本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

門司港三井倶楽部で女性のパワーを感じた!

2012-08-26 17:23:14 | 日記(日々の出来事)
今日は門司港まで一人で出かけてきました。

10年前「女性研修の翼」という事業を担当した時の団長さん&団員さんが毎年、同窓会を開いておられまして、事務局だった私もちゃっかり参加させていただいておりまして、今年も参加してきました。

福岡県内を4ブロックに分けていて、今回は北九州地域の担当ということで、門司港レトロ地区の三井倶楽部を予約してくださっていました。

建物の写真を撮るのを忘れたけれど、レトロ地区が一望できるお部屋で、素敵な器に盛り付けられたちょっと贅沢な食事を楽しみました。(三井倶楽部ホームページと写真は下の方を見てください!!)

お料理も素敵だったけれど、お話も素敵。

今回は特別に団長の講演がありまして、いま取り組まれている日韓の男女共同参画の話を伺いました。

韓国の男女共同参画に関するデータを見ながら、お隣の国と言いつつ、知らないことが多いとあらためて感じました。

当たり前の感想で申し訳ないけれど、日本と異なるところがあり、似ているところがある。

いま領土問題で韓国、中国、ロシアとぎくしゃくしているけれど、じゃそれに対し自分はどう思うかというのが、語れないという話になりました。

団長さんも強調されていましたが、私たちはあまりにも問題の背景を知らない、歴史を知らない。

それは学生時代、歴史の授業で昭和以降をあまり教えてもらっていないということがあるけれど、それなら個人が知る努力をしないといけない。
きちんと意見を主張するために、学びたいという話になりました。

・・・しかし、皆さま方が韓流ドラマをものすごく見ておられるのにはびっくりしました。
ドラマから見た韓国社会、韓国人気質、のような話は、もう皆さん第一人者でした。。。

10年前、家庭のことを気にしつつも、スパッと研修に出かけられた皆さん、地域の女性リーダーでもありますし・・

10年経っても変わらぬパワー、それぞれの経験から出ている独自の視点に触れて、くよくよ、ダラダラ過ごしちゃいかんなと気を引き締めた一日でした。


三井倶楽部のホームページ

お部屋から撮った門司港レトロ地区とお料理の写真&最後は証拠写真みたいなもので・・

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財政、総務局を配し、トップ会議~福岡市役所

2012-08-25 11:38:56 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
本日、8月25日西日本新聞朝刊一面に福岡市、「財政、総務局の廃止検討」という記事が掲載されていました。

「福岡市は、予算や組織の編成、人事の決め方を抜本的に見直す。これらの業務は現在、管理部門の財政局と総務企画局が担当しているが両局は廃止も含めて検討。代わりに市長や全局区長などでつくる「幹部職員トップ会議」(仮称)を新設し、予算額や職員数の上限など大枠を決める。局と区は、その枠内で独自に人事や事業を実施する。2016年度までに段階的に導入する方針。」

なるほど・・です。

トップダウンで物事が決まった方がいいし、財政局や総務企画局は財務、人事のプロ・専門家集団でそこがうまく機能しているとすれば、大局的に組織を見渡すところとしてなくてはならないけれど、いまや権限を持ちすぎて阻害要因にしかなっていないかも(福岡市に限らずですが・・)、なんて考えていたので、何かよさげと”以前なら”思ったでしょうが・・

果たして”長”とつく人たちは、組織全体を見渡して判断ができるバランス感覚と覚悟のある人か?

とか

区長が現場を知っているということになっているが、区組織の内部でどれだけ情報が上がっているか?
区役所にいるからと言って現場を知らないのではないか?

あまり現場に近いところにいると現場の利益ばかりに目がいかないか?

なんていろいろ考えてしまうのです。

組織がうまくいくって

目新しい組織、革新的な組織を作ることではなくて、作った組織をいかに機能させるかが大事だってことを最近つくづく感じるようになって・・

だから作った組織を機能的に運用するために、作る段階でどういう配慮・準備をしているか、作った後でうまくいかなかった場合に修正できる仕組みを考えているか、なんてところをチェックしたいなと思うのです。

我々庶民も「美辞麗句」に惑わされなくなってきてます。。

華々しくぶち上げるより、実効あるものを・・です。

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気分転換

2012-08-23 18:40:16 | 日記(日々の出来事)
今日、明日と夏休みをいただき、第1日目はマッタリしました。
 
いつも休みの日は、あれをしなくちゃ、これをしなくちゃと焦って結局何もしてないなあ~なんですが、今日は「しなくちゃいけないことたくさんあるな」と思いつつ、それはすっぱり忘れて、時間を気にせず過ごしました。
 
