夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Ikegami HL-95 整備その4

2018-12-29 16:03:05 | Weblog
年が明けたらゆっくり故障の解析をしようと思っていたのですが、見ているうちにいじりたくなって内部の調査から始めました。
側面のカバーを両方開いて点検。まずはPROC基板から。専門家ではないので大胆に進めます。R基板を抜くと画面は青緑になります。生きているのはGとBですから当然でしょう。Gを抜くとRとBで紫。Bを抜くとRとGですから橙になります。ということはPROC基板は生きているということだろうと。

次にレンズに向かって左側の基板を取り外していきます。最初はこれです。

正確なレジ調整のためのVRがびっしり

その下の基板を取り外します。

これは何の基板かな

シールド板が出てきます。これを取り出します。


マザーボードが現れました。

多分マザーボードでしょう

ボードを老眼鏡をかけてじっくり観察。ん!ここの半田付けはかなりいいかげん。

他の部品の足はきれいに半田が乗っているのに

18が半田が乗っていないみたいです。他にも怪しい箇所あり。スルホール基板だとしてもこれでいいわけがありません。

こちら側にはパターンが一部しか無いのでこれでいいのかも

細かい場所の半田付けは苦手ですがしっかり半田を乗せました。

作業に老眼鏡とアースバンドは必須

これで直るとは思いませんでしたが結果は同じでした。でもこの作業による障害は出ませんでした。これで致命的な障害となったら元も子もありません。
次のステップは撮像管です。取り外しは大変だろうと躊躇していたのですが、やってみたら簡単でした。プリアンプとコネクタを外して2.5mmのボールポイント式棒スパナでM3ネジ2本を緩めたら撮像管ユニットがフリーになり、隙間から取り出すだけです。

工具箱にボールポイントの棒スパナあり いつ買ったのかな

これがRchのダイオードガンプランビコン撮像管です。

PHILIPS製だと思い込んでいましたが国産の松下製でした

ここにレンズから入りプリズムで分けられた像が結びます。

髪の毛よりはるかに細い銅線があるので要注意

前にHL-79Eを整備したときは気にしませんでしたが撮像管は撮像面に強い光が当たると電源OFFでも焼けるので念のため黒い画用紙で保護しておきました。おっと、この写真を撮るときストロボが発光しちゃったけど大丈夫かな?

これで安心

本日の作業はここまでです。撮像管ユニットの分解とソケットの点検は年明けに落ち着いて取り組むことにします。
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