韓国の裁判所は、元徴用工の人々による未払い賃金支払い請求訴訟に対し、日本企業に支払を命ずる判決を下しています。
諸兄がご承知の通り、日韓基本条約、請求点協定で国際条約としてこの問題は完全に解決したとされていたものです。代々の韓国政府も認めてきたことですし、下級審でも周到されていました。
ところが、韓国社会には「国民情緒法」という不文律のようなものがあるとされ、司法は法解釈を厳格に適用するだけではなく、国民の法情緒(国民感情に沿った法解釈)にも配慮すべきだと言う視点があり、「国民情緒法」は憲法より上位にあるとされているのです。法律より宗教が上位にあるとされる国が稀にありますが、感情が法律より上位にあるという国が、いまどき存在するとは信じられない話ですが、日本との距離が近い隣国がその信じられない法理念を持つ国なのです。
韓国最高裁は、最近その傾向を強めているのですね。 . . . 本文を読む
朴槿恵には、さようならを言いつつもまた一言です。朴槿恵・韓国は放置して相手にしないことにしようと言う話です。
産経・阿比留編集委員が紹介しておられた、中西輝政京大名誉教授の言葉に新鮮というか納得させられたのです。 . . . 本文を読む
旭日旗にはいろいろな意匠があり、民間の祝い事の際に用いられていたものが、明治政府が国旗を制定したのとほぼ同時の、1870年(明治3年)5月15日の太政官布告第355号で「陸軍御國旗」として初めて考案されたのだそうです。海軍は、1889年(明治22年)、勅令第111号で日章位置が旗竿側に寄る旭日旗を「軍艦旗」として制定。戦後、1954年(昭和29年)に発足した陸上自衛隊で陸軍時代の軍旗を元に考案された八条旭日旗の「自衛隊旗(連隊旗)」が、同じく同年発足の海上自衛隊では海軍時代の軍艦旗と同じ意匠の「自衛艦旗」が採用され、旭日旗の使用が復活したのだそうです。(ウィキペディアより)
近年、韓国が「軍国主義の象徴」「戦犯旗」と敵視し騒ぎ立てることから、自衛隊の使用は世界で認知されているものでもあり、日本政府が「使用は問題ない」との認識を示すことにしたのだそうです。 . . . 本文を読む
日本の今年の夏の電力不足は、昨年までの様に、節電目標を掲げたり、電気予報がテレビで天気予報と同時に報じられたりといったことはありません。福島の原発事故の前年の猛暑並かそれ以上と言われている暑さが予測されていて、熱中症の心配を朝から晩まで各局が報じ、我慢しないでエアコンを使いましょうと呼びかけています。事故以後の経済停滞環境とは異なり景気が回復傾向で産業活動が活発化し電力需要も伸びているはずなので、電力供給は大丈夫かと心配していますが。
ところが、お隣の韓国でも、今夏は電力不足が報じられています。原因は、原子炉部品の性能証明書偽造問題。韓国の電力会社は実質国営で寡占状態なのだそうですが、日本も韓国も村社会となっていて、似たような非常識振りですね。 . . . 本文を読む
韓国は「法治国家」ではなく、「情治(痴?)国家」だと、遊爺は折に触れ書いてきました。法律より感情が優先される数々の事例や、国家の間で交わされた条約、国際法より、時々の国民感情が優先される事例が頻発するからです。
その、遊爺の考えを、裏付けていただけるような、読売新聞のソウル支局長の記事がありました。
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朴槿恵が訪中時、伊藤博文元首相を暗殺した安重根の記念碑を中国黒竜江省ハルビンの駅に設置する要請をしました。習主席は、「関係部署に検討するよう指示する」と回答しましたが、その後の進展はどうなのか、産経で現地取材をした記事がありました。
首脳会談で朴大統領が直接、習主席に記念碑設置という具体的な協力を要請したことは失礼に当たるとの声がある一方、昨年までなら、安重根の記念碑は絶対に造られないと自信を持って言えたが、最近は分からなくなってきたとの声があるのだそうです。 . . . 本文を読む
朴槿恵氏にはさようならを言ったので、そんな大統領を選んだ韓国のことはほおっておけばよいのですが、一寸ひとこと、ふたこと。
日韓首脳会談を避け、歴史問題を大きく掲げ、日米韓の繋がりに楔を打ち込むことを命題とする中国の戦略に飲み込まれていく朴槿恵。不穏な北朝鮮の動向や、ウォン安政策の行き詰まりで輸出の依存度を中国に求めざるを得ないなか、中国との連携を強化するのは、政策の内のひとつの選択肢ではあります。がしかし、訪米時にも訪中時にも、強く意識した反日の言動を行っています。
苦しくなってきた輸出環境を克服し、経済再生をはかるには、対中依存の他に、日米やその他の国々との連携を深めた景気回復策にも努めるのが、グローバルな一国の責任者の採るべき道ですが。
朴槿恵氏が悪いのか、韓国経済復興の国の為に尽くした父親を親日と批判する国民がプレッシャーを与えるからなのか、このままでは昔の中露の属国時代に戻ってしまいます。
どうしようもない国のどうしようもない話ですが、国民の方々が目を覚ましていただければと、願うばかりです。
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中韓首脳会談が行われました。
去年の9月、国連総会で尖閣の領有権を巡り日中が意見の応酬をしたことはご記憶されている諸兄が多いと思います。これに先立ち中国は韓国とロシアに領土問題での共闘を呼びかけましたが、ロシアは返事をしないなか、韓国は共闘しました。
