本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「結果を出すリーダーの条件」吉越浩一郎著

2012-10-28 20:56:17 | 本・雑誌、読書
トリンプ・インターナショナル・ジャパン(株)の社長だった方で、60歳ですっぱり仕事をお辞めになって、残業なんて必要ないと言っておられる方で・・
社長として成果を出されたスマートな方、素敵過ぎる生き方をされていて庶民にはちょっと近寄り難さを感じる方・・なんて思っているんですが、この本、その庶民でもしっかり考えさせられる本でした。

リーダーシップではなく、リーダーについて書かれた本ですから、ここで言われているリーダーは経営のトップ、あるいは同等の方を対象に書かれています。
報・連・相は止めて部下に任せよとか、会議を開いて合議で決めるのではなくリーダーあるいは責任者がこれで行くと決めるべきとか、そしてメンバーに好かれようと思うなとか、リーダーとして責任を負って、そうしてきたから言えるのだろうと思います。

リーダーでなくても自分は自分に任された役割の責任をちゃんと果たしていただろうか?と我が身を振り返ります。

いろいろ書いてあって書ききれませんが、自分には無縁な本だなと思いつつ読み始めて、すぐに夢中になりました。

ほかで常識のように言われていることを真っ向から否定しているところも多く、時に読むのを止めて自分なりに考えながら、読み終えました。


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「MSもそっぽ 日の丸携帯の危機」日経ビジネス2012.10.29号

2012-10-27 08:53:00 | 本・雑誌、読書
マイクロソフトが日本でのWindows Phone 8搭載機の販売を認めなかったというこの記事にとってもショックを受けました。

マイクロソフトはOS提供に当たって1台ごとにライセンス料を取っていて、お金を取るからには十分にサポートをしなければならない。だから日本メーカーへの納入が費用対効果の面で折り合わないということらしいです。

どうにか販売を認めてもらう方法はなかったのか、説得できる気概がなかったのかなあと・・

キャリアと日本の端末メーカーとの関係があって、うまくいかないんですかね。。

結局日本の消費者はWindows Phone 8搭載機を使えなくて、企業次第で消費者にも影響が及んでくるんだなあ・・と。

ガラパゴス携帯と揶揄されて、ふ~んと様子を見ていたけれど、ほとんどの人になくてはならないものになっているモノの選択の幅が狭くなっていると感じると・・ちょっとそれでいいの?ってイライラしてきます。

記事タイトル下には、『米マイクロソフト(MS)が最新OSを搭載したスマートフォンの日本投入を見送った。海外大手に比べ販売量が2ケタ劣る国内メーカーは「存在意義」を否定された格好だ。進むに進めず、退くに退けない日本勢の凋落ぶりは最終段階を迎えている。』って書かれてました。


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「おもてなし経営」推進フォーラムinちゅうごく・・参加で広島へ

2012-10-24 01:57:26 | 日記(日々の出来事)
広島に行ってきました。

「おもてなし経営」推進フォーラムinちゅうごくに参加するためにお休みを取って出かけました。
福岡市で開催される同フォーラムが満席だったので、広島まで出かけました。

わざわざフォーラムのために福岡から広島に出かけるのかなあと直前まで迷いに迷いましたが、行ってよかった。

同じフォーラムでも講師が変わる部分があって、そこのお話がとてもよかった。

そして何より久々の広島、ほっかりしました。
早めについたのでSOGOの4階の喫茶店に入ってお茶。
地元の方にはどうってことない風景もよそ者はいいな~とほっかりします。
路面電車の中で何度も降り方のアナウンスをしていて、観光地なんだなあと思ってみたり。。
ちょっと関西に近いアクセントにあらっと感激したり・・
思い切って出かけただけの一日を過ごしました。

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「頼れない国でどう生きようか」加藤嘉一、古市憲寿著

2012-10-20 13:32:11 | 本・雑誌、読書
例えば夕方に起きだして、チョコを主食みたいな食事をして今どきの若者だと感じる古市氏と古市氏から暑苦しいと評される加藤氏の対談集です。
中国で活躍されている加藤さんから見た日本、若者論を書かれた古市氏から見た日本人。
二つの視点が交わることでどこかで見かけたような意見が立体的になって行って、読みながら自分も考えて自分なりの意見がまとまってきます。
まったく対極にいるような二人がそれぞれ自分の意見を述べて、それに相手が賛同するときはどんどん話が弾んで、時にさらに質問をして話を続けてもらって、それって聞く方は納得できてないんだなあって読む者に伝わってくる。妙に気を使って同調しようなんて雰囲気がなくて、読んでいて小気味いいです。

二人の考え方からいろんなヒントが生まれそうで、ここのところもう一回読もうというところが結構あります。

また、同じ年代でありながらまったく違って見える二人、一見すると話にならないんじゃないかと思えるあり得ない組み合わせの対談手法、このやり方って自分たちが何かを生み出す時に手法として参考になるんじゃないかなって思ったりもしました。

