夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

晩秋の風景を撮ったりテレシネプレイヤーを直したり

2021-11-26 15:24:44 | Weblog
ウォーキングの後、町内をひと回りして直感的に惹かれた風景をコンデジで何枚か撮ってきました。
何の変哲もない田んぼの脇道ですが、こういう風景が大好物なんです。

古希を過ぎた身には何かを象徴しているような、というより自分自身を見ている感覚です。

数十メートル先によく似た空間がありました。

この先には田んぼがあるだけですが、未知の世界があるような心象風景です。

帰ってから次の作業です。
8ミリのテレシネプレイヤーのあれをなんとかしないと。

このテレシネプレイヤーは優れもので、フィルムを間欠ではなく連続で送ってプリズム経由で動画にする仕掛けです。
プリズムの精度云々という説がありますが、映写機によるテレシネだとフィルムの接合部で切れたりパーフォレーションを傷める可能性があって、実際痛い目にあっています。
磁気帯に録音した音声も出力できるし18コマ/24コマでフリッカーが出ないというメリットもあります。

問題はこのツマミです。


挿入部が割れてエポキシ樹脂で補修したんですがガタがあって回転方向の遊びがあるし引っ張れば簡単に抜けちゃいます。


対策として以前しっかりした物を作りましたが見た目がごつくて気に入りませんでした。


今回は手元にあった材料でこんな中空シャフトを作りました。ノブはボルトを入れるやつです。


加工が済んだので取り付けました。

これでしっかりしたぞ。

この GOKO TERECINE PLAYER TC-20 は昔毎度のハードオフで確保した物で、いつかテレシネに使おうと考えていました。
まだテレシネしてない8ミリフィルムが何本かあるのでこれでやってみようとカメラを正確に位置決めする台を作って実験済みですが、まだ本番に至っていません。
遠い遠い昔、友人の結婚式を撮ったフィルムが編集したままなのでこれでテレシネ作業をして DVD に焼いて渡したいし、私が20代の頃 CB450 で富士スピードウェイを走ったフィルムもどこかにあるはずです。2回目に走ったときはホームストレッチでメーター読み 200Km/h !若かったなあ。
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