軍需企業、ウクロボロンポルムが航続距離1000キロ、搭載量75キロの新型攻撃用無人機のテストに成功したと地元メディア、ウクルインフォルム通信が伝えた

 半世紀前と最新の無人機、使われたのはどちらか。
元陸上自衛隊東部方面総監の渡部悦和氏は、「両方の可能性が考えられる」としたうえで、こう解説する。

 「ツポレフ141だとすると、航続距離では到達可能だが、GPS(全地球測位システム)のない時代に開発されたものなので、攻撃の正確性からみると、GPSを付けて飛ばした可能性もある。ウクライナ製だとすると、最新の誘導装置を使った可能性もあるほか、ウクライナの特殊部隊が誘導に関わったとの情報もある。いずれにせよ、
ウクライナ製無人機は今後、威力を発揮するだろう。1000キロの航続距離を持つ無人機を保有するのはほかに米国と中国ぐらいとみられ、ロシア側には対抗できる無人機はない

 
ロシア側にとっては、空軍基地にやすやすと攻撃を許した防空網の手薄さも重大問題だ。

 
渡部氏は「ロシア側の防空システムは通常、近距離の対空機関砲から中距離、長距離の『S300』などの対空ミサイルによって重層的に構築される。領内への攻撃を油断して24時間体制の警戒ができていないか、戦力が不足している可能性もある」と分析する。

 無人機攻撃について
米国は、アントニー・ブリンケン国務長官が「ウクライナにロシア国内への攻撃を促してもいない」とする一方、ロイド・オースティン国防長官が「ウクライナ自らの能力を高めるのは妨げない」と攻撃兵器開発を容認する姿勢を示した

 
ウクライナの政府顧問は、遠隔攻撃を「繰り返し行える。距離に制限なく、近くシベリアを含むあらゆるロシア内部の標的を攻撃できるようになる」とし、「ロシアに安全地帯はなくなるだろう」と警告している。

 ウクライナの首都キーウから750キロ程度の距離しかないモスクワも標的となるのか。

 前出の
渡部氏は「ウクライナ製の無人機は理論上、モスクワも攻撃することができるが、ロシア側の戦術核使用を招きかねないなど過激なメッセージになる面もある。米国が今回、攻撃を是認したのは国際法にも合致しているからに過ぎないウクライナは軍事目標のみの攻撃を貫くべきだ」と述べた。


 ロシア国防省は、ウクライナからのソ連製無人機による攻撃と発表。
 ロシアの軍事専門家は、1970年代に偵察用として開発された無人機「ツポレフ141」との見方を示す。航続距離は約1000キロで約150機生産され、ソ連崩壊後は大半がウクライナ領内に残されたのだそうです。
 一方、ウクライナでは国営の軍需企業、ウクロボロンポルムが航続距離1000キロ、搭載量75キロの新型攻撃用無人機のテストに成功したと地元メディア、ウクルインフォルム通信が伝えたと、夕刊フジ。

 ロシア側にとっては、空軍基地にやすやすと攻撃を許した防空網の手薄さも重大問題だ。
 渡部氏は「領内への攻撃を油断して24時間体制の警戒ができていないか、戦力が不足している可能性もある」と分析。

 米国は、ロイド・オースティン国防長官が「ウクライナ自らの能力を高めるのは妨げない」と攻撃兵器開発を容認する姿勢を示したのだそうです。
 
 ウクライナの政府顧問は、遠隔攻撃を「繰り返し行える。距離に制限なく、近くシベリアを含むあらゆるロシア内部の標的を攻撃できるようになる」とし、「ロシアに安全地帯はなくなるだろう」と警告。
 ウクライナの首都キーウから750キロ程度の距離しかないモスクワも標的圏内。
 「ウクライナ製の無人機は理論上、モスクワも攻撃することができるが、ロシア側の戦術核使用を招きかねないなど過激なメッセージになる面もある。米国が今回、攻撃を是認したのは国際法にも合致しているからに過ぎない。ウクライナは軍事目標のみの攻撃を貫くべきだ」と、渡部氏。

 プーチン氏のスピーチライターだったアバス・ガリヤモフ氏が、敗戦したらベネズエラに逃走すると、開戦当初に準備していたと、すっぱ抜いたのだそうです。
 敗戦ならプーチンはベネズエラ亡命へ、米メディア報道 プーチンの元スピーチライターが暴露、当初計画の中国は断念(1/3) | JBpress (ジェイビープレス)

 
 
 # 冒頭の画像は、ソ連製の偵察用無人機「ツポレフ141」




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