さらっと読めますが、はっとするところがあって結構中身の濃い本だと思います。

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支援者ではなくプレーヤーとして

2012-10-18 01:02:22 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
社会企業、ソーシャルビジネス流行りで、社会企業を支援するNPOとか、国の事業などが至るところ目につくなあと思っています。

組織が継続しないことには高い志の事業を実施できないから、組織の経営をしっかりしましょうとか、資金を援助しましょうとか「あり!」だとは思うのですが、自分的には何か胡散臭さを感じてしまいます。

それで『支援』という意味をあらためて考えた際に、支援ってそれなりにやり遂げた人が、自分はもう満足したから次はあなたたちやってみて!って始めるもんじゃないかなって・・
例えば会社をベンチャーから大企業に成長させて会社を後進に譲った後でベンチャーキャピタルを始めるとか、例えば元IBMの内永さんが、会社で思いっきり活躍した後に女性の参画を支援するとか・・高みを極めた人たちが自分たちの経験に基づき、支援をする。
そういう人たちは自分たちはやり切っているので、ギラギラしていない。・・何物にもなれてない人が、がんばっている人たちの支援をしてあわよくば自分たちにも恩恵を・・なんて思惑が見え隠れしたりして、それも嫌なんですよね。。

とにかく支援ができるのは成功した人たち・・だから未だ成功ができていない人たちは人を支援するより、自分たちがプレーヤーとして動くしかない。
成功って言葉に生涯無縁そうな人は生涯プレーヤー。人を助けてその人の頑張りを期待するより、自分でどんどん進んでいくべきだなって思います。

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ハローキティ~日経ビジネス2012.10.15号「世界に誇るニッポンの商品100」

2012-10-17 00:54:04 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
日経ビジネス2012.10.15号「世界に誇るニッポンの商品100」

特集自体は・・過去の栄光にすがっているみたいで、いやいやたった100個優れた商品を見つけてそれでどうなの?って思わないでもないですが。

No,40の「ハローキティ」はすごいって思います。

台湾のエバー航空・・飛行機の外も中もキティちゃん。”安全のしおり”(これは写真撮り忘れました・・)もキティちゃんで、人気のほどがうかがえます。

今だけ愛されているキャラクターって・・ライバルはスヌーピー、くまのプーさん・・結構あるな。。。

それでもキティちゃん、おばさんも最高!!って思う。

ちなみに日経ビジネスには、ロックバンド「KISS」とのコラボキティが・・これもかわいい。。たまりません。10月15日号52ページです!

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ラピュタファームでランチバイキング

2012-10-08 21:32:16 | 日記(日々の出来事)
福岡市、今日はいい天気でした。
せっかくですので、昼ご飯を食べに出かけました。
福岡市から1時間10分強、田川郡川崎町のラピュタファームで昼食バイキングを・・と出かけたのですが、早く着けば大丈夫などと思っていたら、11時15分頃着いたにも関わらず、案内は午後1時30分過ぎになりますと言われてびっくりでした。予約が必要ですね。
約2時間待ちのその間、道の駅「おおとう桜街道」に行きました。とっても広い道の駅・・

たくさんのお客さんがいて、それなりに賑わっていたのですが・・。

道の駅は、国、市町村が整備を行っています。すごく豪華な作りの建物が税金で作られて、収支はどうなのかなと気になって、素直に楽しめませんでした。
一つの町にできてうまく行ったら隣町も欲しくなる。ちょっと乱立気味なんじゃないかな?と思ったりもして・・

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それはさておき、ランチバイキング・・待ちに待って、がっつり食べました。お肉やお魚を使わず、野菜中心。それでもグラタンやドレッシング・スパイスを工夫したサラダ・煮物など、十分満足できる内容でした。例えばさつま芋のチャイグラタン、大豆と野菜のスパイス煮込み、パンやピザ、デザートも充実。 

詳しくはこちらで

ラピュタファーム

お料理てんこ盛りで・・

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広いお庭見ながらのんびり・・ゆったりした気分になりました。



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「君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか」田村耕太郎著

2012-10-04 22:31:40 | 本・雑誌、読書
若い方がこれから世界に出て行く際に、読んでおいて損のない一冊だと思います。
世界に出て行こうと思っていない人も読んでおいて損のない一冊です。

「しっかり"詰め込んで”から外に行け」とか、”英語を徹底的に身につけよ”という話は、よく聞く話ですが、よく聞く話だからこそ、この著者も同じことを言っているからやっぱりそうなのかなと思います。

いま既に世界で活躍している方々が実名で上がっていて、そこでは、この人すごいとか、勇気あるなあと感動して、この方々までは行かないまでも自分も・・と思う人出てくるだろうなと感じます。

失礼な言い方かもしれませんが、ちょっと程度の高いハウツー本・・・です。

タイトルの”こんなワクワク”感は伝わりませんでしたが、これから先、日本の中で一生を過ごすより、世界に出て行って多様な人・地域・価値観に触れる方が断然いいよねと思いますよ。

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