習近平も、朴槿恵も、訪米してオバマ大統領と会談し、日本外しを唱えましたが、拒否されていました。
その二人が会うと言うのですから、反日のどのような合唱がなされるのか、興味深く待っていました。が、共同声明の内容は、日本を直接名指しするものでもなく、野蛮な両国にしては、予想に反した珍しく大人しいもので、拍子抜けしました。と同時に、ひっかかるものも感じました。そんな視点で報道を観てみると、朴槿恵の憐れというか不憫というか、不運というか、独り大国の間で波にもまれれ翻弄される姿が見えてきました。
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朴槿恵政権は誕生直後から組閣に手間取る、北の暴走に直面する、歯止めが効かないウォン高に円安の追い打ちと、難局続きで支持率は下がるばかりです。そこで、従中卑日傾向を高め、歴代大統領が任期切れが近づいてからしか使わなかった反日カードを使っています。
訪米時に見せたオバマ大統領の日米韓の連携PRに対し、米中韓の連携を唱え日本外しを鮮明にし、議会演説では反日発言をしました。これだけで十分日本への決別と宣戦布告でしたが、なんと主催する外交セミナーに日本を招待しないという露骨な日本外しをしているのだそうです。米中韓で北東アジア外交を進めようとしているのは、訪米時の発言を実際に行動でも示しているのですね。 . . . 本文を読む
朴槿恵大統領が、就任後初の米国訪問をし、独自の歴史観を振りかざして反日キャンペーン行動をしていることは、諸兄がご承知の通りです。
米韓首脳会談をしているのに、わざわざ第三国の日本の歴史観はおかしいとクレームをつけているのです。国際感覚で常識のある国には考えられない幼稚な行動と切り捨てているのが、産経・阿比留瑠比政治部編集委員。
選挙当選直後に済ませねばならない組閣に手間取り、その内に北の暴走が始まってしまい対応におおわらわ。ウォン高が一服後も止まらないなかで始まってしまった円安。選挙の時から背負っている脱親日レッテルの腐心。
それらが一気に集中し、低迷する支持率は、不運ともいえます。なので、代々の大統領が起死回生の切り札で使った"反日カード"を、就任早々から使い始めています。
そんな韓国は日本を外国だと思っていない。相手が日本なら、無理でもデタラメでも許されるというのは、幼児的で他者依存的な「甘えの構造」だと言うのです。言い得て妙。 . . . 本文を読む
韓国企業が昨年来ウォン高で輸出に影響が出始めていることはよく報道され、遊爺も取り上げさせていただいていました。その後今年に入り一服していましたが、アベノミクスによる急速な円安が始まり、対円では2割近いウォン高になってきているのだそうです。
G20で韓国は、最近開催のモスクワとワシントンの二度に渡りアベノミクスを為替操作だと非難し、仲間を募って圧力をかけようとしましたが、日本国内のデフレ解消政策として容認され、韓国の盲動は不発に終わっています。韓国が一度ならず二度までも反アベノミクスの行動をとるのは、それだけ対円のウォン高の影響が大きいという証しなのですね。 . . . 本文を読む
北朝鮮による緊張が高まる今、「米国が韓国に愛想を尽かす日」と、刺激的なタイトルの記事がありました。鳩の民主党政権により壊された日米の信頼関係の一方、輸出増大で米国の雇用回復と経済成長をなしとげようとするオバマ米国は、国内の反対勢力を抑えてFTAを締結した李前大統領の韓国は米国の意思に従う国と丁重にもてなす扱いで、かつての日米関係と米韓関係が逆転した形勢ですので、ちょっと驚きです。 . . . 本文を読む
「韓国人は北朝鮮の挑発よりもウォン高のほうが怖い?」
ふとこんなタイトルの記事に出会いました。「メディアが報じない「最新朝鮮半島事情」現地見聞録」というサブタイトルにも惹かれてついつい読んでみました。報道を見聞きする中では、韓国では日本のメディアほどには大騒ぎせず、冷静に受け止められているとの報道も少なくないのでその確認をしたかったのでした。
タイトルから期待できるほどの内容でもないのですが、韓国社会の既知の現状が列挙されていますので、整理確認にはなります。
改めて、韓国社会の行きづまりと危機感が強まります。行き詰まりなので反日で憂さを晴らしたり、スネかじりのお金をせびる方向へ行くのか、国と国の正常な関係を構築して、共存共栄を図るのか、従中卑日の傾向が強まりつつある韓国は、岐路に立たされていることを、韓国の方々が認識されることを願うばかりです。 . . . 本文を読む
読売新聞社と韓国日報社が共同世論調査を実施したのだそうですね。
李明博前大統領の竹島上陸や天皇訪韓に関する発言、最高裁の慰安婦賠償請求判決以来悪化した両国関係が、当然世論調査にも反映されていて、両国の関係が悪いとする回答も、お互いの国を信頼できないという回答も、前回の2011年より悪化しているという想定内の結果となっていますね。
その想定内の結果の中でも、遊爺が注目するのは、最近の韓国の「従中卑日」の傾向が、ここでも顕著になってきていることです。
去る者は追わず。数々の支援はここらで打ち切って、さようならをする時が来ているのかもしれませんね。 . . . 本文を読む
安倍政権の誕生に、「右傾化」すると姦しかった韓国世論は、ほぼ同時に発足した朴槿恵新政権と比べた評価を始めだし、一転してその差を羨み初めているのだそうです。
何とも激しい感情変化のお国柄ですね。 . . . 本文を読む