本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「新版・敬天愛人 ゼロからの挑戦」稲盛和夫著

2012-11-29 23:30:23 | 本・雑誌、読書




今月はあまり本を読んでいません。本を読まないと何かが足りないような、なんかし忘れた感覚があります。

さて、JALの再建に取り組まれた京セラの稲盛氏の本を読みました。
まさに経営者、それもお客様、従業員をまず第一に考える日本の経営者。
稲盛氏の本は何冊か読みましたが、まったくブレがありませんね。
信念を持って経営に当たっておられるんだろうと思います。

あまりに完璧で、読んでいる時は感動しているんですが、読み終わって・・自分には何も残らなかったような・・・
ただ、会社はそこで働く者の気持ち次第で、発展するし、傾きもする。
日本も同じ。いま、日本が傾きかけているのは、一人ひとりがやろう!って気持ちを持てないからかなあ・・なんて考えました。









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人脈って、ネットワークって?

2012-11-24 10:04:04 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
ビジネスパーソンに向けて、人脈のつくり方を説く本とか、ネットワークを築きましょうみたいな雑誌の記事があったりします。
自分も困った時にこの人に聞いたら答えにたどり着きそうだなっと思った方に連絡して、期待通りのアドバイスをいただいて、「知り合いじゃなかったら聞けなかった~」なんて思ったりするけれど・・
だからと言って人脈、ネットワークにこだわるのが、ピンと来ていなくて、世間一般に人脈が広いほどいいみたいな評価がどうもできないところです。

著名な方々に”ネットワークが広く”って言う時に気がつくんですが、ネットワークが広がるって、本人がネットワークを意識して築くってことではなくて、その方が何かをもっているから人が集まるんだなってこと。
だからネットワークを広げる努力をするんではなくて、自分がつながりたいと思う人になることが大事なんですね。
この人の話を聞いてみたいとか、たまに会いたいと思う人になること。
自分が相手に何も提供できないのにお知り合いになりました・・というのは情けないことかも。

もちろんこれは”ビジネス的に”ネットワークを広げましょう、の話だから。ビジネス以外では、自分からは何もあげられるものはなくてもあの方と知り合いになりたいっていうのは”あり”だと思います。

じゃネットワークができてそれが何か?とみた時に、たまにネットの書き込みに「誰それと知り合いだったのでこんなことしてもらいました、よかったです」みたいなものを見ますが、なんか相手の方を物みたいに利用しているみたいで、知り合いじゃないあなたたちと違って私は得したのよ!みたいな感じがして、いやだなあと思います。(ひがみかなあ~)

自分がとても困った時でも、知り合いに、自分のために何かをしてとはとても言えない。
自分の中では、何か困ったことがあった時のためにネットワークを広げる努力をするっていうのはないだろうなって思います。

でも、だれか困った人がいた時に、あの方に頼んだら何かこの方のためになることがあるんじゃないか?
と思うことがあって、その時は相手の迷惑も省みずお願いしたりして・・
そんな時には私の話を受け止めてくれる方がいることにとても感謝します。

じゃ逆に自分に何かお願い事が来た時は、私のことを思い出してくれて連絡を取ってくれているし、自分が何かできるんじゃないかと思ってくれているんだろうとなるべく役に立ちたいと思います。それはその方自身のことでもお知り合いのことでも構わないかな・・

自分で整理できたことは、
ネットワークって自分で創ろうと思って作れるものじゃないこと、つまり自分に魅力がないといけないってこと。
ネットワークって自分のために利用するものじゃないってこと。

超お金持ちの間ではその方々だけのネットワークがある・・なんて話もあるけれど、別世界の話だし、似た者どおしで集まっても面白くないだろうなんて、これまたひがみ込で思ったりします。

まあそうこう言っても、著名な方に対する、顔が広いとか、幅広いネットワークをお持ちとかいう評価は、その方が何かを持っているってことと、ネットワークを維持するためにはその方が相手を大切にするってことも大事だから、とっても価値ある評価だと思います。

