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本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「なんとか会社を変えてやろう」柴田昌治著

2011-05-28 06:58:10 | 本・雑誌、読書
とてもとても共感した本でした。
文庫本で読みましたが単行本は1999年5月に刊行されたものです。

こういうくだりがありました
「・・・そして何よりも必要なのは「生きる」ということ、「豊かな人生とは何なのか」ということを一人ひとりがもう一度、原点に戻って考えていくことではないかと思います。今まで多くのサラリーマンは管につながれた末期ガンの患者のように、会社生活に縛られて、ひたすら何も考えずに働いてきたのではないかと思います。はっと気がついた時、果たして自分の人生とは何だっただろうかと虚を突かれる人が多いのが現実ではないでしょうか。」

そう、私たちは東日本大震災で、「虚を突かれ」ました。いま多くの方が生きるとは何なのかを考えていると思います。
考え始めて自分の仕事に疑問を持っている方も多いと思います。
そうはいっても何をすればいいのかわからず、いままでどおり仕事のやり方を変えず、漫然と日々を過ごしている方・・この本を読めば自分が変わるヒントが見つかると思います。

いまの日本は、地震前にあった問題と地震後に発生したり、見つかった問題で問題だらけの国に見えますが、
外的な要因よりも・・日本に住んでいる私たちが、いままで特に疑問を抱かず、日々漫然と過ごしてきたことに大きな問題があるのではないか?
そのことにみんなが気付いているから、これから日本は変わっていくでしょう。

でも、人間の気持ちなんてすぐ変わってしまうもの・・
だから熱い想いを取り戻したくて、例えば本を読む。この本ってそんな本なのかなと・・・

と、ここまで精神論の本のように紹介しておりますが、実は、随所に会社を変える実務的な話が書いてある、「会社を変えたい」方に即役に立つ本です。


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