本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「64-ロクヨン-後編」

2016-06-25 11:05:05 | 日記(日々の出来事)
気がつけば、6月も後半に入っています。

このブログももっと頻繁に書こうと思っていますが、毎日、「ほかにすることが・・・」という状態です。

時間が経つのが早い! 

何でこんなに時間がかかるのだろうと思うことが多く、私ってとろい、私を周囲の人が見るとスローモーで動いているんじゃないかと思ってしまいます。

さて、先週金曜日、6月17日に「64-ロクヨン-後編」を見ました。

前編が面白かったので、早く見たかったのですが、時間が取れませんでした。
それで、金曜日の夕方に仕事を終えて急いで行きました。

しかし・・・券売機でチケット購入する際に座席を選び間違えて、すごくスクリーン近くの席を指定してしまって・・・

スクリーンの全体が良く見えないし、のけぞらないといけないし、周りに誰もいなくて、後ろからは前にポツンと座っている自分が見えて、なんであの人あんな席にと思われてそうで・・・

席が空いていたので、指定外の席に座ればよかったのですが、その決心もつかず、最後までちょっときつい思いをして見ました。映画に集中できなかった。

もちろん面白かったけれど、席の選択のせいで、面白さ半減でした。

ということで、マイ映画ブームも一旦落ち着いた感じです。
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「マネーモンスター」

2016-06-12 10:41:25 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
昨日、映画「マネーモンスター」を見てきました。
「64」の後編の方を見たかったのですが、夫と一緒だったので洋画にしました。

テレビコマーシャルで予告編が流れているとおり、生放送のスタジオが一人の青年に乗っ取られるというストーリー、どうなるんだろうとハラハラしながら見ました。

単純に楽しむという意味では、楽しめました!!という感想ですが、

じゃ、監督であるジョディ・フォスター氏は何を描こうとしたんだろうと考えると

複雑な金融取引の問題点、世界中を飛び回る経営者やロシアや韓国でプログラムを作るプログラマー=企業のグローバル化、株で財産をなくした青年の人生、事件解決を急ぐ警察の対応等々、いろんなことが描かれていて、一番伝えたかったのが何なのかよくわかりませんでした。

おそらく全部を伝えたかったのかな・・・一つのことを掘り下げないとよく理解できない私には、どれも中途半端のような気がして、ちょっと物足りなさを感じました。

でも、ジョージ・クルーニー氏とジュリア・ロバーツ氏が出演していて、二人が登場するシーンはすごく惹きつけられました。

特にジュリア・ロバーツさん、素敵でした。

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「64-ロクヨン-前編」

2016-06-04 23:55:00 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
6月3日金曜日、夫は仕事で遅い、娘は飲み会、なので仕事が終わって映画を見に行きました。
見たい映画があったわけではなかったので、まずは上映中のものから、候補探し。

仕事が終わった後に見られる時間帯で見てもいいと思う「エンド・オブ・キングダム」、「ボーダーライン」、「64-ロクヨン-前編」を候補に選択。

できれば洋画を見たいと思っていましたし、「64」は前編なので、中途半端に終わってしまうのではないかととても迷って、でも「64」を見ました。

結果、終わって現実に戻るまでしばらく時間が必要なくらい、映画に入ってしまいました。

昭和64年に起こった誘拐事件に関わった警察と被害者とその家族など周りの人、それぞれの人物がしっかり描かれていました。

ハリウッド映画でこんなふうに丁寧に人を描いている映画を見た記憶がなくて、心の動きが感じられる映画・ドラマは日本映画でしか描けないんかなと感じました。

自分が日本人だから、単に日本人の方が理解しやすいせいかもしれませんが。

この映画の原作者の横山秀夫氏は、元上毛新聞の記者をされていて、自分が読んだのは「クライマーズ・ハイ」や「半落ち」など少ないですが、テレビで放送されるドラマも地方の刑事事件に関わる警察や報道記者を描いたものが多いようで、一貫して自分の経験に基づいた作品を書かれているのかなと思います。

自分の経験を小説に広げていく。

新聞記者は取材を通して多くの方に触れる職業で特別なのかもしれませんが、横山氏の映画やドラマを見たり、小説を読んだりすると誰でも小説にできるような人生を持っているんじゃないか、文才の違いがあって、できは雲泥の差でしょうが、自分の過去を小説のように書いてみるのも面白いのではないか、なんて思います。

誰にでも小説が書けるという意味ではなくて、年を取ってぼんやり平凡な人生だった人(=自分)でも、書くために振り返ってみると小説にできるくらいのものを持っている。波瀾万丈とは言えないけれど、自分の人生も捨てたもんじゃなかったと思うことができるんじゃないか・・・

横山氏は、自分が経験したことに誇りを持って、それを小説にされている、そんなふうに感じます。

映画好き、ミステリーに詳しい方には、“なんだこれは”かもしれませんが・・・以上、「64」鑑賞後、感想でした。
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