ネットワーク、人脈と言われるとなんか焦ってしまいますが、
自分の中にある、いままでお会いしてきた方々とのご縁を大切にしたいと思う気持ち、それを大切にしておけばいいのかな。



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仕事=日々精進しないと・・

2012-11-19 01:14:28 | 日記(日々の出来事)
職場のトラブルの相談を受ける仕事をしています。
相談される方の問題を聞いて、解決方法をアドバイスします。
職場で起こる問題の相談ですから、法律や制度を活用してご本人に相手と交渉いただきます。

まずは、相談者から話を聞き出す。
その問題点を見つける。
法律や制度に照らし、どういう主張ができるか考え、助言する。
さらに相手とどう交渉するか、どういう言い方をするのかもお伝えします。
例えば、もう職場を辞めようと思っている場合は大胆に問題点をズバッと指摘できますが、まだ働き続けたいと思っていたら、社長あるいは責任者と真っ向から対決したら、後が働き辛くなりますから、ここは慎重にやらないといけないですよなんて話はよくいたします。

話を聞いてご助言をするだけの仕事ですが、それでもいろいろ気をつけることはあるし、覚えておかないといけないこともたくさんあります。
また、同じような相談でも少し条件が違うと全く違う助言をしなければならないこともあります。
相談が終わってから、これでよかったのかなと思うことも時々あります。

日々迷いがあって、日々勉強です。

そんな相談業務を真剣に取り組んでいない方が職場の中にいて、ちょっと注意いたしました。
でも・・・話が通じないんですね~。どこが悪いのか理解してもらえませんでした。

思うに深く考えて相談を受けていない。
相談者の立場に立って相談者の置かれている状況を少しでも想像しながら相談を受けていなかったんじゃないか?

相談業務に例に出しましたが、どんな仕事でも日々悩みながら取り組んでいると直さなければならないことがいっぱい見つかると思います。
それを毎日過ごしずつでも改善していくと長い間にそれが自分の財産になります。

しかし、そんなこと意識しなくても時間が経って一日が終わります。
その瞬間、瞬間を考えれば、真剣に悩んで仕事をするより、まあ適当に流して仕事をした方が楽!

そんな方結構多いように感じます。

でも、積み重ねがなければ進歩しない。特に最近は上からの命令を聞いて実行すればいいという仕事が少なくなって、自分なりに工夫して目的を達せなければなりません。
そして、経験年数が長ければ期待は大きいというより、できて当たり前。

楽をしていてふと気がつくと何もできない自分がいる。
そんなことにならないように、日々真面目に、長期的視点を持って仕事に取り組まないといけないなと・・当たり前の話かな・・考えました。




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職場のジェネレーションギャップ

2012-11-14 00:12:22 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
昨日、今日と「働く人のなんでも労働相談」という労働相談会で相談を受けました。

最近は単純に給料未払いだとか、解雇だとかいうんではなくて、併せて職場の人間関係、パワーハラスメントが絡んでいる事例が多くなっています。

そうするとそういう事例は、労働基準法違反で労働基準監督署に申告した方がいい部分と民事的な解決をしなければならない
部分が出てきて、事案ごとにどういうストーリーで話を進めるか非常に悩みます。

・・その具体的な話はもっと元気な時に書くことにして・・

パワハラかな? はてな??と思っていることについて、少し・・

タイトルのとおりジェネレーションギャップ。パワハラは受けた本人がパワハラだと感じたら、”パワハラ”(ただし慰謝料などが請求できるかどうかはまた別問題ですが・・)
パワハラという言葉があちこちで取り上げられ、一般に定着してきましたので、「パワハラを受けました。」と最初から”パワハラ”という言葉を使って相談をされる方が多くなりました。
それで最初の「本人がパワハラと感じたら・・」と話を始めるのですが、たまにやり取りを録音されている方がいて、それを聞かせてもらった時に、

あれ?これパワハラかな?って思うものも結構。きつい言い方していますよねって言われてもそうかなあ??って思う場合があって・・

それでそんな事案で気付いたのは、パワハラ発言をしている人とそれを聞いている人の年の差。

60代、70代の社長さんの話を20代や30代が聞いた時に、少々強めの叱責をものすごくキツく感じている。

60代、70代と20代、30代、使う言葉も違うし、話し方も違う。
叱られる20代、30代はわけのわからない話を矢継ぎ早に話されるとストレスを感じる・・極端な場合は”パワハラ”だと考えてしまう。

