夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Ikegami HL-95 再調整したぞ

2019-01-09 11:21:37 | Weblog
昨日の続きです。雪かきの後、レンズのPPがずれているのが気に入らなくて調整。
今日はついでにカラーバーが正常か確認のためベクトルスコープをつなぎました。5850Vは裸ですが、これには訳があって昨年これとセットの波形モニター5860Vが故障して中古で代替品を買った際余った予備品なんです。編集ラックの裏側をいじるよりこれを使ったほうが手っ取り早いということ。


カラーバーを出してベクトルスコープをセットアップしたら結果はまあまあでした。


レンズ内臓のパターンを見ながら基準のGchを調整。
古いカメラのことですから少々手こずりました。電解コンデンサーが判明しただけでも2個、他にも劣化した物があっても当然でしょう。回路の定数が初期値から変化しているみたいです。パターンが水平方向に伸びているのでWIDTHを調整したのですがこれを目一杯半時計方向に回してもあと一息。無理に回してこのパーツ(何回転も回るので可変抵抗じゃなくてコイル?)を壊したらアウトです。そこそこで妥協しました。垂直方向はうまく調整できました。位置の調整はすっかり慣れたので楽勝。


Gchを決めたらRとBもWIDTHとHIGHTを合わせてR-GとB-GでGchのパターンと一致させます。その他にもPROC-R基板のVRも実写画面を確認しながら適当に調整。
外は雪が降っています。調整を一段落してカメラを向けたら調子のいい映像が出ました。でもB管の焼きつきは気になります。雪景色だと黄色っぽい焼きつきの痕が見えちゃいます。悪魔のささやきに、白焼きしちゃおうと思い立って部屋を探したらダイソーで買ったリングファイルがあってうまい具合に白い樹脂のファイルです。それをレンズフード先端の大きさに切り抜いてテープで貼って卓上スタンドの40Wランプを当ててみました。冒険ですがアイリスは開放にしてしばらく置いて様子を見ての繰り返し。ここで池上のY氏の「白焼きするとバイアスが掛かるので云々」を思い出して途中でやめました。撮像管をダメにしたら取り返しがつきません。昔同じ池上の業務用3管カメラでうっかりレンズを夕日に向けて焼いてしまったときは自然に回復しましたが、回復を確認したのは半年後という経験があります。


このカメラは一件落着としましょう。次にレポートするときはベーカムによる収録テストです。
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