国見町「佑武館」剣道場ブログ

佑武館は福島県曹洞宗長栄寺内にある剣道場です。朝内賢光教士八段を師範として尚光教士七段が代表をしています。

平成27年3月16日(月)佑武館稽古

2015年03月17日 | 稽古日誌
 今日は、国見町社会福祉協議会の福祉講演会が開催されました。「笑いは幸せへのかけ橋」という題目で秋田から人星亭喜楽駄朗師匠にきていただきアカデミック漫談をして頂きました。面白い漫談の中に、福祉課題を散りばめながら楽しい時間を過ごすことができました。中でも一番印象に残っているのが、児童相談所の相談員を行っていた経歴からの子ども育成論でした。子どもを木にとらえて、「今の親や祖父母は可愛いあまり根に栄養をあげすぎる。その影響で、木ばかりが大きく育って根が育たない。だから、ちょっとしたアクシデントで倒れてしまうのだ。栄養は、それほどあげなくても子どもというのは自分で根を伸ばしていく。そうやって頑張って根を伸ばした木は、見た目が立派でなくてもアクシデントがあってもよくしなって丈夫である。」という話でした。極論はいけないと思いますが、一考する価値があると思いました。たしかに、剣道でもその子を強くしてあげたいと思ってあまり細かい事を言っても伸びない気がします。

 稽古は、18:30には会社を出ることができたので18:45からのんちゃんゆうちゃんの稽古を行ないました。19:00から前半は私が小学生を指導して師範が2人組の指導。19:45頃から私が中学生を指導して師範が20:00まで小学生の指導をしてくれました。

 全体的には、出鼻を意識するような指導をしましたが思っていたよりできない・・・
 中学生は私が繰り返し元立ちになって取り組みました。最後には中学生同士の試合を行って師範から講評を頂きました。師範も褒めていましたが、菜津美が試合練習で素晴らしい出鼻面を決めました。取り組もうという意欲も嬉しく思いました。

 3年生の謹が県立高校発表の報告に来ました。第一志望に合格!
 地区で一番頭のいい高校に兄弟揃って通学できるなんて素晴らしい!!
 兄の誼もそうでしたが、謹も3年生になるまで塾だ家庭教師だと稽古を休んだことはありませんでした。文武両道できちんと中学剣道をやり遂げた上で、志望校に合格できたことが何よりも立派だと思います。おめでとうございます。
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平成27年度福島県剣道道場連盟総会

2015年03月17日 | 行事
 平成27年度福島県剣道道場連盟総会が、郡山市清稜山倶楽部で開催されました。
 室井会長の挨拶、梅宮剣道連盟会長の挨拶にもありましたが、26年度の日本剣道少年団研修会で(作文発表)福島県から日本一が出ました。青木結菜さん、玉川剣友会さんおめでとうございます。
 さて、梅宮会長より県立武道館がないのは福島県だけになる見込みとの話がありました。現在、復興予算は随分と来ているはずなのですがどうして活用されないのか、政治的なことはわかりませんが疑問です。実際、今回の駒沢大学の合宿についても福島市内の体育館が抑えることができませんでした。各種大会についてもなかなか震災前のようにいかないと耳にします。福島県の子供たちの運動不足がマスコミで取り上げられる中、屋内で十分な運動量が見込める剣道をはじめとした武道の稽古や試合場所がないことが困っているのに、予算を使ってもらえないというのは何か不思議な気がします。

 総会終了後は、懇親会。前会長の佐藤勉先生、清水の梅津幸子先生、中山道場の緑川先生と実のある話と貴重なご意見をいただけました。楽しい時間を過ごすことができて感謝致します。
 

 あとは、道場の移籍トラブルについても道場の代表で話をしました。話を照らし合わせると、今までずっと嘘をつかれていた事が分かり、本当にがっかりしました。向こうの代表さんも驚いていました。これからどのような嘘を重ねて言い訳するのかわかりませんが、そこに挟まれている子どもがかわいそうになってきます。 結局は、12月に父親から「道場をやめさせる気はない」ということと「剣道に対して気持ちがなくなってきたので話をしてもらいたい」というお願いは嘘だったことになります。その時には、「岩手遠征後にはそちらの道場に正式入会させます。佑武館の先生には許可を取ってきています。」といってすでにお願いしていたそうです。だから正しくは「岩手の遠征が終わったら、道場を移籍しますがそれまでは佑武館でやらせてください」という相談であるべきだったはずです。そうなれば、「これまで小さいうちから頑張ってきて、残り半年程度でやめてしまうのか?」と意思を確認しますが、別のところで頑張りたいというのであれば退会まで稽古はいいけれど試合は辞退していただくという話になります。人数割れしていて他の中学生に迷惑をかけるからということならばまだ話はわかりますが、通常で言えばそのような虫のいい話が通るわけないと思うのですが?きちんと「辞めさせてください」と言えば今回のような揉め事にならなかったと思います。剣道は試合よりもはるかに大切なことがあるのに、そういうことが全く伝わっていなかったことについては私の責任でもあると反省します。
 ただ、こうなると発端となった保護者間のトラブルについても、双方の言い分が微妙に異なり言った言わないの話になりますので、私は中立の立場で対応してきましたが、その時の話も嘘をついて道場内の保護者を混乱させたのかと思ってしまいます。 
 いずれにせよ、現在は剣道祭の準備や駒沢大学剣道部の合宿のことで忙しいのでタイミングを見て保護者にもきちんと説明をしていくつもりです。
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平成27年3月14日(土)国見町剣道スポーツ少年団昇級審査

2015年03月17日 | 行事
 例年で言う、スポーツ少年団の卒団式ですが今年度は6年生がいないので昇級審査と親子剣道大会のみを行ないました。
 昇級審査は、みんな緊張感をもって稽古の成果を発揮して無事昇級しました。



 昇級審査のあとは、親子剣道大会。お父さんお母さんが頑張っていました。毎年のことですが、大変な盛り上がりでした!




 最後には、森江野町民センターに移動してレクリエーションタイム。手作りのカレーをご馳走になって、みんなでゲームを行ないました。
 来年は、一段とたくましくなった姿をお父さんお母さんに見せてください。
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