kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

リーダーとして

2021-04-10 16:54:30 | 日記

イギリス・エリザベス女王の夫

エディンバラ公フィリップ殿下が9日に亡くなられた

99歳だったそうで

最近では体調を崩し一時入院されたりして静養していたようだけど

元々心臓にも病気があり

ここ2か月ほどは厳しい状況だったらしい

まあお年のことを考えれば

これ以上は難しい状態だったのかもしれません

そして

その後イギリスは全土で喪に服し、国民が献花に集まりだした中

英王室から「献花でなく寄付を」との声明を出したそう

これは献花で人が集まることによるコロナ感染拡大を防止するとともに

コロナにより生活が苦しくなってる人たちのために

献花のための費用を慈善団体に寄付することで

人々を助けてほしいという王室の気持ちの表れで

いいリーダーは常に人々に気持ちを寄せて本当に素晴らしいなって思った

今は悲しみで何も考えられないくらいでしょうに

そんな中でも国民に思いを致すというのは

なかなかできないことだと思う

それにね

お花はいずれ枯れてごみになり

それをまた処分するのに人手とお金がかかる

でも寄付なら多少の人手はかかるけどごみになったりはしない

そして

この事はきっと多くの人々の心に残り

いつまでもフィリップ殿下のいい思い出の一つになる

まさに今の時期にこの方法は

いいことづくめなのだと思う

ところで

フィリップ殿下といえばちょっと行き過ぎのジョークで時々話題をさらったりしてたけど

元々はデンマーク王家の血筋でギリシャ王家の一員として生を受けたにもかかわらず

1歳の時クーデターで亡命し

幼少の頃はヨーロッパを転々としていたそう

そしてイギリスの海軍兵学校でエリザベス女王と出会いご結婚に至るわけだけど

一見ひょうひょうとしてジョークが好きな英国紳士に見えた殿下も

若いころはかなり苦労されていたよう

そんな殿下の人となりもこの度知って

さらに哀悼の気持ちが強くなったけど

70年の長きにわたり自ら慈善活動や社会奉仕運動に貢献してきた方だからこそ

この度の王室の声明は

殿下もきっとお喜びになっているんじゃないかと思うし

お元気なころにもっとその人となりを知っておけばよかったなぁと

反省したわたしなのでした

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« たまの癒しに・・・ | トップ | 先が思いやられる »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事