越後の山間を訪ねてみました。
この地域は何度も訪れていますが4月末は初めてです。
一帯はまだ雪が残っていて川は雪解け水で濁っていましたがこんな春の風景が広がっていました。
谷間で桜が満開。思わず車を止めてカメラを向けました。
点在する古民家は実に魅力的です。
桜を望遠で引っ張ってみました。
国道を進むと何度も通って見慣れたはずの風景は全く違う表情です。
ここは最初に遭遇した時、感動した棚田ですが今は放棄され、元の山の風景に変わりつつあります。
隣りのかつて田んぼだった所は雑木が生えて開墾以前の姿に戻ろうとしていました。
振り返ると山は私を暖かく出迎えてくれましたが心境は複雑です。
山を越えると信州ですがまだ峠は雪があって超えられません。
来た道を戻って帰路につきました。この雪が消えて田植えの準備が始まるのはいつになるんでしょう。
違う道を進んで南の集落に下りましたがここもまだ雪がこんなに残っていました。自宅は霞む山の遥か先です。
今日は思い付きで深い山の懐を訪れ、風景に接してきましたが今の社会の現状に様々な感情が。
この状況に突破口はあるんでしょうか。
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