kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

プロのプライド

2015-07-24 13:36:15 | 仕事
ここ数カ月

わが家の目の前で

新築物件(5件?)の

工事が行われているんだけど

その騒音たるや

すさまじいことがある

家を閉め切っても

テレビや電話の音が

うまく聞こえない

特に

うちと物件の間にある

道路工事の時が最悪

音の強弱はあれど

連日の騒音に

わんこたちもストレスがたまって

体を掻きむしったりなめたりで

皮膚はボロボロ

ちょっとの音にも反応するようになり

工事が終わってからも

車が通過するたびに吠えてしまい

ご近所迷惑に

いままで

ここまで近くでの工事を経験したことがなかったので

ご近所はさぞ大変だと思ってはいたが

実際目の前でやられると

本当につらい

日本全国で

同じことが連日起こっていると思うけど

みなさんどうやって耐えているのか・・・


ここで思うんだけど

ハウスメーカーや建築会社は

この騒音を

”あたりまえ”くらいにしか

思ってないんだろうな、と

でも今は

科学技術がとても進んでいる時代

いい方法を見つければ

きっと騒音もかなり減らせるはず

本当のプロは

いい物をつくりだすためにだって

周りに迷惑をかけたりしない

それでもどうしても問題が起こりそうなときは

あらかじめ礼をつくしておく

そういうことは

どの分野にだって

通じるものがあると思う

もし騒音がかなり少なくなれば

それでいい家が建てば

近所の方々も

いずれ家を建てるときは

この会社に頼みたいと思うんじゃないか

そうすると

多少の先行投資は

次のお客さんを呼んできて

結局いい結果が出る

騒音を垂れ流して

つべこべ言われないうちにさっさと逃げるようなやり方は

どこでももう通用しない時代


以前家の展示場を見に行った時

あちこちで話を聞いたけど

あるメーカーでは

知人がそこで家を建てたといったら

「あそこの人はオープンハウスしてほしいといったら、緊急時にシェルターに近所の人が押し寄せるからダメって

言われました」

と笑って言った

それって悪口

私にする話じゃない

また別のメーカーは

おうちの方の許可がない限り

測量などには伺わないと言ってたのに

次の日いきなり来て

家族みんなが激怒

大きなメーカーなのに

残念の一言に尽きる

こういうのも

プロとしてのプライドないな、と思う

業界全体の意識が低いのかどうかはわからないけど

業績を伸ばしたいなら

いい仕事をするべきだし

そのためには

相手やその周りの人の心をつかまないと

永遠に敵をつくることになってしまうことに

そろそろ気づいたほうがいいと思う

建築関係の方だけに限らず

自分が堂々として

仕事を誇れるかどうか

胸に手を当てて

もう一度考えてみてほしい

プロのプライドがあるかどうか

将来人生を振り返ってみて

いい仕事ができたと

胸を張って言えるのかどうか

取り返しがつくうちに

もう一度




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