国見町「佑武館」剣道場ブログ

佑武館は福島県曹洞宗長栄寺内にある剣道場です。朝内賢光教士八段を師範として尚光教士七段が代表をしています。

平成30年湯沢立切り試合

2018年01月23日 | 大会結果

 平成30年1月21日(日)秋田県湯沢市総合体育館で開催された立切り試合の審判を行いました。

 20日に国見サービスエリアで待ち合わせをして、湯沢へ。今回は駒澤大学の後輩でもある桑島選手が基立ちということもあり、応援を兼ねての参加となりました。

 昨年は右肩の調子が悪く、何とか少しでも稽古をやろうと防具を持参するも断念。見取り稽古をした記憶があります。今回は、審判長でもある大阪の岩堀透先生、秋田県剣道連盟会長の目黒範士、平本先生に稽古をお願いしました。一本一本気迫を練って、力を抜いてやろうと思いましたが、なかなか思う通りにはいきません。目黒先生には懸り稽古状態になり、息が上がりました。こんなに苦しい稽古は久しぶりです。最後には2年前に竹刀をいただき、今年の学連OB大会では決勝まで進出する活躍の平本先生にお願いしました。私に比べると小柄なのですが、手の内が柔らかい上段ですっと面が伸びてきます。とても勉強になりました。

 今回の稽古では、面をつけてはいますが、いかに苦しい稽古に取り組んでいないのか反省点ばかりでした。

 21日はレセプションに参加して、秋田の先生方と2次会、最後には菅井先輩とラーメンを食べてホテルに戻りました。

 昨年の立切りから、小中学生の大会や錬成会でお世話になったたくさんの先生方とお話や挨拶をする機会がありました。春の勝平錬成、青森の強化合宿、最近ではイーハトーブ大会など本当にありがとうございました。

 22日は第39回3時間立切試合、第19回女子2時間立切試合。男子では小原選手(湯沢)金澤選手(由利本荘)五枚橋選手(岩手)桑島選手(福島)の4名、女子では佐々木選手(大仙)高橋選手(岩手)の2名が基立ちを行いました。試合内容としては、厳しく煽るような行為や突き崩すなど乱暴な行為も見られませんでしたが、3時間は長い・・・4選手とも1年間鍛えてきたと思いますが、中盤崩れる選手や後半は気力で立っているような選手もいました。

 桑島選手は、後半に懸り手選手と接触して右足第一指の爪を剥がしてしまうアクシデントがありましたが、2分程度で処置をして最後まで立派に立ち切りました。試合結果も31勝1敗1分と素晴らしい活躍で優勝となりました。

 また、懸り手の部では男子赤井選手、女子渡辺選手がともに準優勝の活躍をされました。おめでとうございます。渡辺選手は来年の基立ちにも指名されました。1年間頑張って準備してください!

  

 

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