 
美容院に行って、ガソリンを入れて、夕飯の買い物をして、郵便局に寄って・・
 
美容院ではちょっと対象年齢違いのファッション誌を眺めて、美しき女性たちにため息をつき、
ガソリンスタンドではリッター10円お得になりますよ・・なんて話を、いつもは「急いでいるんでごめんなさい!」とお断りするところをしっかり聞いて、
お買い物は、わかっちゃいるけど、甘いものにチョイ無駄遣い、
そして郵便局では、待ち時間も気にせず。。。
 
 
自分はすごく贅沢な時間だったような気がするけれど、書いてみるとなんでもないことばかり。。
 
 
でもいつもの時間に会う人たちとは違う人たちに会って、いつも通る道もいつもとは勝手が違って・・
 
 
やっぱり仕事思考になってしまうけれど、こんな平凡ないつもとは違うことで、ずっと当たり前と思っていたことが、当たり前じゃないってことを気付かせてくれたり、思い出させてくれたり・・
 
朝から晩まで働いて、会社の論理で、仲間だけのルールで・・
 
経営者も社員も会社の中で時間を使えば使うほど、会社に貢献できるみたいに考えているけれど、たまには思い切って会社から離れて、近所をブラブラした方がよっぽど仕事のプラスになる・・そう感じました。
 
いま、メンタルヘルス対策に関心が高まっているけれど、どんなに周りが対策を立てても結局は本人の心の問題。
 
一日会社を離れて、会社だけがすべてじゃないとか、いろんな人がいて自分の会社も成り立っているんだとか、会社を離れても自分を受け入れてくれる場所があるんだとか・・ふっと気がつく・・
 
そんなおおげさじゃなくても、いつもとは違う時間に休んでみると、スッキリ気分になれる・・・
 
 
自分がいないと迷惑がかかる・・そうかな?いなくも結構うまくいってると思う・・


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「何をどう読むか? 仕事力が高まる「本の読み方」」THE21 2012年9月号特集

2012-08-20 22:30:41 | 本・雑誌、読書
だいたい同じことが書いてある、本を読める時間は限られているから、読み方を読むより読みたい本そのものを読んだ方がいい。
わかっちゃいるけれど、雑誌の「本」に関する特集を見るとつい手が出てしまいます。
ということで買ったTHE21の9月号、吉永賢一氏の「”読む目的”を明確にして効率的に本を選ぶ」を読んで・・なるほど!!でした。
何といっても”どんどん飛ばして読む”がいいですね。それから自分仕様に本を”つくる”っていうのも。
本は始めから終わりまで読むモノと思っていたのが、そうじゃないんだなあと理解させてもらったのが、少し前に読んだ佐藤優氏の「読書の技法」。吉永氏も同じようなことを書かれていました。
また、いつも本をきれいに読めないことが気になっていたのですが、吉永氏は「必要なページを切り取り、自分だけのテキストに加工してもかまいません。」なんて書いてあります。「期待するリターンを得るためなら、本を大胆に編集・加工するのは善用だと私は考えています。」
そのほか「新しいことを学ぶときは、同じテーマや領域の本を、少なくとも五~六冊、できれば十冊程度まとめ買いをする」・・少なくともの5、6冊もできそうにありませんが、複数冊読むべきだろうなって納得できます。
それから思考力を高める読み方とか・・
2ページにまとめられた記事ですが、なかなか読みごたえありました。
あとのページはまだパラパラめくっただけですが、記事毎に視点が違っているようで、ゆっくり楽しく読ませていただきます。



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「天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論」山口周著

2012-08-18 12:16:51 | 本・雑誌、読書
以外なところで、自分の腑に落ちる本に巡り合うものなんだなあと思います。

「転職」をテーマにした本で、自分自身は、転職したいと思ったこともなく、いまや転職とは縁のない年齢になってしまったけれど、読んでみようかなと軽い気持ちで手にした本でした。

本のオビには、「本書は、こんな方々の役にたちます」とあって
・これから転職しようとしている方
・すでに転職して「失敗した」と思っている方
・自分のキャリア設計について考えたい方
・コンサルティングや広告業界でのキャリアに興味のある方
・これから就職活動をする学生の方

に書かれた本と明示されていますが、きっとこんな人たちよりも自分のようにまったく転職を考えていない人が、働くって何だろうと考えた時に読んでみると、いろいろ考えることがある本じゃないかと感じました。
自分はこの本を読みながら・・最近同じようなことをよく見たり聞いたりしますが、”いまの自分の状況(それが満足できる状況でもそうでなくても)で、精一杯やれることをやることを通じてしか、その先は見えないのかもしれない”と考えました。

それから・・
説明のためのキーワードや参考書籍、エピソードから自分なりの関心で調べてみたいことが出てきて、いろんなことに関心を持ってしまう人には拡がりのある本だとも思います。

