国見町「佑武館」剣道場ブログ

佑武館は福島県曹洞宗長栄寺内にある剣道場です。朝内賢光教士八段を師範として尚光教士七段が代表をしています。

平成29年6月13日(火)柏葉体育館稽古

2017年06月14日 | 稽古日誌

 昼間は民協定例会がありました。ここの所、資金関係の相談が増加しており若干の残業となっていました。体育館には19:30頃の到着。小中学生は空間動作が終わり、切り返しをはじめるところでした。

 すでに佐久間先生が指導に来てくれていましたが、小学生の体験希望者が来てくれたということで指導をしていました。

 これはうれしいですね。すぐに入会とはいかなくても、見学か体験としてまた来ていただければありがたいです。スポ少からでも佑武館からでもどちらでもいいので、人数が増えていかなければ来年以降が心配です。久々に2年生以下がひとりもいない状況なので、少し焦りを感じています・・・

 さて、稽古は基本動作をよく確認してもらいながら進めていきました。

 切り返し、大きくの基本打ち、攻めての技、応じ技、お互いの懸り稽古。本日は先生方も少なく、回り稽古に代わって試合練習を行いました。2会場で行い、私と遠藤先生が審判を行いました。

 先鋒は5年生以下で、中堅大将は6年生~中学生ということで、3人制×5チームの総当たりとしました。

 動きが良くなったのは、元徳。残念なことは、なかなかのスピードがあるのですが、機会や攻め合いが単調。私のところにも積極的には懸ってこないので、機会や攻め合いがなかなか伝わりません。取り組む方向がかみ合えばかなり良くなるのではと期待しています。6年生は試合内容はいいのですが、3人制とはいえ団体としての試合の流れを無視しているような試合がありました。なんのために団体方式でやっているのか、全体的には穏やかに進めたつもりですがその部分については厳しく指導をしました。

 中学生は、小学生と対戦した時に一緒になってしまう。一枚上手の気位で仕留めてくれればいいのですが、なんともバタバタして見えます・・・

 一般の部では、全身筋肉痛をおして基立ちに。小中学生と稽古をして終了しました。

 稽古後に東日本大会の選手について相談がありました。中学生の部については、2年生を中心に自分たちで考えてもらい、その案に対して庄一先生と協議して選手を決めました。小学生については、萱場旗までは春の部内試合を参考に決めましたが、今回は総当たりで試合を行って選手を選考したいと思います。

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平成29年6月12日(月)国見町長杯スポーツ大会表彰式

2017年06月14日 | 行事

 国見町長杯スポーツ大会の総合表彰式が、道の駅二階の会議室で行われました。

 剣道競技では個人戦についてはすでに表彰済みということで、勝ち抜きで行われた紅白戦の団体表彰となりました。

 ちなみに、奥州合戦ではこの国見町で戦いがあったということで藤原軍チームと奥州軍チームに分かれての試合となりました。大将の優太と二人で表彰に参加して賞状とトロフィー、楯をいただきました。記念写真撮影や新聞社の取材もあったので、後日町の広報や新聞にも掲載されると思います。このような晴れの舞台に教え子と一緒に参加できるのはとてもうれしいことです。町内や近隣にも剣道経験者がたくさんいると思いますので、リバ剣も増加するといいのですが。若手の稽古参加も増えてきているので、規模の小さな大会であっても参加をして盛り上げてもらいたいと思います。

大会結果(再掲)

小学校低学年の部(5人)

優勝 後藤絢 二位 朝内希美 三位 朝内佑光

 小学生の部(10人)

優勝 石田聖虎 二位 志村尚哉 三位 松野陽斗

 中学生の部(6人)

優勝 佐藤大斗 二位 八島蓮 三位 梶川拓夢

団体の部(小学生低学年~一般までの勝ち抜き戦26人)

最優秀選手賞 朝内佑光(3人抜き)

優秀選手賞  志賀元徳(2人抜き)

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平成29年6月11日(日)福島県総合体育大会成人の部

2017年06月14日 | 大会結果

 11日は、須賀川市で県総体が行われました。国体予選を兼ねており、私は今年から副将の部となりました。国体出場は私の一つの大きな目標であり、今回の大会については数年前からなんとか狙っていきたいと準備していました。大きく予定が狂ったのが、昨年9月の右肩腱板損傷。日光大会の大将をやらせてもらってから、各種大会出場は控えていましたが、学連大会、東北北海道予選から試合に取り組んでいきたいと考えていましたが、出場できませんでした。東京剣道祭には出場して若干ですが手ごたえをつかみましたが、無理をすれば痛みが再発してほぼ毎週の注射・・・調子が悪い時の方が成果が出ると開き直りました。七段を取ってから、どうしても恰好をつけてしまうところがあり、もちろん剣道として大切な部分も理解はしていますが、この一番だけは「自分は試合をやりにきている」ということだけを胸に刻んで臨みました。気温が高く、体力が奪われていく中、兎に角必死に自分のできることに全力を出しました。ほめられるような試合内容ではありませんでしたが、なんとか決勝進出。準決勝であがった息がなかなか回復しないこともあり、時間内は慎重に取り組み延長戦になりました。延長を20分程度繰り返し、試合中には何度か私の籠手に旗が一本あがる場面もあったのですが一本に届かず・・・最後は、ビデオを見る限り裏から突き崩して面に行こうとしたところ、袖口に引っかかりそのまま竹刀が折れて面に乗られたようです。全力を尽くしたことなので試合の内容には悔いは残りませんが、前述の通りの準備不足については悔いが残ります。選手権審判員ということで、自分の試合後には審判を行いましたが、先生方の中には思いもよらない病気やけがなどを抱えている先生もおり、健康に剣道を取り組めることの大切さと幸福について改めて感じました。今回は悔いは残りますが、稽古に取り組むしか解決する方法はありません。

 そういった気持ちの中で、審判長の長谷川先生の講評にあった「攻め勝って、ためて、打つ」という一言が胸に残りました。試合の中で、相手の手元をあげさせてとか、相手が退くところをという意識はありましたが、どうしてもその場面を逃さないようにというような焦りも強かった気がします。自分自身の取り組むべきヒントがもらえた気がしました。

 国体に選考された選手のみなさんには是非頑張ってもらいたいと思います。

  

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