社長さんにそんな気はなくても、それパワハラでは?って言われる可能性もある。

60代、70代と20代、30代・・自分とは育って来た環境がちがうので、言っていることが分からない。
同じ日本語をしゃべっているけれど、伝わっていないんじゃないかと・・

わけのわからないことをドンドン言われる・・パワハラじゃないか?って思うことも・・

自分と若い人、違いがあることをしっかり意識して、相手がどう受け取るかを感じて発言しないと「パワハラを受けた!」と言われることもないとは限らない。

難しい世の中になったと思われるかもしれませんが、自分にその気がなくても、問題が発生してしまったとならないように・・注意が必要かも・・













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「さらば日本 技術流出誘うサムスンの磁力」日経新聞2012.11.12(夕刊)

2012-11-12 23:39:47 | 本・雑誌、読書
今日は朝刊が休刊で、その分夕刊にしっかり目を通しました。

それで見つけた日経新聞2面「さらば日本 技術流出誘うサムソンの磁力」、元記事は日経電子版です。

日本の電機産業が韓国に後れをとっているのは、日本のメーカーの退職した技術者を韓国企業が採用しているからという話を聞いていましたが、
中小企業の技術も流出しているんだなと電機産業に全く縁のない自分でも危機感・・を通り越して絶望感のようなものを感じます。
いくら”日本のために”と言ってみても会社がなくなるかもしれない時には、やはり会社が大事。
企業を責められる話じゃないです。

やはりここでも国って何だろう、国のためってどういうことだろうと”国”について考えさせられます。

それにしてもサムスン

記事を私なりに読んでみると

○中小企業の技術も見つけて、企業規模に関係なくその技術を評価してくれる。
○学会内で手間暇かけて仲間づくりを行い投票権を獲得し、自国主導の標準化にこぎつける。
○決定権を持つ役員クラスが直接日本にやって来て、その場で決断して帰る。
○社内で競争の仕組みをつくり、それが成果追求につながる。

なんてことをやっていて、いまの日本企業には勝てそうもないなあって思います。

生き残りをかけ自社の努力だけでなんとかするのか・・負け癖がついてしまっているようないまの状況じゃ、何らかの外圧がないと日本の会社は変われないと思います。

どんな外圧が考えられるか?・・・・・??? いまのところ、思い当りません。

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人と会ってじわっと幸せになる

2012-11-11 21:57:19 | 日記(日々の出来事)

かつて一緒に勉強をした皆さんと久々に夕食をしました。
社会人大学院で学んだメンバーですので、年代、仕事様々です。

皆さんと会うと毎回ちょっと言い過ぎちゃった発言をしてしまうんで、今回は遠慮しようかなっと思ったんですが、参加してよかったです。(今回はうざい発言しなかった・・だろう・・自分じゃわかりませんから・・)

大学院を修了してもう5年経っていますので、それぞれ環境が変わっていて、それぞれの近況話ももちろん面白かったのですが、それを聞いている自分が5年前とはずいぶん変わったことに気がついてそれも面白かったです。

自分が大学院で学んだのが40代半ば。20代、30代の方が多い中、気力、体力もちろん知力ともに不足して、要領だけで乗り切った感があり、そこで身に付けた知識は他の学生に比べ断然少なかったかなと思います。

でも仕事をしながら通学し、自分なりに頑張ったと思っていたので、修了したすぐは、努力に見合うだけの評価をしてもらいたいってすごく焦っていました。
そもそも大学院に行こうと思ったこと自体、働き始めてからずっと人以上に努力しているのに認めてもらえていない、だから何か資格のようなもの、客観的に自分を評価できるものが欲しかったからでもあります。もちろんそこで身につくものが仕事に役に立つこともありますが・・