経験談も書かれていますが、さらっと書いてあってまったく嫌味がありませんでした。

結構淡々としていて、著者の熱いパッションみたいなものを感じる本ではありませんが、読んで良かったと思う本でした。



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上海に行ってきました

2012-08-13 23:24:14 | 日記(日々の出来事)
お盆前の土日を利用して、上海に行ってきました。最近はすごく格安のツアーがあって、国内旅行と同じ感覚で海外にも行けるんですね。
あまり旅行慣れしていないなりに、楽しんできました。

ほとんど初めて(台湾に行ったことがあるから)の中国で、常日頃からすごいパワーを感じるよっと聞いたいたので、圧倒されるかなと思っていましたが、それほどでもなくて・・

高層ビルと人の多さ、特に若い人の多さにはさすがと感じたものの、だから日本が置いてけぼりをくらうという脅威みたいなものは感じませんでした。

街を見て感じるのは、人口が多くて、まだ欲しいものがたくさんあって、物がたくさん売れそうな感じ。
お金があるから大きな建物がどんどん建っていくんだなあとか。・・・確かにパワーある!

日本の街を歩くとかつて公共事業が盛んだった頃の街には不釣り合いな施設があって、建物を見つつ過去の経緯やこれからの運営を想像したり、高齢の方の姿をたくさん見かけて高齢化の今後を考えたり、考えることが好きな自分にとっては街中課題満載で至る所に考えるネタが転がっていて、なかなか渋い。

上海が無条件に楽しめる街だとすると福岡や北九州は社会の問題について思索する街
・・な~んて思いました。

見どころたくさんの街で、それから一つ一つの場所にゆっくり時間が欲しくて、今回はちょっとのぞいただけって感じでした!


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「読書の技法」佐藤優著

2012-08-10 06:47:15 | 本・雑誌、読書





久々のブログ更新です。仕事が充実していたり、語学の勉強がおもしろかったり、そして読書に力が入ったりすると・・ブログ?はっ、今日も書いていない。時間管理が・・ハッキリ言って『できていない』んですね。

さて、時間と言えば、人生あと何年生きるか? 死ぬまで何冊本が読めるかなあ~なんて考えるようになりました。 ・・若い人だって人生で読める本なんて限られてますんですよ。

そんなことを考えていると「月平均300冊、多い月は500冊」なんて本のオビに惹かれないはずがない。
ということで、佐藤優氏の「読書の技法」を読んでみました。

まず一番の収穫は、「本を読む」ということは本を一行ずつ丁寧に読むことじゃないんだなってことがわかったこと。

読書の方法に関する本はたくさん読んでいるので、このことは他の本でも読んでいたんですが、わかっていてもできなかった。・・なんか大事なものを捨てているような気がするなと受け入れられなかったんですが、佐藤氏のこの本で、「本を読んだ」っていうのが、全部の文字を追ったということだけじゃないんだなあっとすっきりしました。
そもそも何冊読んだかなんてあんまり意味がないんだなあとも。

書き忘れておりますが、この本は純粋に楽しむための読書ではなくて、仕事に役立つ読書の方法について書かれた本です。
必要な情報や知識をいかに取るか、身につけるか・・佐藤氏のようにはできない、つまりこの本に書かれていることは自分にはできないよねっと思いつつ読みながらも、参考になるところがいっぱいありました。

仕事に役に立つ読書では、多読、熟読、速読を使い分けるとか、とても参考になりますし、佐藤氏が読書ノートを作っているというのは意外でした。

佐藤氏は、もともと睡眠時間が短くても大丈夫だそうですが、著作や講演で収入を得ていて、日々の多くの時間を読書に割ける生活。自分もこんな生活が送りたかったなあ~などとも考えつつ。。

表紙の佐藤氏がちょっと怖いけれど、大切な本コーナー行きです。






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「世界一退屈な授業」適菜収 編著

2012-08-04 09:14:02 | 本・雑誌、読書
新渡戸稲造、内村鑑三、福沢諭吉、柳田国男、西田幾多郎、5人の講義・講演や著作の中から、若者に向けたメッセージを著者が設けたテーマに分けて拾い出したもの。
”退屈な授業”という書名だけれど、退屈ではありません。

それぞれに深くうなずき、時代が違っていながら、いまに通じることを考えておられたんだなあなんて思ったりもします。
いまを考える上で、この5人の考え方を参考にできるんだななんてことも。。

でもあくまでも著者が選んだものにすぎないので、ちょっと物足りなさも感じます。

この5人の代表作を読んだ方がいいのかな~と。。著者も最後に「この本をきっかけとして」という言い方をされています。
でもそれがなかなかできないんですよね。

なかなかできませんが、ちょっとトライしてみようかなと思っています。

この5人に限らず、過去の異才の骨のある考え方に触れて、いま身の回りにある問題を根本に立ち返って考えてみる必要があることを思い出させてくれました。


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