夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

プラモデルで映像を合成

2018-01-25 20:34:06 | Weblog
先日作ったグラマンF6Fヘルキャットですが、これをPremiereで合成して空を飛んでいるように合成しました。
納得のいく結果ではありませんがとりあえずはこんなものでしょう。

これが出来上がったセットです。

胴体に無理やりモーターを組み込んでプロペラを回すことに成功したのでブルーマットで合成する段取りです。
もっともらしく合成するために機体を前進しながら旋回させることを考えました。

木製のベース上で心棒を進行方向にスライドさせると約90度旋回します。

ブルーマットはセリアの色付き画用紙の大きいやつを使いました。
これに穴をあけて心棒を通して先端に機体を取り付けます。

機体側から見るとこんな具合です。

心棒のφ5丸棒の影が出るのではと心配しましたが、窓に断熱のプチプチが貼ってあるのでうまい具合に光が拡散してくれました。
計画では照明を当てるつもりでしたが窓からの自然光でいけそうです。

カメラをセットしたところです。

真正面から撮るので心棒も余計なものも写り込みません。
光の当たり具合を見て全体の位置を入念に決定したらプロペラを回転させ、カメラを回して何度も機体をガイドに沿わせて前進後退を繰り返して撮影。

で、撮影した映像をPremiereのタイムラインに置いて使えるところを選び、クロマキーで撮影済みの空と合成しました。

プロペラが回っているのがおわかりでしょう。
仕上がった映像では右90度バンクから水平状態まで旋回しつつ前進します。
と、簡単に出来たみたいな言い方ですが実際は結構大変でした。
製作中の映像の前に作ったカットと入れ替えましたがこれだけでは迫力不足なので後でクローズアップも撮って追加しました。

映像の尺は1.5秒ですがこれで十分です。これ以上長いとボロが出ます。
なお、機体の塗装は当初このプラモデルの指定通りカウル(エンジンカバー)を白く塗りましたがwebでいろいろ調べたら実機は機体と同色のネイビーブルーが多かったようなので塗りなおしました。
ということでこの作業は一件落着です。
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