それで何かが変わったかというと何も変わらなくて・・

でも結局は自分が組織の中で働くってことがわかっていなかった、自分のことが見えてなかったんだなあって・・

何かわけのわからないまますごく焦っていて、上司に対しておかしいことはおかしいって言うし、周りの人が間違ったり、手を抜いたりすることが許せなかった。
みんなでうまく働けてこそ、一人ひとりの力が大きく活かされるのに、自分にはその気がなかった。

組織に必要とされる人になりたかったのに、どちらかというと組織から排除したい人になっていて、それを気がついていなかった。

いま思うと恥ずかしいですが、それなりに苦しんだ経験も良かったかなあと思っています。

まあいろいろありましたが、そこは省略して、いまは自分に与えられたことを精一杯こなしたいなと思いますし、やってみたいことがあったら年齢を気にせずやってみようと思っています。

仕事については極めようと思えばやるべきことはいっぱいあって、精一杯やるっていうことが実はとても難しいだとわかりましたし、新しいことが気になってもついつい残り時間を考えたりしてしまいますが、そこはあまり無理をしないでやろうと思っています。

最近やっとそんな気持ちになれて、だから皆さんと会っていろんな話を聞いても、もう焦りもないし、羨ましいとも思わない。

自分がもうブレないような気がして、ちょっと嬉しかったです。

それにしても皆さん前向きで、とってもがんばっていて、すっかり緩んだ気を引き締める機会にもなりました。

常日頃接している方々と違うメンバーに会うことで、気がつかないうちに収まってしまっている小さな箱から別の世界に出るような感覚を味わえますね。

それはともかくとしてみんな素敵な人たちで、これからもたまに会いたいなって思います。






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携帯電話キャリア・・う~ん。。

2012-11-08 05:38:17 | 日記(日々の出来事)
ストレスもあったのでしょうか、世の熱気に惑わされてiPhone5に機種変更をしました。

4Sからの変更です。使う方の頭の回転がいまいちなので、多少通信速度が速くなってもなあ・・なんてきれいなiPhoneを見ながら考えています。
自宅周辺では、LTEの表示もあんまり見ないし・・

それにしても毎回、携帯電話を変えるたびに販売店やキャリアに対して、なんだかなあ~と不満を感じてしまいます。
今回はさすがに賢くなって、販売店は2か所に出かけて、あらかじめ調べたホームページの情報と説明を比べて、説明につっ込みを入れたり、補足をして確認したりして、いまのところ大きな不満は出ていませんが・・あくまでも“大きな”

昨日は、契約の際に最初からついているオプションの解約に販売店まで出かけてきました。
ネットで解約する際は一度そのサービスを登録して解除が必要で、その際にかなりたくさんの個人情報をそのサービスに渡すことが規約に書いてあって、こりゃまずいと大事な時間を使ってわざわざお店に出かけました。

これって、最初からいらないと言っていたのに、契約の時はつけといてくださいという話で、それってどうなのよ・・
たいがいの人はめんどくさいからとか、そもそも解約の方法がわかんない、このサービスが何なのかわかんないでお金を払ってしまうんじゃないか・・とちょっとなあっと思ってしまいます。

携帯電話はもはや生活のインフラ。黙っていてもみんな使うわけですから、もうちょっときれいな商売して欲しいなって思っちゃいます。


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もう11月

2012-11-04 23:11:53 | 日記(日々の出来事)


ブログが滞っているうちに11月になり、それももう4日。時間が飛ぶように過ぎていきます。

年賀状が発売になって、日本でもキンドルが投入されて、Apple社のiPad miniが発売されて、Windows8も発売されて・・
もうボーナス、年末気分です。

年末が近づいたせいなのか、労働相談も増えてきて、相談に引きずられてしばらく暗い気持ちになる日が続きそうです。

寒くなって家族が風邪気味です。私は元気ですが・・しかし冬眠前のクマのように脂肪を蓄えていて、これも問題ありです。。

いろいろ気になることがいっぱいで、溜めていたら、健康に良くないので、ブログに書いてみました。

そのほか、本が読めていない・・外国語の勉強ができていない・・家族と会話していない・・

心に思っていることを文字にするとスッキリします。。。






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