1948年から

文句たらたらどうでも日記

『檸檬』のケーキ

2024-05-16 20:25:30 | 読書
日本橋丸善へ、往復で約5000歩のウォーキングでした。
探していた本は古すぎてなかったけれど、少し前に読みたいなあと
思っていた山田風太郎『八犬伝』が角川文庫であったので
上下ともに買ってしまいました。
元の『南総里見八犬伝」は昔、夢中になって読みましたが、
こちらは滝沢馬琴と葛飾北斎を中心人物にした小説のようです。

そして3階のカフェへ、11時少し過ぎ、静かでいい雰囲気です。
梶井基次郎『檸檬』という小説に丸善が出てきます。
それにちなんで作られた丸善カフェのレモンケーキ、
それを食べるのが今日の一番の目的でした。

半分に切ったレモンの中身をくりぬいて、下にレモンゼリー、
その上にレモンムースが山盛りに乗っていて、
丸い一個のレモンの形になってます。
レモンの香りと酸味、滑らかなムースでとても美味しかったです。

若いころ、親しくしていた人から読むように言われた本です。
読書好き、多読家、頭のいい人でした。
縁は切れてしまったけれど、善悪いろいろな面で
大きな影響を受けました。
一人でコーヒーを飲みながら、そんなことを思い出しました。

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