夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Microsoft AVI と Microsoft DV AVI 新作書き出しでトラブル

2020-09-18 15:27:56 | Weblog
或る時は各種装置製造及び修理技術者、或る時はビデオカメラマン、実態は年金受給者。
今日は姿を変えてソフト技術者です。
パソコンは Windows3.1 の時代から付き合ってきましたが、この半端な道具は言うことを聞かないしすぐに高齢化して時代遅れになる忌々しい代物です。

新作の映像作品「三十年前の南風」の編集が終わったのでタイムラインから書き出して完成ファイルを作ろうとしたのですが、


PremierePro2.0 の書き出しメニューに "Microsoft AVI" と "Microsoft DV AVI" があります。
レンダリングは済ませました。さて、どちらを使えばいいんでしょう。

今までは DV AVI で書き出していたと思いますがいい機会なので両方試してみることにしました。
始めに Microsoft AVI でやってみましょう。

残り時間の表示は当てになりません。始めは増えていきます。
13分17秒の動画ですが書き出しに途方もない時間がかかります。1秒で2フレームってとこでしょう。
これは確か無圧縮の動画が出来たような覚えがあります。(思い違いかな)
こんなことするんだったらテープに書き出して「ここからここまで」と設定してキャプチャした方が手っ取り早いぞ!
XP のワークステーションの Premiere6.5 で編集後書き出すときは Canopus DV コーデックを使っていましたがあれは早かったけどなあ。
でもせっかくワークステーションが頑張ってくれているのでそのまま継続しましょう。

終了しました。書き出したファイルがビンに置かれています。3時間17分かかりました。


ファイル容量を確認。


次に Microsoft DV AVI で書き出し。大幅にスピードアップです。


間もなく書き出し終了です。動画の実時間より早かった!


先程のファイルと比べてみましょう。

予想に反してファイル容量はこちらの方がずっと大きくなりました。

書き出したふたつの映像を PremierePro2.0 で再生してみました。
またしてもトラブルです。アナログビデオは上下左右に本来見えない部分がありますが、キャプチャした映像はそれも記録してしまいます。
黒マスクをかけて隠したのですが最小限にしたので不要な部分が残ってしまいました。プレビューモニターではうまく隠れていたのですが。
これは Microsoft AVI です。


当然 Microsoft DV AVI も同じです。

更にこちらの映像は画面が不安定で細かく上下に揺れています。
何かの設定ミスでしょうか。恐らくそうです。どうせ悪いのは私。

せっかくここまで来たのにマスクの設定からやり直しです。
パソコンのノンリニア編集なんてこんなもの。もう慣れっこです。

もうひと頑張り、 Microsoft DV AVI の書き出し設定を確認しました。

あちゃあ!24p じゃ不具合が出ますよね。
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