自民党政権による今の体制に辛口のメッセージを発信している YouTube のサイト「一月万冊」。
ここ何年か全面的に支持して毎日のように閲覧していました。
主義主張はほぼ私の感覚と一致していて清水さんを中心に本間さんや佐藤さん、今井さんの辛口の発言は痛快でほとんど「いいね」。
でも先日、「それは違うんじゃないか!」という発言がありました。
清水さんと本間さんが話の中で鼻でせせら笑いしながら「プロレスだ~」。
NOAH 限定ですがプロレスファンである私には受け入れることができません。
一般にプロレスといえば八百長、ショー、ブックという批判が当たり前のようになっています。
彼らにとって、プロレスは社会で唯一最低の下らないプロスポーツなのでしょう。
そもそも一月万冊のメンバーに限らず一部の人間にとって、プロレス及びレスラーはいくら叩いても構わない存在なんですね。
冷静に考えればわかることですがプロレスは殺し合いじゃないんです。
この選手にこの技を掛けたら命の危険が伴うかもしれない、そんなギリギリの戦いをしているんです。
言わば究極の肉体労働。
実際、NOAH の当時社長兼選手だった三沢光晴氏は試合中受身に失敗して亡くなりました。
確か、命に関わるスポーツは通常の生命保険と健康保険は適用外。
リングの上での死亡事故に関して相手選手は刑事責任が免除になる、そういう世界です。
翻って考えると土建屋、おっと失礼、大手ゼネコンが凝りもせず繰り返す談合はどうなんでしょう。
国会運営にしても質問内容はあらかじめ趣意書を提出して官僚が答弁原稿を用意するって、何?。
物事を決める前の根回しもありますがどれも八百長じゃないですか!
もうひとつ言いたいことがあります。
一月万冊も含めて似たようなチャンネルが山のようにありますが私が知る限りどれもいわゆる知識人ばかりです。
下積みの工場労働者/土建業界の作業員/田舎の個人商店、そんな立場から発信している人は居ても少数派で目立ちません。
そういうお前は何なんだと言われそうですが、私は中学卒業後15歳で社会に出た元田舎の工場労働者です。
その会社は東証一部上場の大手電機メーカー。
「○○○に居れば一生安泰だぞ」と様々な人から繰り返し言われたものです。
先輩からは「三日三月三年目、それを乗り越えれば続く」「今の仕事がお前の天職だと思え」「会社を辞めるなんて考えるな」
内心反発していましたがあの平成不況で先輩たちも含めてリストラという名の首切りにあいました。
ちなみに一月万冊のメンバーはリーマンショックは知っていてもあの平成不況はご存知ないようです。
あの松下(パナソニック)を皮切りに大手電気メーカーが軒並みリストラに踏み切った騒動なのに。
YouTube で偉そうなことを言っている人たちは社会の底辺で必死に働いている人間なんて全く意識していないんじゃないでしょうか。
話が長くなりそうなのでここまでにしますががそんな自分自身と一月万冊のギャップを考えて本日チャンネル登録を解除しました。
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