本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

6月も終わり

2019-06-30 10:53:57 | 日記(日々の出来事)
今日は6月最後の日、前回ブログを書いてから随分経ってしまいました。

福岡市、どんより曇っています。



福岡県は水不足ですので、雨が降って欲しいのですが、最近はまとまった雨が降って災害になることも多く、雨を願うのも躊躇します。

6月は甥の結婚式に出席したり、久々に休みを取って実家の母の受診に付き合ったりといろいろありました。

昨日は施設にいる父親が、車椅子移乗の際に転倒してちょっと心配です。
面会した妹によると見た目は大したことがないとのことでしたが、頭を打ったとのことで、月曜日にCTを撮ってもらうことにしています。

昨日が土曜日だったので、病院の対応ができなかったらしいですが、施設のスタッフさんのミスで起こった転倒で、発生後の説明やその後の対応がどうなのよって状態で、昨日の午後は佐賀にいる妹とずっとやり取りをしていました。

妹だけで対応していて、ちょっと軽く見られているように感じたので、こちらからも施設の方に電話で苦情を入れました。

父を預かって頂いていて、日ごろの対応に感謝していますが、それでもきちんと料金を払ってサービスを受けているのですから、施設側もしなければならないことはきちんとしていただきたいと思います。

高齢で判断力が少し緩くなっている母は、いつもちゃんとしてもらっている、父は大丈夫そうだったと解決したふうでしたが、日ごろの感謝は感謝、ミスはミスで分けて考えて欲しいです。

クレーマーになってしまってはいけませんが、サービスを提供する側とお客様の対等の関係というのも忘れないし、施設側も忘れて欲しくないと思っています。


明日から7月。福岡は梅雨に入ったばかりですが、夏本番って気分です。
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肉親

2019-06-02 20:59:10 | 介護、実家、親のこと
6月1日土曜日、実家に行ってきました。



高齢の両親の様子を見るため、妹と一週おきに実家に帰っています。

実家にいる母と認知症が進んで施設にいる父に会って、身の回りのことをして帰ってきます。

父が施設で一人なので、加齢で足が弱った母に一緒に施設に入るように勧めているのですが、田舎の昔ながらの人で、自宅で過ごすことにこだわっています。

自分でできるうちは自宅に居たいっていうのは、自分も年と取った時に同じ選択をするかなとも思います。


でもね、夫婦だから一緒に過ごしてもらいたいなあって気持ちがあって・・・

認知症が進んで反応の少なくなった父が母がいるときは明らかにうれしそうな様子で、自宅にいるかのような落ち着いた様子をしています。


残された時間を一緒に過ごしてもらえないかなと思って、母にもう少し父のところを訪ねてって頼みました。

我が母、足が痛いことがあるからでしょうが、そんなに遠くない父の施設を訪ねない。

週一回デイケアがあって、その際に父と会うからそれでいいそうで・・・


私からするとそれはおかしいんじゃない?って思えて。


我が家はずっと父親中心に動いていて、母も働いていたんで、自分たちの学校行事とか、ほとんど来てもらえなかった。

今と違って母親はほとんど働いていない時代。ましてや田舎。

友だちの母親が他の友だちのことをよく知っていて、それに対し、我が家の食卓では両親で仕事の話(同じ仕事をしていたんで)。

すごく寂しかったけど、それはそれでしょうがないかなと思ってきた。


そして我々姉妹が成人してからは、母は早期退職をして、転勤が多い父について回っていた。

父親の退職後は、実家に戻って絵にかいたような悠々自適。ご近所づきあいをして過ごしてきた。

もともと母親と仲が良くなかった私は、そんな両親を遠くで見てきた。関わりたくなかった。

ずっと二人で過ごすなら、それはそれでいいやと。


それが、父が認知症になって、結婚して家を出た我々姉妹が実家によく帰るようになって・・・


自宅に居た父が病院に移って、それから施設に入って・・・だんだん症状が重くなって…


実家に帰ると母は自分のことばかり。母の方から父の話が出ることがなくなった。


それで、父のところにもう少し行ってあげてってお願いしてみたところ・・・

自分は家でご先祖様を守っていて、いろいろすることがあるんだ。家にいるから暇だと思っているだろうけど、忙しいんだと激しく拒まれてしまった。

どうして父にところに行くことが嫌なのかよくわからない。

気持ちがわからなくて、なんて冷たい人なんだと思ってます。


親が高齢になって、仕事を辞めて介護に専念する方がいます。
収入の道が絶たれて、どうするんだろうと思うけれど、親が大事。

自分はそうは思えなかった。

また、自分が高齢になった時、子どもたちに迷惑をかけない保障はない。今は周りに迷惑をかけないよう準備しようと思っているけれど、高齢になってそういうことも考えられなくなって、結局迷惑をかけるかもしれない。


だから、自分のことは置いといて母親を責めるのは間違いだろうと思います。だけどやはり、なんて人なんだろうと思ってしまう。


親をそういう風に思っている自分に対してもなんて奴なんだろうって思います。

育ててくれた恩を感じられない自分ってどうなんだろうって思います。

それでも父をほっておく母への怒りはどうしようもありません。


妹曰く、母親は認知症ではないだろうか…

そういえば、父の初期症状に似てなくもない。病院に行って欲しいけれど、そんなこと言おうもんなら、全力で拒否されそうです。

今の母の行動、病気のせいかもしれないと思えば、自分の気持ちが楽になります。

病気じゃなくてもかなり高齢の親ですから、感情を抑えて、いたわらないといけないと思うようにします。

肉親だから自ずと愛情が・・・というふうにはいかないのは、寂しく、悲しいです。
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