皆さんは想像したことありますか?
家族が倒れて救急車を呼んだのに来てもらえない可能性があること・・・
最近救急車のサイレンをよく聞くなって思ってたけど
ネットの記事でびっくりしたのが
昨年12月29日の救急車の横転事故の続報
これは東京の昭島市で
真夜中に救急車が単独で中央分離帯のフェンスにぶつかって横転したもので
事故の直接の原因はよくわからないけど
この救急車に乗ってた隊員たちは
朝からずっと仕事が続いていて
まったく消防署に帰れないまま
一人の患者さんを病院に搬送したら、そのまま次の現場に行って対応と搬送をし・・・
そんな感じでようやく仕事が一段落して消防署に戻る途中だったらしい
って
いったい何時間働いてたんだろう
だって朝から真夜中までずっとですよ
もちろん簡単な食事とか水分摂取くらいはしてただろうけど
救急車が出動する場面ってまさしく命がかかってることが多いから
ちょっとのミスも許されないし
きちんと観察しないと正しい対応も取れないから
まさに緊張の連続
それから病院と連絡を取り
必要な処置をしながら病院に搬送して、状況を報告し
ようやく一安心と思ったら次の患者さんに呼ばれ・・・
こういうことはいくら慣れてると言っても本当に大変だし
心身ともに消耗する仕事だと思う
だからこんなこと毎日続けていたら
どうにかならないほうが不思議
ここ数年はコロナのこともあり、救急車の出動回数はずっと増え続けているし
けど救急隊員の数はそれほど増えていないのだから
一人当たりの仕事はかなり増えているはず
だからと言って必要な時に救急車を呼ばないっていうのはおかしい話だから
こういうことを解決するためには
救急車を利用するわたしたち側ではなく
国とか自治体とかがもっと考える必要があると思う
例えばコロナのことだって
こんなに患者も死者も増えてるのに、何の対策も取らなくていいの?
経済のこととか、他国との協調とか、いろいろあるかもしれないけど
救急や医療が崩壊するのを放っておくっていうのはどうかしてる
政治はまず第一に国民・市民のことを考えるべきだし
そのために救急や医療がきちんと無理なく回っていくっていうのは
大前提だと思う
だから現場のプロに任せるのではなく
現場がきちんと回っていくようにまわりを整えるのが
今一番大切なんじゃないかな
与党も野党もお互いの足の引っ張り合いばかりしてないで
現実をよく見て、今必要な対応をしてほしいですね
そして必要な救急対応がきちんとなされ
救われるべき命がきちんと救われる
そういう国であり続けてほしいです
遊びに来てくださって、ありがとうございました